小説:銀河のワールドカップ

銀河のワールドカップ を読みました。NHKでやってるアニメ銀河へキックオフ! !の原作小説になります。アニメが面白かったので読んでみました。
アニメのほうでは翔君(小説では翼君)という少しサッカーが下手な男の子が主人公ですが、小説では花島コーチが主役っぽくなっています。始まりは、子供たちのサッカーに花島コーチが飛び入り参加する辺りからになります。風のダンデライオンの後くらいからですね。
風のダンデライオンは子供向けって感じでしたが、銀河のワールドカップは大人向けでもないけど、子供向けでもないのかな?って感じの小説になっています。目くじらを立てるほどではないですが、あんまり子供向けじゃないお話もあるし。
比較的アニメは原作を丁寧にアニメ化してる感じで、大まかなエピソードはほとんど小説と同じ感じみたいです。未来カップまでしかアニメのほうはまだみていないですけど。
最終的にどんどんサッカーで勝ち進んで、某銀河系っぽいチームとやるみたいな流れなんだろうなぁと思っていたら、ちょっと違った展開になって、ここからどうやって対戦するのかなぁとちょっと期待して読んでたのですが、期待値が高かったせいか、ちょっとあれ?って感じで対戦になりました。

アニメのほうはうまい具合に登場人物のデフォルメが出来てる感じで、そういう意味では個人的にはアニメのほうが面白いかなぁ(とうかわかりやすい?)という感じです。ラストの対戦も少し中途半端にあきらめかけたり、それがリアル(っていうと変ですが)っぽさなのかなとか思いつつ、少し煮え切らない感じだったかも。最近ライトノベルばっかり読んでるので、普通の小説だとこんなもんなのかもしれないですが。

ノベライズのほうの最終巻は2月にでるみたいだけど、アニメより先に終わっちゃうのかな?アニメは結構話数あるけど、何話くらいまであるんだろう。30話くらいまでは見たんですが。

ちょうど学生の頃、RoboCUPっていうコンピューター上のサッカーを卒論でやってたのですが、三つ子のお父さんとかがやってたのの元ネタはこれかもしれないですね。マルチエージェントの研究をお題目に、遊んでたようなものなのですが、研究の一期生だったこともあって、ラインコートロールによるオフサイドの変化(単にラインの位置を変えただけ)みたいなタイトルでお茶を濁したのがいい思い出です。
普通にやると団子サッカーになってしまうので、少し重なるようにプレイエリアを決めて団子にならないようにしたりとか、試行錯誤して最後になんとか試合っぽいものが成立したくらいの出来でした。今とかどうなってるのかなぁ。こないだみたらうちの研究室はもう先生が退官したみたいでなくなってたけど。

シリーズの感想は、こちら。
銀河へキックオフ! ! 1
銀河へキックオフ!! 2
風のダンデライオン 銀河のワールドカップ ガールズ (銀河のワールドカップ)

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