小説:バッカーノ! 1931-Winter the time of the oasis

バッカーノ! 1931-Winter the time of the oasis を読みました。バッカーノシリーズの新刊になります。前の巻のあとがきでありましたが、今回はアニメDVDの特典で付いてた小説に加筆したものみたいです。特典小説は読んでないのでわからないですが、幕間に挿入されてる余話っていう小話が加筆分のようです。
お話的には、旅客列車フライングプッシーフット号の事件の裏側で起きていたお話になっています。本筋のお話ではないせいか、少しまとまりにかける終わり方(綺麗に終わってはいるけど)かもしれません。
列車から盗んだ爆弾を受け取る予定だったジャグジーたちの仲間達を軸に、行き掛かりでルノラータのボスの孫を誘拐することになった女怪盗3人組、ルノラータから誘拐犯を追ってきた双子、列車との連絡係になってるレムレースの集団、謎の生物(笑)が一箇所に収束していく感じで物語が進みます。今回はそんなにこった展開はないので、ある程度お話は予想がつきました。戦闘力という意味では集団で結構差があるので、そこら辺がうまい具合に組み合わさる感じで。
一応、このタイミングでこの話を文庫化したのは、次の巻(バッカーノ! 1935-C)に関連する人物がでるからとのことですが、今までの流れ的にはネイダーの幼馴染のソーニャってことになるのですかね?今回の女怪盗3人組の人になっています。普通の女の子かと思ってたけど、成田さんの作品ってことでちょっと変わった女の子になっています。
あとがきの方には次の作品がいつでるかみたいな話はなかったですね。成田さんは作家になって10周年とのことです。結構今から1巻目読んだりするとバッカーノも雰囲気の違いとかあるもんなんですかね。あんまり変わらない印象があるけど。

成田良悟さんの小説の感想は、こちら。
ヴぁんぷ!〈4〉
ヴぁんぷ! 5
デュラララ!!×6
デュラララ!!×7
デュラララ!!×8
デュラララ!!×9
デュラララ!! ×10
デュラララ!!×11
バッカーノ!1710―Crack Flag
バッカーノ!1932‐Summer―man in the killer
バッカーノ!1711―Whitesmile
バッカーノ! 1935-A Deep Marble
バッカーノ! 1935-B Dr. Feelgreed
BLEACH Spirits Are Forever With You Ⅰ
BLEACH Spirits Are Forever With You II

バッカーノ! 1931-Winter the time of the oasis (電撃文庫)
アスキー・メディアワークス
2013-03-09
成田良悟
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