小説:俺の妹がこんなに可愛いわけがない (12)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (12) を読みました。最終巻です。綺麗に終わった感じでしょうか。変にボリュームが膨らんでもう一巻というわけでもないですし。結構分厚い巻でしたが、帰りの電車で読めちゃいました。

ちょっと前巻までの流れを忘れちゃいましたが、なんかテンション高めに始まって、回想みたいな形で今までのことを振り返りつつ、京介が選ばなかったヒロインたちとお断りを入れる感じで話が進んでいきます。そういえば、何巻か前であやせの告白は投げっぱなしになってましたね。
この手のお話にしては珍しく、ヒロインと結ばれてからもお話が続きます。ちょうど京介の告白が終わって半分くらいですね。一応、そのままハッピーエンドというわけにも行かないので、ちょうど残り半分で書ききった感じになっています。
ちょっとこういうラストは想像してなかったけど(黒猫か麻奈実なのかなぁと…)、一応メインヒロイン?だしうまくまとまった感じなんですかね。
読者アンケートでお話の分岐決めたり、結構狙って作った作品ってイメージがあったけど、その後こういうライトノベルは他にも出てきたりしたのかなぁ。最近は出版数が多すぎて一つ一つはあまり時間や労力かける暇もなく出版されちゃってるのかなぁと感じなくもないですけど。
あとがきの後にお知らせが載っていて、今やってるアニメのBlu-rayの特典小説で、10年後のお話を書かれたそうです。メディアミックス色の強い作品だし、こういう展開は仕方ないですかね。原作を読む層とアニメ見る層にそれほど違いはなさそうなので、そんなにひどい商売でもないでしょうか。
あと、アニメは十三話じゃなくて、全十六話とのこと。
今季のアニメは全然見れてないのですが、原作と同じ所までアニメ化する感じなんですかね。今やっと去年の秋口くらいにやってたアニメを見てるくらいなので、いつ頃見れるかわからないですが。

シリーズの感想は、こちら。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 6
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈7〉
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈8〉
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈10〉
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11)

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