小説:ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン

ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン を読みました。なんとも中途半端な感じのお話でした。比較的序盤に出た巻の登場人物と関連があるキャラがメインになっています。
ブギーポップの衣装を持った記憶を失った少女と他2名を軸に物語が進みます。章の頭は毎回、水乃星透子とある少女の会話が挿入されているのですが、これがちょっと引っ掛けになっています。
基本的には(水乃星の?)物語が終わったあとの後始末的なエピソードで、それでいてあまり大きなお話にも絡んでこないし、なんのためのエピソードなのかなぁというところがあるかも。何かこれからブギーポップシリーズで新しい展開とかあるのでしょうか。
上遠野さんの本は昔は結構読んでたつもりですが、巻末の著作リストみると結構読んでない本もいっぱいあるみたいで、ブギーポップシリーズを書かれてなかっただけで、結構お仕事は一杯されてた感じなんでしょうか。単発モノとソウルドロップってシリーズ以外は読んだことありそうな感じですが。

上遠野さんの小説の感想は、こちら。10年くらいから読んだ小説の感想をブログに書いてるんですが、ブギーポップのシリーズはその間出なかったんですかね?書いてないところみると。
ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉
ヴァルプルギスの後悔〈Fire2.〉
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2013-09-10
上遠野浩平
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この記事へのコメント

ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン
2013年09月14日 23:06
多分、この巻は最終巻に至るための伏線なんだと思います。

最終巻はイマジネーターに繋がる話になるとか予想で誰かが言ってたのを聞いたことがあります。

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