映画:サカサマのパテマ

サカサマのパテマ を見てきました。場所は角川シネマ新宿。新宿3丁目のB2から近いのですが、目立つところでもないのでちょっとわかりづらいですね。出口あがって右に曲がって歩いてくと右側にあります。4Fがチケット販売所を兼ねてます。5Fまでが角川シネマで上2つも別の映画館のようです。

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14:50の回を見てきましたが、思ったより人が入っていました。サカサマのパテマは4Fで上映でしたが、小ぢんまりした劇場ですが、なんか高さは結構ありました。座席の方はあんまり高低差がなかったので、混んでる映画だと前の人の頭とか気になるかもしれません。

パンフレットは1部900円。普通に買えました。サカサマにかけてるのか、半分くらいで上下が逆さまになっています。内容は、イントロダクション、ストーリー、キャラクター紹介(監督のコメント付き)、キャストインタビュー(パテマ役、エイジ役の二人の対談)、関連商品紹介、(反対側から)イントロダクション、スタッフインタビュー(監督、作監、美術監督、キャラクター原案、音楽)、氷川さんの解説、ゲームデザイナの人からの解説、ネタバレ注意の謎解説。
イブの時間のスタッフさんが多く参加してるみたいですね。音楽は大島さん、結構よかったです。パンフレット読むと、パテマのテーマ曲とエイジのテーマ曲もサカサマになっているとか。謎解説はネタバレありなので映画見てから見るほうが楽しめますね。

本編上映前の予告では、シュタインズ・ゲートとかあの花が近日公開、次回公開になってました。この劇場では公開済みの映画とかよく上映するんですかね。

お互い反対方向に重力がかかっている地上世界の男の子と地底世界の女の子のボーイミーツガールものといった感じのお話になっています。SFっぽいお話なのかと思ったけど、どちらかというとすごく不思議系の物語ですね。
細かいところを見ると(物理的とか?)結構ツッコミどころも多そうですが、そういうところは軽く流して楽しめばいい作品でしょうか。
人や物への重力?が反対に作用しているだけで、場所に作用してないというのが絵的に面白いところでしょうか。地上世界の男の子と地底世界の女の子が手を繋ぐとお互い力が吊り合って、軽く浮いちゃえる感じになっています。
地上世界は少し近代的でなんだか厳しく管理されている排他的な世界、地底世界は少し牧歌的な感じの世界になっています。お互いの世界のことは少数の人しか知ってなくて、交流はない感じ。地上世界の王様は、地底世界の人のことを忌み嫌っていて、見つけ出して捉えようとしています。
地底世界の女の子パテマが知られてないところ探検するのが好きで、探索中に襲われて地底から地上世界に落ちてきたところに地上世界の男の子エイジと出会って…という形でお話が展開していきます。
少し見たらそういうことなのかなってわかったつもりになったのですが、最後にどんでん返しというかタイトル通りのサカサマな展開ですね。初見だけの驚きだけど、これは結構よかったです。
小説も出てるみたいなので今度読んでみようと思います。小学館文庫なんてあったんですね、小学館ならガガガ文庫から出てるのかと思ったけど。イブの時間はどうだったかなぁ。

吉浦監督関連の作品の感想は、こちら。
イブの時間 劇場版
イヴの時間 another act
サカサマのパテマ
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