小説:ヴァルプルギスの後悔〈Fire4.〉

ヴァルプルギスの後悔 Fire4. を読みました。ブギーポップシリーズの霧間凪を主人公にした物語の4巻目で多分最終巻になります。
ヴァルプルギスが一人勝ちみたいな状態で3巻が終わって、その続きになります。
序盤は九連内朱巳や末真の話で結構面白かったですが、どうも魔女の話になると設定とは裏腹に安っぽい三下みたいなキャラになってしまっていてちょっと残念な感じだったかも。
特に末真の周りに登場人物が集結してくるあたりはすごく面白かったのですが、振り逃げのような感じでその後そんなに話に絡んでこないし。
一応、話にオチが付いた後に、短いエピローグ的なお話が入っています。結局、何も変わらず世界は回っていくということなのかな? 伏線っぽいところもあったけど九連内やパールは本編で出番はあるのですかね。
ブギーポップが登場しなかったのは(凪が主人公のお話というのを置いておくと)、予定調和なお話だとわかってたということなんでしょうか。

上遠野さんの小説の感想は、こちら。
ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉
ヴァルプルギスの後悔〈Fire2.〉
ヴァルプルギスの後悔〈Fire3.〉
化け猫とめまいのスキャット―ブギーポップ・ダークリー
ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト
ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン


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