本:絶望なんかで夢は死なない “難病Jリーガー"杉山新、今日も全力疾走。
絶望なんかで夢は死なない “難病Jリーガー"杉山新、今日も全力疾走。 を読みました。昔、柏にも在籍してた杉山新の本になります。てっきり、誰かライターの人が書いた本なのかと思いましたが、本人が書いてる(編集三とかの手は入ってるんだろうけど)本になっています。アマゾンのおすすめで表示されたので読んでみました。
タイトルから想像する内容だと病気と戦うスポーツ選手的なお話なのかなぁと思ったけど、そういう部分も確かにありますが、普通に杉山新の自伝的な感じですね。本人の文体がそうなのか、意識してそうなのか結構対象年齢が低めな感じの文章かも。Jリーグとかサッカーに興味がない層にも配慮しているのか、結構チーム名や人名に注がついてて、簡単な解説が入っています。
本人も公表していなかったとのことなので知りませんでしたが、03年頃「1型糖尿病」という病気が発症したとのことです。インシュリン欠乏症とか一時期呼ばれてた病気みたいですね。血糖値を下げるインシュリンを分泌する機能が低下してしまう病気のようです。定期的にインシュリン注射をすれば普通に生活できる病気とのこと。
お話は、半分甲府時代の話、ユース時代も含めた柏時代の話、大宮時代の話、横浜FC、岐阜のお話、最後が家族の話、みたいな構成になっています。
甲府時代の話が長いし、その時の試合経過なんかが結構詳しく書かれてたりするし、甲府のサポなんかが読んだら楽しめる感じかもしれないですね。柏サポ的には柏の降格の話もあるし(その後の「宿命の出会い」の話もあるかと思ったけど特になし)。
柏ユース時代はほとんど知らなくて、サテライトに出てたら見てたかもしれないけど、どうだったかなぁ。あの時期の柏のサテライトは無茶苦茶強くてメンバー揃っててユースの子が出てた記憶があんまりないです。その時期よりは少し後だったのでしょうか。
個人的には、杉山と町田はサテライトでは無双というかちょっとレベルが違う感じで、ここで切っちゃうのはもったいないというか、ここまで育てて出しちゃうんだと育成する意味あるのかなぁという印象でした。町田の方は、腰かどこか持病とかあったとか聞いた覚えもありましたが。
サポーター的にはちょこっとあるエピソードが面白かったりしますね。ストイチコフの話だとか、韓国選手の話だとか。降格した年の柏には…李忠成選手といった代表選手をはじめとした名手をそろえ…という下りが嘘ではないけどなんかツボにはまりました。
あとは、柏の若手のブラジル送りは、その後、多くの選手が活躍したこともあってよかったのかなぁと思ってたけど、杉山、玉田の代は意外な事実があったりとかそこら辺も面白かったです。
大宮までは覚えていたけど、その後横浜FC、岐阜に行ってたのは知りませんでした。今年の契約は乗り切れた感じなんですかね。岐阜のページ見に行ったら山崎は今年限りのようですが。まだ、活躍できる場はあるのですかね。工藤の代では比較的早くトップの試合に出れてたので楽しみな選手だったけど。
最後のあとがきは、少し病気のことにも言及してる感じです。同じ病気と戦っている人へのエールって感じですね。読み物としても普通に面白かったです。意外にというと失礼なのかもしれないけど、読める文章でしたし。
サッカー関係の本の感想は、こちら。
・実況席のサッカー論
・J2白書 2010
・続・実況席のサッカー論
・サッカー批評(53)
・ネルシーニョ すべては勝利のために
・人を束ねる
・争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール
・サッカー批評(57)
・センターバック専門講座
・サッカー審判員 フェルティヒ氏の嘆き
・銀河へキックオフ! ! 1
・銀河へキックオフ!! 2
・銀河へキックオフ!!3 完結編
・風のダンデライオン 銀河のワールドカップ ガールズ (銀河のワールドカップ)
・銀河のワールドカップ
・サッカー批評(61)
・サッカー批評(62)
・Jクラブ強化論
・サッカー日本代表の育て方 子供の人生を変える新・育成論
・サッカーデイズ
・サッカー批評(65)
タイトルから想像する内容だと病気と戦うスポーツ選手的なお話なのかなぁと思ったけど、そういう部分も確かにありますが、普通に杉山新の自伝的な感じですね。本人の文体がそうなのか、意識してそうなのか結構対象年齢が低めな感じの文章かも。Jリーグとかサッカーに興味がない層にも配慮しているのか、結構チーム名や人名に注がついてて、簡単な解説が入っています。
本人も公表していなかったとのことなので知りませんでしたが、03年頃「1型糖尿病」という病気が発症したとのことです。インシュリン欠乏症とか一時期呼ばれてた病気みたいですね。血糖値を下げるインシュリンを分泌する機能が低下してしまう病気のようです。定期的にインシュリン注射をすれば普通に生活できる病気とのこと。
お話は、半分甲府時代の話、ユース時代も含めた柏時代の話、大宮時代の話、横浜FC、岐阜のお話、最後が家族の話、みたいな構成になっています。
甲府時代の話が長いし、その時の試合経過なんかが結構詳しく書かれてたりするし、甲府のサポなんかが読んだら楽しめる感じかもしれないですね。柏サポ的には柏の降格の話もあるし(その後の「宿命の出会い」の話もあるかと思ったけど特になし)。
柏ユース時代はほとんど知らなくて、サテライトに出てたら見てたかもしれないけど、どうだったかなぁ。あの時期の柏のサテライトは無茶苦茶強くてメンバー揃っててユースの子が出てた記憶があんまりないです。その時期よりは少し後だったのでしょうか。
個人的には、杉山と町田はサテライトでは無双というかちょっとレベルが違う感じで、ここで切っちゃうのはもったいないというか、ここまで育てて出しちゃうんだと育成する意味あるのかなぁという印象でした。町田の方は、腰かどこか持病とかあったとか聞いた覚えもありましたが。
サポーター的にはちょこっとあるエピソードが面白かったりしますね。ストイチコフの話だとか、韓国選手の話だとか。降格した年の柏には…李忠成選手といった代表選手をはじめとした名手をそろえ…という下りが嘘ではないけどなんかツボにはまりました。
あとは、柏の若手のブラジル送りは、その後、多くの選手が活躍したこともあってよかったのかなぁと思ってたけど、杉山、玉田の代は意外な事実があったりとかそこら辺も面白かったです。
大宮までは覚えていたけど、その後横浜FC、岐阜に行ってたのは知りませんでした。今年の契約は乗り切れた感じなんですかね。岐阜のページ見に行ったら山崎は今年限りのようですが。まだ、活躍できる場はあるのですかね。工藤の代では比較的早くトップの試合に出れてたので楽しみな選手だったけど。
最後のあとがきは、少し病気のことにも言及してる感じです。同じ病気と戦っている人へのエールって感じですね。読み物としても普通に面白かったです。意外にというと失礼なのかもしれないけど、読める文章でしたし。
サッカー関係の本の感想は、こちら。
・実況席のサッカー論
・J2白書 2010
・続・実況席のサッカー論
・サッカー批評(53)
・ネルシーニョ すべては勝利のために
・人を束ねる
・争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール
・サッカー批評(57)
・センターバック専門講座
・サッカー審判員 フェルティヒ氏の嘆き
・銀河へキックオフ! ! 1
・銀河へキックオフ!! 2
・銀河へキックオフ!!3 完結編
・風のダンデライオン 銀河のワールドカップ ガールズ (銀河のワールドカップ)
・銀河のワールドカップ
・サッカー批評(61)
・サッカー批評(62)
・Jクラブ強化論
・サッカー日本代表の育て方 子供の人生を変える新・育成論
・サッカーデイズ
・サッカー批評(65)
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