小説:“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10)

“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10)  を読みました。10巻目ですね、これが最終巻になります。
前巻のラストでみちるが黒幕だとわかったところからのスタートになります。紫織子がみちるに誘拐されてしまい…という展開で、ヒカルの義理の母のお話と絡めてまとめみたいな内容になっています。メインはヒカルの死の原因と義理の母との絡みという感じですね。そこに実はみちるも絡んでいてってなお話になります。
黒幕がみちるとわかった時点でそれほど大きなびっくり箱はない感じなので、あとはシリーズのまとめみたいなところが大きい感じです。個人的には納得のエンドでした。ハーレムエンドではなくきちんと答えがでる終わりになっています。報われてよかったですね。
源氏物語がベースになってるので仕方ない部分はあるのかなぁという感じだけど、ヒカルと藤乃の関係は現代劇だとちょっと?な部分はあるかもしれません。
あとがきに書かれてありましたが、源氏物語とは別にあるもう一つの元ネタは星の王子様とのことでした。比較的最近星の王子様を読んでるけど、ちょっとピンとこない感じ。

来月には新しいシリーズが出るとのことです。「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」というタイトルとのこと。野村さんは長いタイトルお好きらしいので自分で選んだタイトルなのかな?
その翌月には「陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女」という読み切りも出されるそうです。3巻のキャンペーンで冊子の応募ができるようなので、忘れなかったら応募していようと思います。

とりあえず、名古屋を出たところですが雨降ってますね。どこかでお好み焼きでも食べていこうかと思ってますが、どこかちょうどいいところあるかなぁ。

野村美月さんの小説の感想は、こちら。
"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)
“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)
“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5)
“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6)
“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7)
“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8)
“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9)
“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
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“文学少女”と死にたがりの道化
”文学少女”と飢え渇く幽霊
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半熟作家と“文学少女”な編集者
“文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……

劇場版”文学少女”
“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-
“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-
文学少女”メモワールIII-恋する乙女の狂想曲(ラプソディ)-



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