小説:陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女

陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 を読みました。野村美月さんの新刊になります。3ヶ月連続刊行のラストですね。再来月にはまた吸血鬼になった~の2巻が出るようですが。

1巻読み切りの小説になっています。都会から来た一夏を別荘で過ごす少女と新聞配達をしている少年の淡い恋物語になります。あとがきにも書かれてるけど、ちょっと時代性が…ってな感じはありますね。それぞれ家庭に事情を抱えている二人ですが、お互い相手のことを色々想像しながら(誤解しながら)、朝の新聞配達の時間だけの交流を挟みつつお話が主観を交互に代えて進む感じのお話になっています。
それほど大きなイベントとかあるわけじゃないし、文学少女とか幽霊とかが出てくるわけでもないし、静かに進む物語と言った感じです。ストイックな感じがあるかもしれませんね。読んでてこっ恥ずかしくなるところもありますが。

こういう静かな物語は好きな方なので楽しく読めました。大体平日は帰りの電車で眠気に負けなければ読む感じなのですが、読むのに2日はかかるかなぁと思ってたら、常磐線の人身事故のせいで思いの外時間がかかって、片道だけで読み終わってしまいました。


吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1)
"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)
“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)
“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5)
“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6)
“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7)
“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8)
“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9)
“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件4
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件5
“文学少女”と死にたがりの道化
”文学少女”と飢え渇く幽霊
“文学少女”と繋がれた愚者
“文学少女”と穢名の天使
“文学少女”と慟哭の巡礼者
“文学少女”と月花を孕く水妖
“文学少女”と神に臨む作家 上
“文学少女” と神に臨む作家 下
“文学少女”と恋する挿話集 1
“文学少女”見習いの、初戀。
“文学少女”と恋する挿話集 2
“文学少女”見習いの、傷心。
“文学少女”と恋する挿話集3
“文学少女”見習いの、卒業。
“文学少女”と恋する挿話集4
半熟作家と“文学少女”な編集者
“文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……
劇場版”文学少女”
“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-
“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-
文学少女”メモワールIII-恋する乙女の狂想曲(ラプソディ)-
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