小説:吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3)
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3) を読みました。吸血鬼になってしまった高校生の演劇部を舞台にした学園モノの3巻目です。
今回は学校の他の演劇部のスターと一緒になってとりかえばや物語を演じることになります。他のチームの役者に吸血鬼の疑いがあったり、詩也自身吸血鬼として永遠を生きていくという問題に直面したり、結構内容的には盛りだくさんな感じの巻で面白かったです。吸血鬼モノには定番なのかもしれないけど、変わらない(成長しない)というのはなんか盲点だったかも。
詩也だけの物語じゃなくて、今回登場したアルタイルとデネブのトップのお話もよかったです。ミスリードに簡単に引っかかってしまいました。
とりかえばや物語、読んだことないけど今回のこのお話読んだだけだと、いち子女史の目論見通りなお話という感じに読めちゃいますね。本当は、男君と女君のダブル主人公な物語なんでしょうか。
ラストはいい感じにまとまりましたが、二人の関係はものすごいすれ違い状態で次巻に続くとなります。
巻末のおまけエピソードは、前巻登場した(この巻でも出てくるけど)凪乃の視点の理歌とのからみの短編になっています。今のところ、あまり詩也の物語には絡んでこなさそうな二人ですが、どこかでメインな扱いがこの後控えていたりするのですかね。詩也と綾音の物語だけでお腹いっぱいになってしまいそうな感じはありますけど。
あとがきによると野村さんはご病気で手術を受けられたとのこと。さしあたりは問題ないそうです。個人的には、今年の頭に父親、叔母さんもつい最近ガンでなくなったし、ちょっとこういう話を聞くとちょっと心配になりますね。
お仕事の方はもともと無理なスケジュールの仕事はされないようにしているとのことで、吸血鬼は5巻分まで、ドレスは8巻まで、他社の原稿が1冊分脱稿済みとのことです(これはこれですごいですね)。自分のペースでゆっくり書かれていくそうなので心配はいらないとのことですが。
次はドレスの7巻で、吸血鬼の続きは春の終わり頃の予定とのこと。ドレスは1月、2月のファミ通文庫の予定には載ってないので3月、4月頃になるのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。
野村美月さんの小説の感想は、こちら。
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件4
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件5
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件6
・Mizuki Nomura & Miho Takeoka Premium Book
・親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。
・アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈上〉
・アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈下〉
・陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女
・"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)
・“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
・“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
・“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)
・“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5)
・“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6)
・“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7)
・“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8)
・“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9)
・“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10)
・“文学少女”と死にたがりの道化
・”文学少女”と飢え渇く幽霊
・“文学少女”と繋がれた愚者
・“文学少女”と穢名の天使
・“文学少女”と慟哭の巡礼者
・“文学少女”と月花を孕く水妖
・“文学少女”と神に臨む作家 上
・“文学少女” と神に臨む作家 下
・“文学少女”と恋する挿話集 1
・“文学少女”見習いの、初戀。
・“文学少女”と恋する挿話集 2
・“文学少女”見習いの、傷心。
・“文学少女”と恋する挿話集3
・“文学少女”見習いの、卒業。
・“文学少女”と恋する挿話集4
・半熟作家と“文学少女”な編集者
・“文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……
・劇場版”文学少女”
・“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-
・“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-
・“文学少女”メモワールIII-恋する乙女の狂想曲(ラプソディ)-
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3) (ファミ通文庫)
今回は学校の他の演劇部のスターと一緒になってとりかえばや物語を演じることになります。他のチームの役者に吸血鬼の疑いがあったり、詩也自身吸血鬼として永遠を生きていくという問題に直面したり、結構内容的には盛りだくさんな感じの巻で面白かったです。吸血鬼モノには定番なのかもしれないけど、変わらない(成長しない)というのはなんか盲点だったかも。
詩也だけの物語じゃなくて、今回登場したアルタイルとデネブのトップのお話もよかったです。ミスリードに簡単に引っかかってしまいました。
とりかえばや物語、読んだことないけど今回のこのお話読んだだけだと、いち子女史の目論見通りなお話という感じに読めちゃいますね。本当は、男君と女君のダブル主人公な物語なんでしょうか。
ラストはいい感じにまとまりましたが、二人の関係はものすごいすれ違い状態で次巻に続くとなります。
巻末のおまけエピソードは、前巻登場した(この巻でも出てくるけど)凪乃の視点の理歌とのからみの短編になっています。今のところ、あまり詩也の物語には絡んでこなさそうな二人ですが、どこかでメインな扱いがこの後控えていたりするのですかね。詩也と綾音の物語だけでお腹いっぱいになってしまいそうな感じはありますけど。
あとがきによると野村さんはご病気で手術を受けられたとのこと。さしあたりは問題ないそうです。個人的には、今年の頭に父親、叔母さんもつい最近ガンでなくなったし、ちょっとこういう話を聞くとちょっと心配になりますね。
お仕事の方はもともと無理なスケジュールの仕事はされないようにしているとのことで、吸血鬼は5巻分まで、ドレスは8巻まで、他社の原稿が1冊分脱稿済みとのことです(これはこれですごいですね)。自分のペースでゆっくり書かれていくそうなので心配はいらないとのことですが。
次はドレスの7巻で、吸血鬼の続きは春の終わり頃の予定とのこと。ドレスは1月、2月のファミ通文庫の予定には載ってないので3月、4月頃になるのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。
野村美月さんの小説の感想は、こちら。
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件4
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件5
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・Mizuki Nomura & Miho Takeoka Premium Book
・親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。
・アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈上〉
・アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈下〉
・陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女
・"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)
・“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
・“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
・“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)
・“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5)
・“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6)
・“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7)
・“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8)
・“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9)
・“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10)
・“文学少女”と死にたがりの道化
・”文学少女”と飢え渇く幽霊
・“文学少女”と繋がれた愚者
・“文学少女”と穢名の天使
・“文学少女”と慟哭の巡礼者
・“文学少女”と月花を孕く水妖
・“文学少女”と神に臨む作家 上
・“文学少女” と神に臨む作家 下
・“文学少女”と恋する挿話集 1
・“文学少女”見習いの、初戀。
・“文学少女”と恋する挿話集 2
・“文学少女”見習いの、傷心。
・“文学少女”と恋する挿話集3
・“文学少女”見習いの、卒業。
・“文学少女”と恋する挿話集4
・半熟作家と“文学少女”な編集者
・“文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……
・劇場版”文学少女”
・“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-
・“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-
・“文学少女”メモワールIII-恋する乙女の狂想曲(ラプソディ)-
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3) (ファミ通文庫)
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