小説:独創短編シリーズ (2) 野﨑まど劇場(笑)

独創短編シリーズ (2) 野﨑まど劇場(笑) を読みました。野﨑まどさんの新刊になります。色々と実験的?な短編集の2巻目になっています。一応ルビは「のざきまどげきじょうかっこわらい」となっています。

面白い話もあればよくオチのわからない話もありの盛り沢山な短編集になっています。描きおろしが数編と初出のものがいくつかで後は電撃文庫MAGAZINEに掲載されていたものとボツだったものが収録されています。今回も表紙の裏側に読みづらい短編?が載っていますが、短すぎて今一オチがあるのかないのかわからず。

個人的には1番目の白い虚塔が一番面白かったかも。なろう小説のパロティーかと思わせて、予想外のオチが待っていました。あとは、2番めのブラックボードだけの小説?とボツ作品のまごのてコレクション。大相撲秋場所フィギュア中継は想像してたのと全然違いました。クウはすごいいい話だなぁと思って読んでたら(いい話でしたが)、こちらもオチがすごかったです。
あとのは途中でオチわかって(というかバラして)も続く話があったり、オチが今一わからないまま終わってしまうお話あったりでしたが、それも含めて面白かったです。

メディアワークス文庫で書かれてみたいな繋がりある世界観のお話はもう書かれないのですかね。電撃文庫からも出てるし、繋がりないわけでもないのでしょうか。

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独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-02-10
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