小説:六秒間の永遠

六秒間の永遠 を読みました。杉井光さんの新刊なのですが、少し前に出てたのですが見逃してて、やっと読めました。杉井さんの本が幻冬舎から出るとは思ってなかったので。

なんとも不思議な感じの小説でした。神様のメモ帳や楽聖少女で注目のと帯に書いてあったけど、そのどちらとも雰囲気としては違う感じだったかも。
一応刑事ものということになるのかな?主人公の刑事と昼行灯な上役の刑事コンビが、とある殺人現場に居合わせた少女の秘密を追う(殺人事件もついでに調査する)みたいなお話になっています。
主人公には発火能力、上役には他人がなんらかの能力を持っていることを見分けることができる能力、少女にもなんらかの能力があるらしいみたいな中でお話が展開していきますが、どちらかというとそこら辺は2の次で主人公と少女の物語という感じだったかも。
少女の能力の答え合わせは、ちょっと飛躍しすぎというかそこにたどり着くのにもう少しヒントがいるんじゃないかぁという感じがしたかも。一応、タイトルがネタバレになってましたね。最後の最後まで気が付かなかったですが。
お話の方は、少し物悲しいラストになっていますが、先が気になる作りで引きこまれて一気に読んでしまいました。主人公と上役のコンビは杉井さんの作品には珍しく?両方男ですが、いつもの軽妙な会話もあって面白かったです。

ラストに「本書は書き下ろしです。原稿枚数534枚(400字詰め)」と記載があるのですが、幻冬舎の小説はみんなこんなの書いてあるのですかね。
続きが書けないラストではなかったけど、主人公と少女の物語だったし、これはこれで完結でしょうか。

もうでないのかなぁと個人的に思ってたけど、生徒会探偵キリカの続きでるみたいですね。会長と戦うところまで行くのかなぁ。

杉井光さんの小説の感想は、こちら。
神様のメモ帳4
神様のメモ帳5
神様のメモ帳6
神様のメモ帳 7
神様のメモ帳 8
神様のメモ帳 (9)
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シオンの血族2 魔王ミコトと九十億の御名
シオンの血族3 魔王ミコトと那由他の十字架
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剣の女王と烙印の仔II
剣の女王と烙印の仔III
剣の女王と烙印の仔IV
剣の女王と烙印の仔V
剣の女王と烙印の仔VI
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剣の女王と烙印の仔 VIII
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