小説:その白さえ嘘だとしても

その白さえ嘘だとしても を読みました。河野裕さんの新刊になります。同じく新潮社文庫から出ている いなくなれ、群青の続編になります。

今回もよかったです。面白いかどうかは読む人を選ぶさくひんですが、河野裕さんの作品が好きな人にはおすすめの作品です。

通販で物は届くけど、世間から隔絶された魔女が管理している島でのお話になります。捨てられた人が送りこまれる島で、前巻でどうやら自分の中で切り捨ててしまった自分が送り込まれている(現実?の自分は今まで通り生活している)らしいということが明らかになりました。
今回はそっちの話は少し置いておいて、クリスマスのお話になります。
クリスマスの七不思議の話やクリスマスパーティーに演奏するヴァイオリンの弦を探す話に、七草の暗躍(笑)も絡まって物語が進行していきます。

今回もどちらかというと静かに展開していく物語という感じです。ヴァイオリンの弦のオチはちょっとミスリードしてました。
ラストは結構物語の核心にふれる秘密が明らかになります。(本当だとしたら)
個人的には面白かったですが、これはまだお話が続くということなのですかね。あとがきもないし、書き下ろしですってくらいしか巻末の説明がなかったですが。
ブックカバー取って帯をみたら3巻は12月予定って出てましたね。続きがあるようです。

敗戦ですっかり忘れていましたが、武藤のPKのときスタジアムが物理的に揺れてましたね。
結構大きな地震だったらしく、JRが山手線止まってて新宿までこれたけど難儀してます。
とりあえず、小田急で代々木上原まで行って千代田線で帰る予定でしたが乗り過ごして下北沢まで行ってしまいました。代々木上原まで戻ったけど、噂の綾瀬行きのようです。

河野裕さんの小説の感想は、こちら。
いなくなれ、群青
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY
サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL
サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY
サクラダリセット5 ONE HAND EDEN
サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐
サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA
サクラダリセット ある日の春崎さん圧縮版 ~世界崩壊編~
ベイビー、グッドモーニング
つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない
つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語
つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション
つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業

-----------------
sent from W-ZERO3
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by その白さえ嘘だとしても (新潮文庫nex) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック