小説：折原臨也と、夕焼けを: あああ

2015年07月14日

小説：折原臨也と、夕焼けを

折原臨也と、夕焼けを　を読みました。成田良悟さんの新刊になります。札幌戦の帰りには読み終わったのですが、バタバタしてたら感想書く時間がなくなってしまいました。

今回は、デュラララ!!のスピンオフ作品で折原臨也を主人公？にした物語になります。
デュラララ!!の後のお話ですね、多分。足を悪くした臨也がとある地方都市で情報屋と称してまた周りの人間関係をしっちゃかめっちゃかにかき回すお話になっています。
銀山を元に地元を牛耳っている一族と、余所から来た議員が対立しているところに臨也がなぜかやってきて、いつものように状況を悪化させていきます。
一族の末の子と議員の娘が恋仲だったり、都市の再開発に絡む利権の話だったりが絡むなか、地元の一族の長男が不審死をてげて…というところから物語が始まっていきます。

面白かったけど、ちょっと最後のオチ？は予想外というか一応、物語では継続して出てきてたけど本筋に絡んでくると思って読んでなかったので、意表を突かれたというよりは、唐突な感じを受けました。

今回は一回限りのリハビリでこれまでなのかなぁと思って読んでたけど、あとがき読むとシリーズとして続く感じなんですかね。臨也を積極的に止める人間はいないのでやりたいほうだい（結果的には基本後ろから背中を押すことしかしないし）な感じですが。
基本的にはもう本編？（SH）にはメインでは出てこないかんじなのかな？
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