小説:レアリアII: 仮面の皇子

レアリアII: 仮面の皇子 を読みました。雪乃紗衣さんの新刊になります。結構分厚かったですね、2巻目になります。

前巻で休戦協定の延長はなくなって、一気に物語が動き出すのかなぁと思ったけど、まだ時間はあってこの巻ではそれほどお話が進まない感じ。
過去の話を振り返りつつ、ミレディアとアリル皇子の物語が進む感じになっています。
序盤は相変わらず、現在なのか過去の話なのか読み進めないとわかりづらいエピソードが多かったけど、後半は少し慣れたのか違和感はなくなった感じ。序盤はミレディアが怪我してるから今の話なのかぁみたいなのが少し多かったです。
どうやら過去のあれこれにはアキが関わってるっぽい(しかも王の血筋なんでしょうか?)感じ。道化師のアリル皇子もただの道化師ではないのかなぁという部分を残しつつ穏やかな時間が終わるのかなぁという辺りで次巻に続く(たぶん、ここで終わりはないでしょうから)となります。
てっきり、アイゼンはミレディアのことわかってるのかと思って読んでたけど、目が見えないというのが伏線だったみたいですね。ただ、耳飾りの音でわかっちゃう感じのネタなんですかね。
なんか積極的に戦争したい登場人物はわずかっぽいのに流れとしては避けられないみたいな感じで、そこら辺、皇子と道化師と魔女のお話が絡んでくる感じなのですかね。

1巻目よりは慣れたのかスムーズに読めた感じでした。続きはいつ頃でるのですかね。一応、帯には大人気シリーズとありましたが、結構売れてるのでしょうか。
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レアリアII: 仮面の皇子 (新潮文庫nex)
新潮社
2015-08-28
雪乃 紗衣
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雪乃紗衣さんの小説の感想は、こちら。
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レアリアI

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