小説：ガンパレード・マーチ 2K 未来へ(４)

ガンパレード・マーチ 2K 未来へ(４)　を読みました。とうとう最終巻です。15年かかったみたいですが、私が読みはじめた頃には何巻かでてたかなあ。別の作者さんの方から読みはじめたのですが。

九州に学兵の遺体回収任務に就いていた5121小隊でしたが、生き残って共生派と暮らしていた学兵たちを保護。その後、正体不明の敵に襲われてというところからの続きになります。
九州の戦場は激化の一途をたどり、幻獣も今までの戦争以上の規模で出現しもはや戦闘レベルではない状態に。
しかし、政府はアメリカとの関係悪化を恐れて援軍も出せず…という展開になります。
アメリカ編でも少し出てきてたけど、ワシントン政府の方も幻獣の王に浸透されていて全て手のひらにのせられているような状態に。にっちもさっちも行かなくなってどうなるのかなぁというところですね。

今までの流れだときっちり片をつけるのかなぁと思って読み進めましたが、残りのページ数も少なくなって、これちゃんと終わるの？と思っていたらかなり予想の斜め上の展開で終わりました。
私はゲームまったくやってないんですが、ゲームやってる方からすると納得のラストだったりするのでしょうか。正直、これだけ巻を重ねてこのラスト？っと言う気分はかなり大きいです。正直、ゲーム文庫もあんまりラインナップ出てないし、打ち切り的なラストって訳でもないのでしょうか。ちょっぴり、途中続けるために続いてるような中だるみ感は感じていましたけど。そういう進め方してるくらいならもう少しきっちり終わらせられたんじゃないかなぁという気がしないでもないです。

今までまったく書かれていなかった訳ではないけど、幻獣がこちら側に来た理由とかは5121の面々には初めて？カミーラの口からあかされました。ラストのオチも小説内でどこかに伏線あったりしたんですかね。

とりあえずは、お疲れさまでした。シリーズトータル何巻くらいでたんでしょうか。40巻は出てると思うけど。少なくてもゲーム文庫では一番巻数でていそうですね。電撃の方ではもっと出てるシリーズあったりするのかなぁ。
榊涼介さんの本はこのシリーズしか読んでないけど、同時進行で別の本も書かれてたりしたのかな？
どのくらいの人たちが最後までつきあったのか少し興味があｒますね。本の売り上げってどこかに出たりするもんなんでしょうか。書店単位じゃなくて。

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ガンパレード・マーチ 2K 未来へ (4) (電撃ゲーム文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-09-10
榊涼介

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