小説:黒鋼の魔紋修復士13

黒鋼の魔紋修復士13 を読みました。嬉野秋彦さんの新刊になります。シリーズ完結です。

面白かったですが、それぞれのオチというかクライマックスは結構あっさりした感じの最後でした。どうやって倒すのかなぁとか思って読んでたのでそこだけは、ちょっとすかされてしまった感じだったかも。
ルキウスたちの目的は、アーマッドの地下に封印されているレドゥントラ復活させることということで、王都での最終決戦となります。そこに、ダンテとカリンの話や、ハイデロータ、ユールローグでの話が前座で入ってくる感じ。
最後はみんな丸く収まった感じですね。ちょっと読み手としてはルキウスたちの考えは、全然感情移入できないというか?な感じだったので、当然ディミタールが従う選択肢もないなぁという感じだったかも。
逆にうだうだ悩む展開が続かなかくてよかったかなぁと。
ベッチーナの正体?というか素顔は案外あっさり出ちゃいましたね。最後まででないまま引っ張る展開なのかなぁと思ったけど(ヴァレリアが見てるとは思いませんでした)。

あとがきによると、次のお話はもう動き出してはいるみたい。年内にスタートできたらと書かれてたけど、出版するってことなのか書き始めるってことなのかどっちなんですかね。早く読めたらそのほうが良いですが。


黒鋼の魔紋修復士13<黒鋼の魔紋修復士> (ファミ通文庫)
KADOKAWA / エンターブレイン
2015-09-28
嬉野 秋彦
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嬉野秋彦さんの小説の感想は、こちら。
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