小説:晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と

晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻とを読みました。野村美月さんの新刊になります。タイトル切れずに入ってますかね。

犬を連れた人妻ひまりさんに恋をした大学生の春近を主人公にした物語になります。短編形式ではないけど、春近が巻き込まれたり、関わったりする晴追町の人とのちょっとした事?件がいくつかあって、それごとに1話みたいな感じの構成になっています。

作中にも出てくるし(作品名まではでないですが)、あとがきにも出てきますが(こっちは名前も出てくる)、シチュエーションとしてはめぞん一刻と少し似ていますね。響子さんは管理人さんでひまりさんはクリーニング店の店員さんですが。
一応パターンがあって、春近が周りの人たちのやっかいごとに首を突っ込んで(巻き込まれて?)、クリーニング店のひまりさんに相談というか世間話をして本格的にやっかいごとにかかわってくみたいな感じになっています。

野村さん初の一般小説みたいな広告文をみたけど、講談社タイガは一般文芸な住み分けのレーベルなんですかね。創刊のラインナップはライトノベル系?の方が多い感じでしたけど。
野村さんの他作品と比べると、崩れた表現とかは少ないけど、一般向けかと言われるとちょっと物語に説得力あるのかグレーな線をただよってそうなところもあって、少し突き抜けてない中途半端さはあるかもしれません。

今月は野村さんの新刊、もう一冊でていますね。先にファンタジア文庫で届いたのがあるのでそっち読んでから読もうと思います。

野村美月さんの小説の感想は、こちら。
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1)
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“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-
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