小説:汚れた赤を恋と呼ぶんだ

汚れた赤を恋と呼ぶんだ を読みました。河野裕さんの新刊になります。階段島シリーズの3巻目ですね。

捨て去ってしまった自分が送り込まれる階段島を舞台にした物語ですが、今回は現実の世界の方でのお話になります。読みはじめはちょっといつもと違うので戸惑ってしまいました。

全編どこか優しい雰囲気が漂うのはかわらずですね。今回は階段島に送り込まれた男の子、大地を中心に七草や真辺が現実の世界で捨て去ったものキーにお話が進む感じです。
登場人物たちの心情がメインで大きな物語はないのかなぁと言う感じでしたが魔女の謎という点でかなり気になるところで次巻に続くとなっています。
向こうの魔女とこっちの魔女は結構イメージ違いましたがそこら辺も今後なにかつながってくるのかも。どうやら七草と魔女は小さな頃にあったことがあったようだし。新しく登場した魔女の目的も気になるところです。

河野裕さんの小説の感想は、こちら。
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY
サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL
サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY
サクラダリセット5 ONE HAND EDEN
サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐
サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA
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ベイビー、グッドモーニング
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つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業
いなくなれ、群青
その白さえ嘘だとしても

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