小説:剣魔剣奏剣聖剣舞

剣魔剣奏剣聖剣舞 を読みました。嬉野秋彦さんの新刊になります。ずい分前からアマゾンで予約できてたのですが(その頃はタイトル仮だったような?)、発送のメールみて、タイトルのところ文字化けしてるのかと思いました。

嬉野秋彦さんの小説、ファミ通文庫以外の本読むの初めてかもしれません。
今回も異世界ファンタジーものです。神剣と呼ばれるちょっと特殊な剣がある世界で、神剣の使い手である剣聖は一騎当千的な戦力で戦場で活躍してるみたい世界でのお話になっています。
恐らく主人公の青年は、なんらかの事情で神剣を探しては壊すということを繰り返していて、旅の途中で奪った神剣をエサに、戦争状態の王国と大公国の間の争いにちょっかいを出すみたいな内容にこの巻ではなっています。
そこ王国側の剣聖であるヒロイン?が巻き込まれてという感じでお話が進んでいきます。

前2作の主人公はどちらかというと寡黙ではないけど、おしゃべりな印象はない男の子が主人公でしたが、今作はガラッと印象の変わる青年が主人公になっています。そこに高飛車だけどまだ少し経験、実力の足らないヒロインがコンビでくっついてッて感じになるのかも。前作のディミタールとヴァレリアのコンビとちょっと似た関係かもしれません。主人公のリューインの方の正確は結構違いますが。この巻ではネタふりが色々だけど、まだ全貌は見えなくて、これからお話が進んでいくのかなぁという感じ。
あとはガチャピンク的な役どころになるのか立ち位置は結構違うけど、大公国側の軍人がどうやら二人の旅についていきそうな感じで次巻に続くとなります。

一応あとがき読むと武侠小説的なところを嬉野秋彦さん的に狙って書いたらしいです。そのままでは厳しい?ので嬉野さん的にアレンジしてとのこと。タイトルの漢字とか、2つ名とか流派だとかのあたりがその名残らしいですん。通り名があって、剣の名前あって、業の特徴があってと少し固有名詞を覚えるのは時間かかりそうかも。できたら覚えてられる間に次の巻が出てくれるといいのですが。

嬉野秋彦さん、今月は月末にファミ通文庫からも新刊出る予定ですね。この巻の帯にも宣伝が載ってました。会社またいでの宣伝最近良く見るのは、お互い助けあって売上伸ばそうみたいな感じなんですかね。KADOKAWAグループで統合されたからとかもあるのでしょうか。どこのレーベルまでがKADOKAWAなのかよくわかってないけど。


嬉野秋彦さんの小説の感想は、こちら。
黒鋼の魔紋修復士1
黒鋼の魔紋修復士2
黒鋼の魔紋修復士3
黒鋼の魔紋修復士4
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彼女は戦争妖精5
彼女は戦争妖精 小詩篇2
彼女は戦争妖精6
彼女は戦争妖精7
彼女は戦争妖精 小詩篇3
彼女は戦争妖精8

剣魔剣奏剣聖剣舞 (MF文庫J)
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-02-25
嬉野 秋彦
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