小説：吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる ～Long Long Engage
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる ～Long Long Engage を読みました。野村美月さんの新刊になります。5巻で打ち切り的な終了でしたが、最後に単行本でその後のお話が刊行されました。
詩也と綾音さんの娘のミナの視点でその後を振り返る感じでお話が進んでいきます。正直序盤はそれは知ってることだしなぁとか新しい登場人物が出てきて、知りたいのはそういう話じゃないのになぁと思いながら読んでましたが、元々のキャラが出てきた辺りから面白く読めました。
一応、伏線（というには直接的なものもあったけど）は一通り回収された感じでしょうか。詩也が吸血鬼になる前に襲われた事件のあらましも分かったし、前巻で急遽でてきた雫といち子女史の関係とか、雫と詩也（とその前）の関係も分かったし。まとめにかかっているというのもあったのかもしれませんが、そこも繋がる（繋げる？）のかというような狭さを感じる部分もなくはなかったです。
お話としては詩也に恋心を抱くミナが亡くなった綾音さんの代わりを努めようとするのだけど…という展開にそれまでの謎なども絡ませつつ、綺麗に物語が閉じた感じになっています。
実はこうだったのか！みたいな驚きがあるわけではないので、前巻の時点で終わっていたとしてもそれはそれでよかったかなぁという気はしますが、悪い終わり方ではなかったです。
あとがきによると、元々の構想ではこの物語自体、1冊の3部構成で考えられてたとのことです。そういう意味では今回のラストみたいな展開までは元々考えられていたのかもしれないですね。
今年の春に野村さん、また手術をされるそうです。ちょっと大変そうですがうまくいくといいのですけれど。
今の時点で刊行予定に入っていなければ少しの間、野村さんの作品は読めなくなるのかもしれませんね。と思って調べてみたら4月に講談社タイガから、晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子 が出るみたい。綺麗に終わってた気がするけど、別の視点で続く感じなのでしょうか。
野村美月さんの小説の感想はこちら。
・楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃？
・楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(４)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(５)
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件4
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件5
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件6
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件7
・Mizuki Nomura & Miho Takeoka Premium Book
・親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。
・アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈上〉
・アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈下〉
・陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女
・下読み男と投稿女子～優しい空から見た内気な海の話
・ＳとＳの不埒な同盟
・ＳとＳの不埒な同盟
・"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)
・“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
・“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
・“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)
・“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5)
・“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6)
・“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7)
・“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8)
・“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9)
・“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10)
・“文学少女”と死にたがりの道化
・”文学少女”と飢え渇く幽霊
・“文学少女”と繋がれた愚者
・“文学少女”と穢名の天使
・“文学少女”と慟哭の巡礼者
・“文学少女”と月花を孕く水妖
・“文学少女”と神に臨む作家 上
・“文学少女” と神に臨む作家 下
・“文学少女”と恋する挿話集 1
・“文学少女”見習いの、初戀。
・“文学少女”と恋する挿話集 2
・“文学少女”見習いの、傷心。
・“文学少女”と恋する挿話集3
・“文学少女”見習いの、卒業。
・“文学少女”と恋する挿話集4
・半熟作家と“文学少女”な編集者
・“文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……
・晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と
・劇場版”文学少女”
・“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-
・“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-
・“文学少女”メモワールIII-恋する乙女の狂想曲(ラプソディ)-
詩也と綾音さんの娘のミナの視点でその後を振り返る感じでお話が進んでいきます。正直序盤はそれは知ってることだしなぁとか新しい登場人物が出てきて、知りたいのはそういう話じゃないのになぁと思いながら読んでましたが、元々のキャラが出てきた辺りから面白く読めました。
一応、伏線（というには直接的なものもあったけど）は一通り回収された感じでしょうか。詩也が吸血鬼になる前に襲われた事件のあらましも分かったし、前巻で急遽でてきた雫といち子女史の関係とか、雫と詩也（とその前）の関係も分かったし。まとめにかかっているというのもあったのかもしれませんが、そこも繋がる（繋げる？）のかというような狭さを感じる部分もなくはなかったです。
お話としては詩也に恋心を抱くミナが亡くなった綾音さんの代わりを努めようとするのだけど…という展開にそれまでの謎なども絡ませつつ、綺麗に物語が閉じた感じになっています。
実はこうだったのか！みたいな驚きがあるわけではないので、前巻の時点で終わっていたとしてもそれはそれでよかったかなぁという気はしますが、悪い終わり方ではなかったです。
あとがきによると、元々の構想ではこの物語自体、1冊の3部構成で考えられてたとのことです。そういう意味では今回のラストみたいな展開までは元々考えられていたのかもしれないですね。
今年の春に野村さん、また手術をされるそうです。ちょっと大変そうですがうまくいくといいのですけれど。
今の時点で刊行予定に入っていなければ少しの間、野村さんの作品は読めなくなるのかもしれませんね。と思って調べてみたら4月に講談社タイガから、晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子 が出るみたい。綺麗に終わってた気がするけど、別の視点で続く感じなのでしょうか。
野村美月さんの小説の感想はこちら。
・楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃？
・楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(４)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(５)
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件4
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件5
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件6
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件7
・Mizuki Nomura & Miho Takeoka Premium Book
・親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。
・アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈上〉
・アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-〈下〉
・陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女
・下読み男と投稿女子～優しい空から見た内気な海の話
・ＳとＳの不埒な同盟
・ＳとＳの不埒な同盟
・"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)
・“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
・“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
・“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)
・“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5)
・“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6)
・“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7)
・“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8)
・“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9)
・“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10)
・“文学少女”と死にたがりの道化
・”文学少女”と飢え渇く幽霊
・“文学少女”と繋がれた愚者
・“文学少女”と穢名の天使
・“文学少女”と慟哭の巡礼者
・“文学少女”と月花を孕く水妖
・“文学少女”と神に臨む作家 上
・“文学少女” と神に臨む作家 下
・“文学少女”と恋する挿話集 1
・“文学少女”見習いの、初戀。
・“文学少女”と恋する挿話集 2
・“文学少女”見習いの、傷心。
・“文学少女”と恋する挿話集3
・“文学少女”見習いの、卒業。
・“文学少女”と恋する挿話集4
・半熟作家と“文学少女”な編集者
・“文学少女”の後輩な僕が幽霊だったころ……
・晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と
・劇場版”文学少女”
・“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-
・“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-
・“文学少女”メモワールIII-恋する乙女の狂想曲(ラプソディ)-
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