小説：エロマンガ先生 (6) 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由: あああ

2016年03月14日

小説：エロマンガ先生 (6) 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由

エロマンガ先生 (6) 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由　を読みました。伏見つかささんの新刊になります。もう６巻も出てるんですね。ｘｘすべきこ十の理由って、映画が元ネタのタイトルなんでしょうか。それとも映画にもなんか元ネタがあったりするのですかね。

お話は４章構成になっています。
１章は、公開イベントでエロマンガ先生の素顔を出すことになったのですが、もちろん引きこもりの紗霧にそんなことができるはずもなく、代役を立てることになるのですが…というお話。基本的にはギャグなお話ですが（紗霧が影武者に無茶振りをして。頼んでやってもらっているのにあんまりといえばあんまり）、最後の数行でいい話ふうにまとめています。
２章は、スランプで筆の進まない国光のために合コンを開こうと言う話になるのですが、そのメンバーは…というお話。ただのギャグかとおもいきや少しだけ最後作家物っぽいオチになったかも。
３章がサブタイトルに関わるお話になるのかな？ホワイトデーのお返しとしてマサムネがエルフとデートしようということになるのですが…というお話。紗霧が黙っているはずもなく、エルフの家で遊園地気分を楽しむみたいなちょっと設定が飛んでるかなぁというお話になっています。
最後が、編集の代わりにマサムネが先輩の家に現行を取りに行くお話になっています。エルフも冷やかしで付いていくことになるのですが、先輩の実家には意外な秘密？があって…というお話。これも作家物っぽいネタにはなっているでしょうか。プロが余興でテキスト書いたりなんてことがあるのかないのかよくわからないけど。

この物語もアニメ化されるそうです。ちょっと設定が飛んでるところもあったり、作家物の割にはあんまりそこが生かされてなかったりなお話多かったですが（俺妹も現実離れしてるといえばそうだけど）、前作のように当たりますかね。前作よりはハードル高そうですけど。
全然関係ないけど、伏見さんの名前は「さん」づけすると無茶苦茶字面が悪いですね。「さ」が重なって。

エロマンガ先生 (6) 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由 (電撃文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-03-10
伏見つかさ