小説:ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆

ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆 を読みました。上遠野浩平さんの新刊になります。ナンバーリングがないので今一わからないですが、ブギーポップシリーズの最新刊になります。21巻目くらいなんでしょうか?

今回は織機綺と谷口正樹を中心としたお話になっています。統和機構の一部がカミールにまだ利用価値があるのではと考えてそれぞれのグループに引きこもうとして、二人が巻き込まれる形に。騒動が大きくなると当然ブギーポップも出てきて…という展開に。

お話的にはヴァルプルギスの後悔よりは前の話になるのですかね。オチをみると後ということなんでしょうか。
シリーズとしては落とし所とかもう考えられているのですかね。なんとなく目新し言葉を使って、似たようなエピソードを違う登場人物たちで続けてるようなお話が続いていますが。
スピンオフとしてはエンペラロイダーが続いているけど、そっちとつながってく方向なんですかね。ビートのディシプリンの時は少し、畳に懸かってるのかなぁとか思ったのですが。

ちょっとシリーズ当初に比べると統和機構の描かれ方によくわからないけど(わからないから?)すごいんだろう何かというところが、なんかメッキが剥がれてきた感じで単純な落とし所は亡くなってしまったのかなぁという感じです(ガンバのノロイがしゃべらないほうが怖かったみたいな感じで)。

上遠野浩平さんの小説の感想は、こちら。
化け猫とめまいのスキャット―ブギーポップ・ダークリー
ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト
ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン
ブギーポップ・チェンジリング 溶暗のデカダント・ブラック
ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉
ヴァルプルギスの後悔〈Fire2.〉
ヴァルプルギスの後悔〈Fire3.〉
ヴァルプルギスの後悔〈Fire4.〉
螺旋のエンペロイダー Spin1.
螺旋のエンペロイダー Spin2.
螺旋のエンペロイダー Spin3.
ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆 (電撃文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-03-10
上遠野浩平
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