小説:ダンジョン・サーベイヤー 遺跡の街の“人間嫌い"

ダンジョン・サーベイヤー 遺跡の街の“人間嫌い" を読みました。嬉野秋彦さんの新刊になります。今月というか先月は2巻連続で新シリーズの新刊となりましたね。

ダンジョンもの?になります。パーティを組んで遺跡を探索するお話です。
私はこないだの新作と合わせても3作品くらいしか嬉野さんの小説は読んでいないですが、他の3作とは大分雰囲気の異なるライトでコミカルな感じのお話になっています。
一癖も二癖もあるパーティーに田舎から赴任してきたちょっと一口多いサーベーイヤーが加わって…という感じで物語が進んでいきます。
てっきりギャグテイストであんまり大きな話とかはないまま進むのかなぁと思ったら最後の方は少しシリアスな展開もありつつ、ひと段落してこの巻は終了になっています。

あとがきによると、(売り上げが振るわないとかなければ…)次出すのはこれの続きになるとのことです。今のところ、主人公たちの裏で進んでいるであろうお話よりは5人のパーティーの会話劇のほうが楽しい感じですね。特に、意識してるのかしていないのかわからないコルくんの悪意なき?台詞がテンポよくて面白いです。
ただ、一般的にどれくらいライトノベル読む層に対してアピールできる部分があるのかはちょっとわからない感じかもしれないですね。これと言ってここがすごい!みたいなところがないというか。ファンタジーもの的にも今のところあんまり作り込まれた世界観とか感じないかなぁと。

そんなに筆の遅い作家さんではないと思うので、出せるなら比較的早く続きが読めるのかもしれませんね。続きが出せるくらいには売れてくれるといいのですけど。

嬉野秋彦さんの小説の感想は、こちら。
剣魔剣奏剣聖剣舞
黒鋼の魔紋修復士1
黒鋼の魔紋修復士2
黒鋼の魔紋修復士3
黒鋼の魔紋修復士4
黒鋼の魔紋修復士5
黒鋼の魔紋修復士6
黒鋼の魔紋修復士7
黒鋼の魔紋修復士8
黒鋼の魔紋修復士9
黒鋼の魔紋修復士10
黒鋼の魔紋修復士11
黒鋼の魔紋修復士12
黒鋼の魔紋修復士13
彼女は戦争妖精1
彼女は戦争妖精2
彼女は戦争妖精3
彼女は戦争妖精4
彼女は戦争妖精 小詩篇1
彼女は戦争妖精5
彼女は戦争妖精 小詩篇2
彼女は戦争妖精6
彼女は戦争妖精7
彼女は戦争妖精 小詩篇3
彼女は戦争妖精8
彼女は戦争妖精 9


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