小説:彩雲国物語 彩なす夢のおわり

彩雲国物語 彩なす夢のおわり を読みました。ファンブックみたですね。骸骨を乞うの文庫版がでるというので検索してみたらまだ読んでない本あるなぁということで買って読んでみました。

内容は、イラストギャラリー、作者の雪乃紗衣さんと秀麗役の桑島法子さんの対談インタビュー、ドラマCDのキャストのコメント、登場人物の一覧と説明、小説、マンガになっています。

ちょっと想像してたのとは違いますがそれなりに面白かったです。

・怪盗ジャジャーンを追え!改
 掲載されている小説になります。前編、後編に分かれているお話で内容的にはコミカルなお話でした。
 城下で開かれるお祭りで市を出そうと決めたのですが、その裏で本人とっては大事なものだけど、どうしようもないもの盗むジャジャーンという怪盗が現れて…というお話。読んでると顛末はだいたいわかるので右往左往する登場人物たちを楽しむ感じのお話ですね。

・王様の結婚生活(仮)
 秀麗と劉輝の結婚生活がどんな風になるか各々で予想するみたい内容の短いマンガになっています。最後の黎深たち兄弟のオチが結構笑えます。

・生ける悠舜、呪いの棺桶を走らす
 やっと秀麗に会えることになった黎深。しかし王宮では悠舜と晏樹が一日王様券をかけて秀麗がおじさまに会えるかどうかの賭けが行われることになり、知力と権力を駆使して黎深の邪魔をすることに…という展開お話になっています。
 基本ギャグっぽいお話ですね。賭けに勝ったのはどちらか、最後に笑うのは誰かみたいところがよかったです。

・めぐる季節
 秀麗と劉輝のお別れの物語になります。秀麗が静蘭、絳攸、楸瑛に劉輝のことを託す感じのお話があって劉輝との別れみたいな内容になっています。
 お別れの話だけど、秀麗の前向きさもあって、そんなにどんよりとしたお話にはなってないですね。これもよかったです。

今さら新しい物語は出ないでしょうからこれでラストですかね。
しばらく読む本出ないし読み返してみるかなぁ。

雪乃紗衣さんの小説の感想は、こちら。
彩雲国物語 漆黒の月の宴
彩雲国物語 朱にまじわれば紅
彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計
彩雲国物語 心は藍よりも深く
彩雲国物語 光降る碧の大地
彩雲国物語 藍より出でて青
彩雲国物語 紅梅は夜に香る
彩雲国物語―緑風は刃のごとく
彩雲国物語―青嵐にゆれる月草
彩雲国物語―白虹は天をめざす
彩雲国物語―隣の百合は白
彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく
彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる
彩雲国物語 黄粱の夢
彩雲国物語 暗き黄昏の宮
彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女
彩雲国物語   紫闇の玉座(上)
彩雲国物語 紫闇の玉座(下)
彩雲国物語 運命が出会う夜
彩雲国秘抄 骸骨を乞う
レアリアI
レアリアII: 仮面の皇子

彩雲国物語 彩なす夢のおわり
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