小説:シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱 を読みました。高殿円さんの新刊ですが、単行本で発売されたものの文庫版とのことです。
読んでなかったので購入しました。


お話はシャーロック・ホームズの登場人物をすべて女性にした探偵ものになります。と言ってもシャーロック・ホームズは学生のころ英語の課題でほんの一部を読んだ以外は知らないので実際どうなのかはよくわかりません。ホームズ、ワトソンコンビの探偵ものってくらいしか。

今回は事件一つを解決して終わりな感じになっています。続きを書けそうな感じですが、今まで出てないとすると今後もでる予定はないのでしょうか。でも、文庫化したくらいだから何か企画があるのか。

同時に女性が血色の良い状態4人、別々の場所で死んでいるという情報があって、とある事情でシャーリーとジョーのコンビが解決のために乗り出すみたいなお話になっています。ちょっと男では気が付かないトリックの事件になるのかな?作中のワトソン役ジョーが作中作として、登場人物を男に変更して小説を書こうする(なんか倒錯的)では、男の探偵が真相を暴いて変態扱いを受けることになるそうですが…。

表題のほかに短編が収録されていて、ホームズ役のシャーリーのお姉さん(ホームズには設定上、お兄さんがいるのでしょうか?)にまつわるお話になっています。シャーリーの昔の様子も少し出てくる感じ。

そんなに長いお話ではないのですぱっと読めていいのかもしれません。

シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱 (ハヤカワ文庫JA) - 高殿 円
シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱 (ハヤカワ文庫JA) - 高殿 円

銃姫1 ~Gun Princess The Majesty~
銃姫2 ~The Lead In My Heat~
銃姫3 ~Two and is One~
銃姫 4 ~Nothing or All Return~
銃姫 5 ~The Soldier's Sabbath~
銃姫 6 ~The Lady Canary~
銃姫7 ~No more Rain~
銃姫 8 ~No Other Way to Live~
銃姫 9 ~It is Not to be "Now"~
銃姫 10 ~Little Recurring circle~
銃姫 11 ~The strongest word in the world~

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