小説:Re:ゼロから始める異世界生活

Re:ゼロから始める異世界生活 を読みました。鼠色猫/長月達平さんが小説家になろうというサイトで公開されている小説になります。

アニメ化されている作品で、冬に前の年読んだ本を自炊しながらamazonのプライムで公開されてたアニメをみました。あとからWebで小説が公開されていると知って、最近読んだ次第です。

小説のほうは現在6章まで現在進行形で書かれています。アニメ化されたのは1章から3章までですね。現代の学生だった(引きこもりだったけど)主人公のスバルが異世界に召喚されて、唯一の特殊能力である死に戻りを利用してトライ&エラーで危難を乗り越えていくみたいな感じの物語になっています。

1章は、異世界に召喚されたスバルが、右も左もわからず困っていたところを助けてくれたハーフエルフの女の子エミリアに恩を返すためなくした徽章を取り返そうとするのですが…というお話。とある事情で命を狙われているエミリアをスバルが死に戻りの力で助けるみたいなお話になっています。

2章は、エミリアを助けるためにけがをしたスバルがエミリアの住む屋敷へ。そこには領主のロズワール、メイドの姉妹ラムとレム、禁書庫を守るベアトリスがいて…。また、何者かに館が襲われて皆亡くなってしまう事態に、スバルが死に戻りの力を使って対処していくことになります。

3章は、実は王様の候補だったエミリアに付いて王都へ向かったスバル。王選候補者の顔見せの席でエミリアとすれ違って、けがの治療もありレムと一緒に王都に残ることに。一方、王選候補者として名前が知れ渡ったハーフエルフのエミリアは魔女教徒の標的に。
スバルは繰り返すたびにハードルの上がる試練を死に戻りながら乗り越えていくことに。
ちょっと長い話で、いろいろと熱い展開が続きます。特に白鯨討伐が熱いです。一応、アニメはここまでですね。
アニメではハッピーエンドで終わりますが、まだまだ試練は続きます。伏線として、ロズワールの館に向かった使者が持って行った親書が白紙だったというのがそれですね。
休息のため、スバルと別れて王都へ向かったレムたちは魔女教の大罪司教たちに襲われて、意識不明に。さらにスバル以外の人の記憶からレムの存在が消えてしまいます。なんかもう完璧にヒロインはレムな感じですね。

4章は、村からロズワールが赴いていた聖地へ逃げて行ったラムや村人たちが帰ってこないため、迎えにいくスバルたち。そこは結界が張られてハーフの種族は入ったはいいけど出ることができないところ。ある種、ロズワールの裏切りもあって、館でも聖地でもピンチに。
スバル自信の活躍もありますが、仲間たちの協力もあって切り抜けていくことに。
ちょっと魔女の話とかが明らかになる感じに。てっきりエミリア自身が嫉妬の魔女(タイムトラベル的な感じで)みたいなお話なのかと思って読んでたんですが、そういう感じでもなさそうでしょうか。

5章は、王選候補者のアナスタシアの招きで、水門都市プリステラを訪れることになったスバルたち一行。他の王選候補者たちも呼ばれたその地に魔女教徒の大罪司教たちも現れて、都市は一気に死線の様相に。
ユリウス、リカード、ラインハルトたちの協力を得て立ち向かっていくことに。
スバルの演説が見せ場の一つですね。あと、ちょくちょくユリウスとスバルが地味にいいです。
そういえば、アニメ(amazonプライムで)見直したけど、アナスタシア、狐のマフラー?してなかったですね。

6章は現在進行中です。5章で壊滅的な打撃を受けたプリステラ。捕まえた大罪司教からもめぼしい情報は得られず、被害を受けた人々を助けるために(レムやクルシュを治すためにも)、僻地にすむ賢者を訪ねて情報を得ることに。
賢者が住むという塔にはたどり着くのですが、そこには意外な事実と試練が…。というところで現在進行中です。
今のところユリウス回(というのとは少し違うけど)的なエピソード多めでしょうか。
どうなんですかね。やっぱりタイムスリップ物でスバル=賢者、嫉妬の魔女=エミリアみたいな展開ありそうな感じなんでしょうか。

結構不定期更新になるのでしょうか。連日更新されてる話もあれば、最近は半月単位での更新みたいです。
一応、ユーザ登録してブックマーク?に入れたけど、これ更新されると通知とかでるのですかね。まだ、登録してから更新入ってないのでよくわかりませんが。

大体会社の行き帰りに本を読むのですが、行きは乗り換え駅から寝ていくことが多いけど、これは面白かったのでつい終着駅まで読みふけることがたびたびでした。最初はいつまでたっても読み終わらないくらい残りがあったのですが、それでも読み終わっちゃいましたね。これからは続きを待つことになりそうです。
全11章くらいになるそうですが、今折り返しくらいになりますね。このあとまだ大きなイベントとかが続く感じなんでしょうか。もはや王選とかどうでもいい感じの流れですが、このあと王選の話も書かれる感じなのかな?

ページの冒頭にも書かれてるけど、これ書籍にもなってるのにWebのほうの公開は続けてくれてるそうです。MF文庫だからできてるのか、どういう仕組みで成立してるのかよくわからないですね。ライトノベルだしイラスト目的で買われる方も結構いるということなのでしょうか。
私は、縦書きPDFのサービスのリンクがあってそちらのサービスを利用して縦書きのPDFで出力して読ませてもらいました。
私の持ってるKINDLEだとACROBAT READERのアプリでは表示くずれて読めず。KINDLEアプリだと普通に読めました。

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