小説:ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ラン

ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ラン を読みました。上遠野浩平さんの新刊になります。シリーズ何冊目なんだろう。

もうシリーズ全体としてはあまり目指す先とかはない感じなんですかね。このエピソードも全体としてはどこら辺の話なのかよくわからなかったけど。最新の時間軸の話ではなかったのかな?


MPLSの保護を名目に朱巳が始めた追い詰められた子供たちを支援するプロジェクト。行方不明になった子供たちを探す健太郎の網に引っ掛かってしまい、凪を蚊帳の外においたまま、プロジェクトに紛れ込んでいた本当のMPLSの能力によって事態はブギーポップが呼び出されるような事態へ発展していって…という風に物語が展開していきます。

各章の頭に、クライマックスで顔を会わせた凪とブギーポップの会話を挟みつつお話が進行していきます。

なかなか面白かったです。事態が一気に悪化していくところで凪とブギーポップの登場でまた一気に収束していく感じに。
健太郎はこのさきの展開でまた少し物語に大きくか変わってくる感じになるんですかね。



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上遠野浩平さんの小説の感想は、こちら。
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