小説:赫光の護法枢機卿

赫光の護法枢機卿 を読みました。嬉野秋彦さんの新刊になります。新シリーズですね。2つくらい始まったばかりのシリーズがあったと思うけど打ち切りになっちゃったんでしょうか。サーベイヤーじゃない方と今回の話はタイプ的に似てそうですが。

タイトル、覚えづらそうな感じですね。赤2つとかボトムズのタイトルでくらいしかみたことないかも。

マラークと呼ばれる悪魔がいる世界で、プレロマと呼ばれる唯一(亜種の武器もあるので少し違うけど)対抗できる武器をもった護法枢機卿たちの戦いを描くらしい物語になっています。

主人公は凄腕だけどちょっとずれてて空気を読まない発言の多い少年キュリアロスと新米護法枢機卿の少女アルゾラ。

婚礼の旅の途中で行方の知れなくなった王女を探す命を受けた二人ともう二人の護法枢機卿と共に探索の旅にでるのですが…というお話。

面白く読めました。あとがきにも書かれてるけど、少し今までの主人公とは変化球が入ってる感じでしょうか。最後のところは、うまくまとまった後、何かアルゾラが勘違いする流れなのかなぁと思ったけど、ちょっとシリアスなまま終わった感じに。
物語は少し導入的なところもあって、実はまだよく知られていないマラークの秘密なんかが物語のキーになってくる感じなんでしょうか。あとはキュリアロスとプラクセデス師の関係ですかね。キュリアロスのプレロマがなんか関係してるとかなんでしょうか。

続きはいつ頃出るんですかね。というか次もこのシリーズなんでしょうか。


赫光の護法枢機卿 (ファミ通文庫)
KADOKAWA
2017-08-30
嬉野 秋彦
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