小説:いつかのレクイエム case.1 少女陰陽師とサウル王の箱

いつかのレクイエム case.1 少女陰陽師とサウル王の箱 を読みました。嬉野秋彦さんの新刊になります。新しいシリーズですね。てっきり頼んだの忘れてて、こんな本注文したかな?となってしまいました。

陰陽師とか魔術とかがある世界のお話になります。魔術師たちの就職戦線 と世界観的には似てるんでしょうか。あちらほどは魔術とかが市民権を得てはいない感じのお話に。

行方不明の父親のあとを継いで陰陽道の力を使った探偵をしている女子高生と彼女を助ける魔女術の使い手の男のコンビが主人公のお話になっています。
巷で発生している連続殺人事件と奇妙な箱を探す依頼とのお話が平行して進む感じになっています。
奇妙な事件が起きても、陰陽道や魔術がそれほど信頼を得てなくて、警察もそんなものを当てにしようとは考えていないというところで、そういう力も事件の解決に必要なのでは?と考える一派もあって主人公たちのところに連続殺人事件の調査の依頼が来るみたいな流れになっています。

主人公コンビの男の方は結構頭抜ける能力の持ち主なのかなぁと思って読んでたのですが、この巻では結構苦戦したかなぁという感じ。本人も経験を積むのが目的という台詞が何度かでてきてたので、成長もお話の軸になる感じなのでしょうか。
母親がらみで何かありそう(そもそも日本に来たのが母親が昔世話になった男への恩返し。世話になった男は主人公コンビの女の子の父親。)な感じですが、なんかキーアイテム風なものはあっさり持っていかれたしこの段階ではよくわからんですね。

あとがきによると、もう2巻目の執筆に取りかかられてるとのこと。来年春頃に出せたらなぁという感じみたい。
嬉野秋彦さん、私が知ったのは比較的最近(彼女は戦争妖精の頃)なのですが、もう四半世紀くらい書かれてる方とのこと。私が本を読み始めたのが大体小三くらいからなので、そのちょっとあとくらいにはもう書かれてたってことですね。
確かに私が読み始めた頃はまだライトノベルって用語はなかったかも。スニーカー文庫もまだスニーカーとか言ってなかったし。本の背表紙の歩く人の姿のアイコン(青の背景に黄色だったでしょうか)は結構前からついてたような気はしましたが。スニーカー文庫は何度か呼び名が変わってスニーカー文庫になった気がする。背表紙のアイコンも微妙に変わってて、同じ作家さんの本の背表紙の並びが微妙に異なってて昔はそれが嫌だった覚えが。今となっては全く気にしませんが。あのマーク今でもついてるんだろうか。

嬉野秋彦さんの小説の感想は、こちら。
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