小説：電脳格技メガフィストガールズ: あああ

2018年03月02日

小説：電脳格技メガフィストガールズ

電脳格技メガフィストガールズ　を読みました。杉井光さんの新刊でしたが、サッカーの記事の更新が滞ってる間に読んでからずいぶん時間が経ってしまいました。もう次の月の新刊が出てしまいますね。

杉井さんが原作をされてるコミックのスピンアウト的な小説になるようです。残念ながらコミックの方は読んでないのでよくわかりませんが。途中で出てくるキャラがコミックのキャラだったらしいです。

学校になじめずにゲーセンに入り浸っていた主人公が、学校の有名人的なお嬢様たちに呼び出されるとそこは格ゲーをやる「伝統格式研究会」という部活で…というお話。

スピンオフ作品だからなのか、今一つ突ききれてないような内容で、ちょっとカタルシスに欠ける感じはあったかも。杉井さんの作品にありがちなキャラ配置で、主人公が1発かまして終わるのかなぁと思ったらあれ？って感じで終わってしまうし。

あんまり主軸になるようなストーリーはない感じですが、入り浸ってるゲーセンの格ゲーコーナーが売り上げ減で縮小されてなくなってしまうというところで、一発逆転をかけてゲーセン同志の対抗試合に参加するみたいなところが一つメインのお話になっています。

コミックの方は面白いのかなぁ。

電脳格技メガフィストガールズ (ダッシュエックス文庫)
集英社
2018-01-25
杉井光