小説:やがて恋するヴィヴィ・レイン (7)

やがて恋するヴィヴィ・レイン (7) を読みました。犬村小六さんの新刊になります。最終巻ですね。

3界を遮る壁を取り払うルカ。エデンは自分たちの優位が崩れる前に上空からグレイスランドを征服jに乗り出すことに。
ルカと別れたファニアはジェミニの説得に向かい予定でしたが、偶然ヴラドレンと出会い助けられて方針を転換ルナ・シエラに戻って対抗する勢力を得ることに。

正直、単身でジェミニの元に戻ってもどうにもならんだろうと思ってたので、ヴラドレンは予想外でしたが(しかもうまく話がまとまるし)、展開としては納得できる形に。
エデンが少し張子の虎だったのが意外といえば意外でしたが、もともとそういう予定だったんですかね。最後はどうするのかなぁと思っていたのですが、戦闘自体はすこしあっけなく終わってしまった感じに。なんか知略を重ねるとかの展開にはならなかったし。お互い手の内は知ってたけどそのまま決着してしまったと言うか(ジェミニが奥の手になったけど、決定打ではなかったし)。
ジェミニもジェミニでちょっと予想外というかもうちょっと粘着して話をややっこしくするのかなぁと思ったけど幕切れが少しあっけなかったですかね。

お話は大団円というか前巻までファニアとルカの物語だったのが急にヴィヴィ・レインとルカの物語になってしまった感があったかも。明るいラストではあったけど、少しとある飛空士への追憶と似たような展開になってしまった感じ。

シリーズ終わったし、犬村さん的にはしばらくお休みな感じなんですかね。すぐに新しいシリーズが始まったりするのでしょうか。打ち切り感はなかったけど、売上や人気的にどんなもんだったのでしょうか。

やがて恋するヴィヴィ・レイン 1
やがて恋するヴィヴィ・レイン 2
やがて恋するヴィヴィ・レイン 3
やがて恋するヴィヴィ・レイン 4
やがて恋するヴィヴィ・レイン 5
やがて恋するヴィヴィ・レイン 6
とある飛空士への追憶
とある飛空士への恋歌
とある飛空士への恋歌 2
とある飛空士への恋歌3
とある飛空士への恋歌 4
とある飛空士への恋歌 5
とある飛空士への夜想曲 上
とある飛空士への夜想曲 下
とある飛空士への誓約 1
とある飛空士への誓約 2
とある飛空士への誓約 3
とある飛空士への誓約 4
とある飛空士への誓約 5
とある飛空士への誓約 6
とある飛空士への誓約 7
とある飛空士への誓約 8
とある飛空士への誓約 9
映画:とある飛空士への追憶
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レヴィアタンの恋人
レヴィアタンの恋人 2
レヴィアタンの恋人 III
レヴィアタンの恋人 4
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