小説:新・水滸後伝 下巻

新・水滸後伝 下巻 を読みました。田中芳樹さんの小説になります。

水滸伝のあとのお話になります。

金の侵攻が進み宋の北半分も占領されてしまい、皇帝も囚われてしまいます。宋に残っていた好漢たちも、追われるように海の暹羅国へ合流することに。
暹羅国では怪僧?薩頭蛇が妖法を用いてしつこくちょっかいをかけてきていて…という展開。

序盤は宋での金や恭順した元宋の酷吏や悪党とのお話で、後半が暹羅国での薩頭蛇との戦いみたいな感じになっています。
苦労はするけど、そんなに深刻な事態に陥ることもなく?なんとか盛り返してとりあえず、この時代では大団円という感じのラストになります。
最後には武松も出てきてひと活躍という感じ。結局生き残った好漢はみんな出てきたんですかね。

あとがきによると、田中さん、はじめは自分で書くつもりはなかったらしいです。こっちとしては田中さんの文でよめてよかったかなぁというところですが。
もう中国物はかかれないのですかね、以前なにかで書かれてた岳飛、蘭陵王も書かれちゃったし。

田中芳樹さんの小説の感想は、こちら。
ラインの虜囚
月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
髑髏城の花嫁 (Victorian Horror Adventures 2)
水晶宮の死神 (Victorian Horror Adventures 3)
蘭陵王
アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
アルスラーン戦記〈2〉王子二人
アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌
アルスラーン戦記〈4〉汗血公路
アルスラーン戦記〈5〉征馬孤影
アルスラーン戦記〈6〉風塵乱舞
アルスラーン戦記〈7〉王都奪還
アルスラーン戦記〈8〉仮面兵団
アルスラーン戦記〈9〉旌旗流転
アルスラーン戦記〈10〉妖雲群行
アルスラーン戦記読本
アルスラーン戦記〈11〉魔軍襲来
アルスラーン戦記〈12〉暗黒神殿
アルスラーン戦記〈13〉蛇王再臨
アルスラーン戦記〈14〉天鳴地動
アルスラーン戦記〈15〉戦旗不倒
アルスラーン戦記〈16〉天涯無限
魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿
薬師寺涼子の怪奇事件簿 海から何かがやってくる
タイタニア〈1〉疾風篇
タイタニア〈2〉暴風篇
タイタニア〈3〉 旋風篇
タイタニア4<烈風篇>
タイタニア5 <凄風篇>
新・水滸後伝 上巻

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