小説:鷲尾須美は勇者である

鷲尾須美は勇者である を読みました。タカヒロさんという方の小説になります。結城友奈は勇者であるの前日譚の物語になります。

まだ見れるのかわかりませんがAmazonプライムで配信している時期があってそのときにアニメの方はみました。
結構できがいいお話で面白かったので、小説を買って読んでみました。
ちょっと意表をつかれたというか、イラストノベルというのかかなりイラストが多い(カラーのも)構成でした。

お話はバーテックスという謎の脅威から世界を守るために、神樹様という神様の力を借りて作った勇者システムで戦う女の子たちのお話になっています。

アニメで見た時はあんまり気づかなかったけど、この物語が次の「結城友奈は勇者である」のお話にすごいつながってる感じなんですね。勇者システムのバージョンアップとか、大赦と直接は関係ない子たちが次の勇者に選ばれる過程とか。

この物語ではまだバーテックスとか神樹様の本当のところの話は出てこない感じですが、ギリギリの戦いのなかで勇者システムは実は…というところがあって、なかなかつらいラストを迎えることになります。3人の女の子たちの絆のお話がメインな感じなのかな?

私はアニメもこっちから先に見たのですが(Amazonプライムのトップページはこっちしか出てなかった)、こっちを先に見なかったら結城友奈は勇者であるもその後の勇者の章も見なかったかもってくらいにはこの鷲尾須美は勇者であるの出来が良かったかなぁと思いました。

アニメの次回予告に検閲済みの日記の1部みたいなのが出てくるのですが、巻末の方にそれの検閲されてないバージョンが収録されています。
あとは特別編という短編とタカヒロさんのインタビューが掲載されています。

これ全シリーズ出てるんですかね。文章の量に対しては少し割高な感じもありますが(その分イラスト多めなのかもですが)



鷲尾須美は勇者である
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
タカヒロ(みなとそふと)
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