小説:ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき

ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき を読みました。上遠野浩平さんの新刊になります。ブギーポップシリーズの新刊ですね。アニメ化に合わせてのエピソードでもあったのでしょうか。イマジネーターの辺りまでしかまだ見てないけど。

スプーキーEの自殺の原因を探るように命令を受けたポーリーモーグ。偶然見つけた手がかりの少年と織機綺を巻き込んで調査を進めるのですが、そこに同じく電撃タイプの合成人間ディジー・ミス・リジー、炎の魔女、ブギー・ポップも現れてお話が進んでいく感じに。

途中でなんとなくお話のオチ(彼女の話)はわかりました。
心に残ったわずかな彼女の残滓とブギー・ポップの会話は確かにブギー・ポップらしくなさをついていて面白かったかも。本来なら今回は出る幕はなかったですかね。

アニメに方はなんというか低予算なのか、なぜ今頃アニメ化なのかって感じの出来かも。見たところまでの感じだと。
サクラダリセットのアニメを見たときと同じ残念さがあったというか。昔読んだ時の思い出で美化されてた部分もあったのかもしれないけど、本当ならもっと面白い作品なのに!みたいなもったいなさがぬぐえないというか。
どこら辺までお話進む感じなんですかね。正直好きなエピソードまで進んでも面白くなりそうな予感がしないかなぁという感じ。

上遠野浩平さんの小説の感想は、こちら。
化け猫とめまいのスキャット―ブギーポップ・ダークリー
ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト
ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン
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