小説:プロペラオペラ

プロペラオペラ を読みました。犬村小六さんの新刊になります。

参考文献のところにシリーズ続刊でも参考にします的なこと書いてあったけど、続くんですかね。

謀反の疑いをうけた傍流の皇族が、好きな幼馴染みを救うために祖国に戻って軍属として活躍するみたいな話になっています。
なんというか戦記ものっぽいけど、シリアスな部分とコミカルな部分のバランスが悪いなぁと初めの方読んで思いました。

国を抜け出す事情の話があって、外国でのエピソードがあって、国を守るための戦いがあってみたいな感じでお話が進んでいきます。てっきり1冊で終わりなのかと思った(というかそんな展開なラストだった)けど続くのかもしれません。

なんか地名とかはそのままなのに国の名前は適当にもじってたり、なんか意図とか裏設定とかある感じなんですかね。
作り込むなら徹底的に作り込んでもいいのになぁと思わないでもなかったかも。

終盤は結構面白かったけど、このあとも面白くなりそうなのかはよくわからない感じ。圧倒的に不利な状況を、なんか気持ちだけで乗り切られた感があって戦記物的な面白さにかけるかなぁというのがあったかも。国力差を考えたらどうにもならん差みたいなのでしょうがないかもですが。

【期間限定お試し読み増量版】プロペラオペラ (ガガガ文庫)
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