小説:りゅうおうのおしごと!8

りゅうおうのおしごと!8 を読みました。白鳥士郎さんの小説になります。

短編集みたいな感じですね。供御飯さんと月夜見坂さんのタイトル戦、山城桜花戦がお話としてあって、その合間に短編が入る感じ。
ちょっと短編と山城桜花戦に関連があまりなくてお話としては浮いた感じになっちゃってますね。

・やきにく将棋 
 タイトル戦の観戦に訪れた八一が月夜見坂さんのところに顔を出したら、何か面白い話を聞かせろと言われて、八一、あい、銀子で焼き肉を食べに行ったときの話をすることに。
 この話自体は小話というかあんまりオチもないような感じの話でした。

・お師匠様、王手飛車です。
 タイトル戦の方はお互い一つずつ勝って三戦目へ。短編の方はあんまりそこと関係なくて、将棋協会が将棋人気のテコ入れを目的にJS研のメンバーでユニットを組んで売り出すことにというお話。あいと澪ちゃんが対局するのですが、その結果は…というところをのオチを八一がさらに天衣に話すという流れ。

・トップ棋士のおしごと!
 夜、供御飯さんにホテルと連れ出された八一。今度は自分にも面白い話を聞かせてと強請られ(ねだるってこんな変換になるのか。ゆすられてみたな語感あるなぁ)、将棋以外のお仕事で協会からゲームづくりの仕事を斡旋された話をするのですが…。完全にバカ話ですが、最後はちょっとイイ話風にまとまります。

最後は山城桜花戦。なかなか盛り上がる展開となります。

感想戦のオチはちょっと予想してなくて面白かったかも(また後ろから出てくるのかと思った)。
少しマイナビ戦の伏線になってますね。八一は結局アドバイスできなかったのかな?

りゅうおうのおしごと!8 (GA文庫)
りゅうおうのおしごと!8 (GA文庫)

りゅうおうのおしごと!
りゅうおうのおしごと! 2
りゅうおうのおしごと!3
りゅうおうのおしごと!4
りゅうおうのおしごと!5
りゅうおうのおしごと!6
りゅうおうのおしごと!7
りゅうおうのおしごと!8

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック