小説:プロペラオペラ 2

プロペラオペラ 2 を読みました。犬村小六さんの新刊になります。結構音沙汰なかったので打ち切りかなにかなのかと思いました。これ続くのかなぁ。俺達の戦いはこれからだみたいな雰囲気がラスト少しあったけど。

前回はなんとか奇跡の大逆転を起こしたイザヤとクロト。今度は自爆上等な戦艦と艦隊を任されることに。
ちょっと主人公たちを引き上げるためなのかアホすぎる軍部の上層部に足を引っ張られつつ、独断専行しながら窮地を切り抜けていくみたいな展開に。

クロトは自分の行動に自覚的なのかと思って読んでたけどそうでもなかったみたいですね。正直イザヤがそれを知るのはもっと後になるのかと思ってたけど、意外なキャラが出てきて結構あっけなく知られてしまう形に。
クロトが一応論理的というか根拠をもって策をたてるのはいいけど、それを実行するのは毎回努力と根性みたいな感じになっちゃってるのが少しバカにされてるように見えてる軍の上層部とあんまりかわらんのではないかなぁとちょっと思いました。

あとはちょっと前の巻でも思ったけど、シリアスなところとそうでないところのバランスがなんか今までの作品に比べると悪い感じがしますね。わざとやってるのかなぁ。

プロペラオペラ 2 (ガガガ文庫) - 犬村小六, 雫綺一生
プロペラオペラ 2 (ガガガ文庫) - 犬村小六, 雫綺一生

プロペラオペラ
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