銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.IV
銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.IV を見ました。
朝の夢、夜の歌の最終回になります。
幼年学校で起きた殺人事件の担当をすることになったラインハルトとキルヒアイス。調査を進めているうちに第二の殺人が発生。怪しい容疑者も見つかったのですがというところからの続きになります。
現場を再訪した二人。運悪く（誰かが故意にやったのかと思った）、食料庫の小麦粉の袋が頭上から落ちてきて危うく命を落としかけます。
これが凶器だ！と気づくラインハルト。
しかし、なぜ事故に見せかけなかったのかといぶかるラインハルト。このまま現場を放置しておけば事故に見せることができたのに…。
学校の管理責任が問われるだけなのにと同意するキルヒアイスの言に、ラインハルトは真相にたどり着きます。
キルヒアイスに至急、裏取りを依頼するラインハルト。
解決編です。校長室にハーゼを呼び出すラインハルト。ハーゼに緑色の紙に赤字で書かれた文章を読ませようとしますが、ハーゼは強度の色盲で当然読めません。
ハーゼが犯人だとして残念だと語る校長。しかし、ラインハルトはハーゼは犯人ではないと口をはさみます。
ハーゼの罪は色盲を隠して幼年学校に入学した点のみだと。
次席の次、三番目の生徒の元から凶器がみつかり、本人も自白していると告げるラインハルト。
しかし、校長はそんなはずはない！それはハーゼのデスクの引き出しにあったはずだと暗に自白してしまいます。
ラインハルト「その通りです、閣下。ですが、なぜそのことをご存知なのですか？シュテーガー校長！」
三番目の生徒の母型の祖父が校長でした。
一人目の生徒の食料庫での事件は、殺人ではなく事故でした。
しかし、夜回りでこれを見つけた校長は、自分の管理責任が問われることを恐れて、殺人に見せかけ、更にそれを孫の目の上のたんこぶであったハーゼに着せることを思いつきます。更に次席の子を殺してハーゼの仕業のように仕向けて、上位二者を退場させて孫を主席にしようとしたのでした。
抵抗しようとする校長はキルヒアイスが牽制して捉えます。
ラインハルト「あなたは卑怯者だ！自分の地位を守ることしか考えず、その地位を利用して他者を陥れ、孫可愛さのエゴイズムを満足させようとしたのだ。殺されたベルツにも孫が祖父がいるだろうに…。あなたに比べれば、自由惑星同盟と称する叛徒どもの元へ逃げ出す亡命者の方が遥かに潔い！彼らは少なくとも何かを手に入れるためには他の何かを、例えば故国を失わなければならないことをわきまえているからな。
そもそも色盲など本人に何も責任のないことで最優等生のハーゼが学校を追われるような、そんな理不尽な法を強いる強者に対してこそ闘争を挑むべきなのに、なぜ強者に挑戦せず、力を弱きに向けるのか！？」
言いたい放題のラインハルトに、校長も理不尽だ！と。姉の寵愛で大佐に上り詰めたやつに俺の苦労がわかるのかと。
そもそもハーゼの色盲を知ったのは、ハーゼがかつての上官の孫で、良きに計らうように圧力をかけられたのでした。
ラインハルトを憎むのは地位にあぐらをかいた大貴族ではなく、その理不尽を耐えて暮らしている普通の人々ではないかと危惧するキルヒアイス。ラインハルトもそのことに気づきます。
ラインハルト「あなたの気持ちとやらは、まずベルツの遺族に理解してもらう必要があるでしょうな。私などがとやかくいうことではありません。」
校長とハーゼは収監されていきます。
ハーゼの件は校長がバラすだろうから隠し立てはできないだろうと。せいぜい罪が軽くなるように上申書を書くくらいしかできないだろうと。
オーベルシュタインとかはどういう扱いだったんですかね。隠してはいなかったのだと思うけど。オーベルシュタイン家は結構、力のある家だったんでしょうか。
三位の生徒も校長に連座して学校を去ることになるだろうと、処分がなかったとしてもこの学校には居られないだろうし。
幼年学校は、主席から三位までの生徒を一気に失うことに。
収監されるハーゼに陰口を叩く生徒たちに
ラインハルト「やめろ！ハーゼが色盲だからといって彼を軽蔑する理由になるのか！遺伝による体質や特質はそれを持つ者の責任か！そんなことに関わりなく、ハーゼは学年主席だったはずだ！それは彼の努力によって得たものだ！貴様らは誰もその彼に敵わなかったのではないか！それでもハーゼを差別し貶めることができるというのか！」
ラインハルトを一瞥するハーゼ。この時点ではラインハルトもただ口先で言っただけでしかない感じでしょうか。
キルヒアイス「夢の小さな者を軽蔑なさいますか？ラインハルト様。」
ラインハルト「夢の大小はともかく、弱いやつは、いや、弱さに甘んじるやつは、俺は軽蔑する。自分の正当な権利を主張しないものは、他人の正当な権利が侵害されたときに共犯の役割を果たす。そんな奴らを好きになれるはずがない。お前もそう思うだろう？キルヒアイス。お前はいつも俺と同じように感じてくれるよな？」
ここの屋良有作さんのナレーションはちょっといいかも。
次は千億の星、千億の光ですね。ただ、ナンバーリング的に、決闘者と奪還者の間に黄金の翼が入るみたい。次回予告に入るかと思ったら入らなかったので抜かしちゃいましたね。どこかの回想シーンで、本伝、外伝のキャラデザのままで黄金の翼の回想シーンが入ってた気がしましたが（それで気づいた）。
ちょっと毛色の違う作品なので、どこで見てもいい感じなのかもですが。
男たちの野望が、銀河を駆ける。
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第1話「エル・ファシルの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第2話「英雄の新しい仕事」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第3話「英雄たちの横顔」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第4話「過去へのささやかな旅」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第5話「時の女神に愛された男 〜第二次ティアマト会戦記I〜」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第6話「英雄の死 〜第二次ティアマト会戦記II〜」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第7話「喪服と軍服の間」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第8話「収容所惑星」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第9話「捕虜と人質」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第10話「顕微鏡サイズの反乱」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第11話「エコニアの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第12話「過去からの糸」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第13話「ひとつの旅の終わり」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第14話「出口をさがす旅」
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.III
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第二章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第三章
・ラインの虜囚
・月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
・髑髏城の花嫁 (Victorian Horror Adventures 2)
・水晶宮の死神 (Victorian Horror Adventures 3)
・蘭陵王
・アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
・アルスラーン戦記〈2〉王子二人
・アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌
・アルスラーン戦記〈4〉汗血公路
・アルスラーン戦記〈5〉征馬孤影
・アルスラーン戦記〈6〉風塵乱舞
・アルスラーン戦記〈7〉王都奪還
・アルスラーン戦記〈8〉仮面兵団
・アルスラーン戦記〈9〉旌旗流転
・アルスラーン戦記〈10〉妖雲群行
・アルスラーン戦記読本
・アルスラーン戦記〈11〉魔軍襲来
・アルスラーン戦記〈12〉暗黒神殿
・アルスラーン戦記〈13〉蛇王再臨
・アルスラーン戦記〈14〉天鳴地動
・アルスラーン戦記〈15〉戦旗不倒
・アルスラーン戦記〈16〉天涯無限
・魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 海から何かがやってくる
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 白魔のクリスマス
・タイタニア〈1〉疾風篇
・タイタニア〈2〉暴風篇
・タイタニア〈3〉 旋風篇
・タイタニア4<烈風篇>
・タイタニア5 <凄風篇>
・新・水滸後伝 上巻
・新・水滸後伝 下巻
・創竜伝１超能力四兄弟
・創竜伝２摩天楼の四兄弟
・創竜伝３逆襲の四兄弟
・創竜伝４四兄弟脱出行
・創竜伝５蜃気楼都市
・創竜伝６染血の夢
・創竜伝７黄土のドラゴン
・創竜伝８仙境のドラゴン
・創竜伝９妖世紀のドラゴン
・創竜伝１０大英帝国最後の日
・創竜伝１１銀月王伝奇
・創竜伝１２竜王風雲録
・創竜伝１３噴火列島
・創竜伝１４<月への門>
朝の夢、夜の歌の最終回になります。
幼年学校で起きた殺人事件の担当をすることになったラインハルトとキルヒアイス。調査を進めているうちに第二の殺人が発生。怪しい容疑者も見つかったのですがというところからの続きになります。
現場を再訪した二人。運悪く（誰かが故意にやったのかと思った）、食料庫の小麦粉の袋が頭上から落ちてきて危うく命を落としかけます。
これが凶器だ！と気づくラインハルト。
しかし、なぜ事故に見せかけなかったのかといぶかるラインハルト。このまま現場を放置しておけば事故に見せることができたのに…。
学校の管理責任が問われるだけなのにと同意するキルヒアイスの言に、ラインハルトは真相にたどり着きます。
キルヒアイスに至急、裏取りを依頼するラインハルト。
解決編です。校長室にハーゼを呼び出すラインハルト。ハーゼに緑色の紙に赤字で書かれた文章を読ませようとしますが、ハーゼは強度の色盲で当然読めません。
ハーゼが犯人だとして残念だと語る校長。しかし、ラインハルトはハーゼは犯人ではないと口をはさみます。
ハーゼの罪は色盲を隠して幼年学校に入学した点のみだと。
次席の次、三番目の生徒の元から凶器がみつかり、本人も自白していると告げるラインハルト。
しかし、校長はそんなはずはない！それはハーゼのデスクの引き出しにあったはずだと暗に自白してしまいます。
ラインハルト「その通りです、閣下。ですが、なぜそのことをご存知なのですか？シュテーガー校長！」
三番目の生徒の母型の祖父が校長でした。
一人目の生徒の食料庫での事件は、殺人ではなく事故でした。
しかし、夜回りでこれを見つけた校長は、自分の管理責任が問われることを恐れて、殺人に見せかけ、更にそれを孫の目の上のたんこぶであったハーゼに着せることを思いつきます。更に次席の子を殺してハーゼの仕業のように仕向けて、上位二者を退場させて孫を主席にしようとしたのでした。
抵抗しようとする校長はキルヒアイスが牽制して捉えます。
ラインハルト「あなたは卑怯者だ！自分の地位を守ることしか考えず、その地位を利用して他者を陥れ、孫可愛さのエゴイズムを満足させようとしたのだ。殺されたベルツにも孫が祖父がいるだろうに…。あなたに比べれば、自由惑星同盟と称する叛徒どもの元へ逃げ出す亡命者の方が遥かに潔い！彼らは少なくとも何かを手に入れるためには他の何かを、例えば故国を失わなければならないことをわきまえているからな。
そもそも色盲など本人に何も責任のないことで最優等生のハーゼが学校を追われるような、そんな理不尽な法を強いる強者に対してこそ闘争を挑むべきなのに、なぜ強者に挑戦せず、力を弱きに向けるのか！？」
言いたい放題のラインハルトに、校長も理不尽だ！と。姉の寵愛で大佐に上り詰めたやつに俺の苦労がわかるのかと。
そもそもハーゼの色盲を知ったのは、ハーゼがかつての上官の孫で、良きに計らうように圧力をかけられたのでした。
ラインハルトを憎むのは地位にあぐらをかいた大貴族ではなく、その理不尽を耐えて暮らしている普通の人々ではないかと危惧するキルヒアイス。ラインハルトもそのことに気づきます。
ラインハルト「あなたの気持ちとやらは、まずベルツの遺族に理解してもらう必要があるでしょうな。私などがとやかくいうことではありません。」
校長とハーゼは収監されていきます。
ハーゼの件は校長がバラすだろうから隠し立てはできないだろうと。せいぜい罪が軽くなるように上申書を書くくらいしかできないだろうと。
オーベルシュタインとかはどういう扱いだったんですかね。隠してはいなかったのだと思うけど。オーベルシュタイン家は結構、力のある家だったんでしょうか。
三位の生徒も校長に連座して学校を去ることになるだろうと、処分がなかったとしてもこの学校には居られないだろうし。
幼年学校は、主席から三位までの生徒を一気に失うことに。
収監されるハーゼに陰口を叩く生徒たちに
ラインハルト「やめろ！ハーゼが色盲だからといって彼を軽蔑する理由になるのか！遺伝による体質や特質はそれを持つ者の責任か！そんなことに関わりなく、ハーゼは学年主席だったはずだ！それは彼の努力によって得たものだ！貴様らは誰もその彼に敵わなかったのではないか！それでもハーゼを差別し貶めることができるというのか！」
ラインハルトを一瞥するハーゼ。この時点ではラインハルトもただ口先で言っただけでしかない感じでしょうか。
キルヒアイス「夢の小さな者を軽蔑なさいますか？ラインハルト様。」
ラインハルト「夢の大小はともかく、弱いやつは、いや、弱さに甘んじるやつは、俺は軽蔑する。自分の正当な権利を主張しないものは、他人の正当な権利が侵害されたときに共犯の役割を果たす。そんな奴らを好きになれるはずがない。お前もそう思うだろう？キルヒアイス。お前はいつも俺と同じように感じてくれるよな？」
ここの屋良有作さんのナレーションはちょっといいかも。
次は千億の星、千億の光ですね。ただ、ナンバーリング的に、決闘者と奪還者の間に黄金の翼が入るみたい。次回予告に入るかと思ったら入らなかったので抜かしちゃいましたね。どこかの回想シーンで、本伝、外伝のキャラデザのままで黄金の翼の回想シーンが入ってた気がしましたが（それで気づいた）。
ちょっと毛色の違う作品なので、どこで見てもいい感じなのかもですが。
男たちの野望が、銀河を駆ける。
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第1話「エル・ファシルの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第2話「英雄の新しい仕事」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第3話「英雄たちの横顔」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第4話「過去へのささやかな旅」
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・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第6話「英雄の死 〜第二次ティアマト会戦記II〜」
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・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第9話「捕虜と人質」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第10話「顕微鏡サイズの反乱」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第11話「エコニアの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第12話「過去からの糸」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第13話「ひとつの旅の終わり」
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・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第二章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第三章
・ラインの虜囚
・月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
・髑髏城の花嫁 (Victorian Horror Adventures 2)
・水晶宮の死神 (Victorian Horror Adventures 3)
・蘭陵王
・アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
・アルスラーン戦記〈2〉王子二人
・アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌
・アルスラーン戦記〈4〉汗血公路
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