銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第11話「第六次イゼルローン攻防戦」
銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第11話「第六次イゼルローン攻防戦」 を見ました。
前哨戦が終了し、第六次イゼルローン攻略の始まりになります。
帝国はトールハンマーの射程に同盟を引きずり込もうとし、同盟は射程ギリギリで煽って帝国軍を引っ張り出す狙い（今回は囮ですが）。
後方に待機させられたラインハルト。全体を見渡せるので同盟の意図にも気が付きます。
ラインハルト「狙いは悪くない。ただ、敵には唯一つ誤算があったな。」
キルヒアイス「…それは？」
ラインハルト「俺がイゼルローンにいたことだ。」
ラインハルト「俺の艦隊はたかだが二千二百隻。これは戦術的には誠に小さいが、戦略的には極めて大きい。ふっ、いい間違えたのではないぞキルヒアイス。戦術レベルで考えればたかだか二千二百隻だ。だが、この二千二百隻がイゼルローンを救うのだ！」
同盟は本体をお取りにしたホーランドの部隊がミサイルでイゼルローンを強襲。ミッケンベルガーも馬鹿ではないので前回の轍は踏まず応戦。
ここでラインハルトがホーランドの部隊を横から強襲、要塞のピンチを救います。
でもホーランドの部隊だけじゃイゼルローンはどうにもならなかったのではないかなぁ。
そのまま余勢を駆って同盟軍本体に襲いかかるラインハルト。同盟軍はトールハンマーの射程に阻まれてうまく兵力を割けず苦戦します。
しかし、ラインハルトに武勲を独占させないと帝国軍が突出。同盟軍はグリーンヒル経由でヤンの献策を受けて混戦状態に持ち込みます。
予想外の展開に憮然とするラインハルト。
混戦に用はないとイゼルローンへ帰還します。
しかしこの混戦を利用するローゼンリッター。敵艦に強襲をかけて、艦内を占拠して演説をぶちまけます。
ブルームハルト「出てきやがれ！リューネブルク！地獄直行の特別席を貴様のために用意してあるぞ！それとも！とうに逃げおおせたか！格好だけの臆病者！出てこい♪出てこい♪リューネブルク♪出てくりゃあの世へ直行便♪地獄の魔女共お待ちかね♪」
帰還して、これはお前たちの私戦ではないぞ”！とお小言をくらうも
シェーンコップ「私戦ですよ。そうでもなければとてもやっていられません！」
リンツ「公務で人殺しをするところまで、まだ俺たちは落ちちゃいませんよ。」
当然帝国の中枢の耳にも入り、ミュッケンベルガーに呼び出しを食らうリューネブルク。お前が片付けろと。
リューネブルク『俺は二度も国を捨てた。今度は国が俺を捨てる。それほど理不尽な話でもないか。』
リューネブルクが立ち去った後
ミュッケンベルガー「奴自身はまだ知らぬことだが、妻が兄殺しの大罪人になりさがったのだ。戦死したほうが奴自身のためだろう。生きていても名誉や栄光とは無縁の人生が待っているだけだからな。」
たかだが一将帥に指示を出す羽目になったミュッケンベルガーを爆笑でくさすオフレッサー。
オフレッサー「それにしても、元帥閣下も何かと苦労しますな」
リューネブルクへの挑発を続けるローゼンリッター。リューネブルクの方から強襲揚陸艦で特攻を仕掛けてきます。
シェーンコップ「リューネブルクが来たぞ！」
リューネブルクとシェーンコップの一騎打ち。そういうアニメでもないので比較的あっさり決着は付きます。
シェーンコップ「何か言うことはあるか？」
リューネブルク「そうだな…一つだけ言っておこう。貴様の器量が上がったのではないぞ…シェーンコップ…青二才よ…俺の力が衰えたのだ。でなければ俺が負けるわけがない…」
シェーンコップ「そうかもしれんなぁ」
リューネブルク『エリザベート…俺は死んでやる…死んでお前を開放してやるから後は好きにするがいい…』
シェーンコップ「敬礼しろ！ともかくかつては俺達の指揮官だった男だ。勇敢で、有能だった。」
これでこのエピソードの一つのお話が終わりました。
帰還したラインハルトたちはケスラーの訪問を受けることに。
ケスラー「残念ながら訃報でして…」
ラインハルト「…グリンメルスハウゼン閣下が亡くなったのか？」
ケスラー「違います。」
ここでもう一つの物語がケスラーによって語られます。今回の事件の裏事情ですね。
裏事情はおいておいて、事件が起きたのはグリンメルスハウゼンがエリザベートにとある事実を話したせいでした。
グリンメルスハウゼンは貴族たちの裏事情を聞き集めて文書にまとめていました。死期が近付き、その文章をケスラー経由でラインハルトに託したいと。これからの戦いに役立てるように。
グリンメルスハウゼンに感謝しつつも脅迫者になるつもりはないと文書をケスラーにあずけるラインハルト。
ケスラー「いつまで、ですか？」
ラインハルト「歴史が大貴族どもの独占物でなくなるときまでだ。」
ラインハルトの元を辞するケスラー。グリンメルスハウゼンの力でオーディンに留まれていたけど、軍首脳部に疎まれているので死後は辺境に飛ばされるだろうと。
ケスラー「辺境星系の赴任期間は一応三年となっていますが、軍首脳部に忌避されて辺境を転々として生涯を終える者も多いのです。自分も…恐らくそうなるでしょう。」
ラインハルト「それで卿はいいのか？」
ケスラー「よくはありませんが、軍首脳部の指示を覆すだけの力は私にはありません。ただ、卑屈にならないよう自己を律したいと思うのみです。」
ラインハルト「ケスラー！私は三年後には現在よりもっと大きな力を得ているだろう。その時は、卿をオーディンに呼び戻し卿の力量にふさわしい地位に就いてもらう。だから…それまで待っていてくれるか？」
敬礼で返すケスラー。
もうほとんどこの物語のエピソード終わっちゃいましたね。あとはイゼルローン攻略の後始末だけでしょうか。
男たちの野望が銀河を駆ける
銀河英雄伝説 Blu-ray BOX スタンダードエディション 4 - 堀川亮, 広中雅志, 勝生真沙子, 潘恵子, 森功至, 若本規夫, 塩沢兼人, 富山敬, 郷田ほづみ, 石黒昇
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第1話「エル・ファシルの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第2話「英雄の新しい仕事」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第3話「英雄たちの横顔」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第4話「過去へのささやかな旅」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第5話「時の女神に愛された男 〜第二次ティアマト会戦記I〜」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第6話「英雄の死 〜第二次ティアマト会戦記II〜」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第7話「喪服と軍服の間」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第8話「収容所惑星」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第9話「捕虜と人質」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第10話「顕微鏡サイズの反乱」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第11話「エコニアの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第12話「過去からの糸」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第13話「ひとつの旅の終わり」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第14話「出口をさがす旅」
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.I
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・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第1話「ヴァンフリート星域の会戦」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第2話「三つの赤」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第3話「亡命者たち」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第4話「流血の四月」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第5話「危険な男」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第6話「混戦始末記」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第7話「初夏、風強し」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第8話「伯爵家後継候補」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第9話「パーティーの夜」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第10話「真実は時の娘」
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第二章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第三章
・ラインの虜囚
・月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
・髑髏城の花嫁 (Victorian Horror Adventures 2)
・水晶宮の死神 (Victorian Horror Adventures 3)
・蘭陵王
・アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
・アルスラーン戦記〈2〉王子二人
・アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌
・アルスラーン戦記〈4〉汗血公路
・アルスラーン戦記〈5〉征馬孤影
・アルスラーン戦記〈6〉風塵乱舞
・アルスラーン戦記〈7〉王都奪還
・アルスラーン戦記〈8〉仮面兵団
・アルスラーン戦記〈9〉旌旗流転
・アルスラーン戦記〈10〉妖雲群行
・アルスラーン戦記読本
・アルスラーン戦記〈11〉魔軍襲来
・アルスラーン戦記〈12〉暗黒神殿
・アルスラーン戦記〈13〉蛇王再臨
・アルスラーン戦記〈14〉天鳴地動
・アルスラーン戦記〈15〉戦旗不倒
・アルスラーン戦記〈16〉天涯無限
・魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 海から何かがやってくる
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・タイタニア〈2〉暴風篇
・タイタニア〈3〉 旋風篇
・タイタニア4<烈風篇>
・タイタニア5 <凄風篇>
・新・水滸後伝 上巻
・新・水滸後伝 下巻
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・創竜伝２摩天楼の四兄弟
・創竜伝３逆襲の四兄弟
・創竜伝４四兄弟脱出行
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・創竜伝１１銀月王伝奇
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・創竜伝１３噴火列島
・創竜伝１４<月への門>
前哨戦が終了し、第六次イゼルローン攻略の始まりになります。
帝国はトールハンマーの射程に同盟を引きずり込もうとし、同盟は射程ギリギリで煽って帝国軍を引っ張り出す狙い（今回は囮ですが）。
後方に待機させられたラインハルト。全体を見渡せるので同盟の意図にも気が付きます。
ラインハルト「狙いは悪くない。ただ、敵には唯一つ誤算があったな。」
キルヒアイス「…それは？」
ラインハルト「俺がイゼルローンにいたことだ。」
ラインハルト「俺の艦隊はたかだが二千二百隻。これは戦術的には誠に小さいが、戦略的には極めて大きい。ふっ、いい間違えたのではないぞキルヒアイス。戦術レベルで考えればたかだか二千二百隻だ。だが、この二千二百隻がイゼルローンを救うのだ！」
同盟は本体をお取りにしたホーランドの部隊がミサイルでイゼルローンを強襲。ミッケンベルガーも馬鹿ではないので前回の轍は踏まず応戦。
ここでラインハルトがホーランドの部隊を横から強襲、要塞のピンチを救います。
でもホーランドの部隊だけじゃイゼルローンはどうにもならなかったのではないかなぁ。
そのまま余勢を駆って同盟軍本体に襲いかかるラインハルト。同盟軍はトールハンマーの射程に阻まれてうまく兵力を割けず苦戦します。
しかし、ラインハルトに武勲を独占させないと帝国軍が突出。同盟軍はグリーンヒル経由でヤンの献策を受けて混戦状態に持ち込みます。
予想外の展開に憮然とするラインハルト。
混戦に用はないとイゼルローンへ帰還します。
しかしこの混戦を利用するローゼンリッター。敵艦に強襲をかけて、艦内を占拠して演説をぶちまけます。
ブルームハルト「出てきやがれ！リューネブルク！地獄直行の特別席を貴様のために用意してあるぞ！それとも！とうに逃げおおせたか！格好だけの臆病者！出てこい♪出てこい♪リューネブルク♪出てくりゃあの世へ直行便♪地獄の魔女共お待ちかね♪」
帰還して、これはお前たちの私戦ではないぞ”！とお小言をくらうも
シェーンコップ「私戦ですよ。そうでもなければとてもやっていられません！」
リンツ「公務で人殺しをするところまで、まだ俺たちは落ちちゃいませんよ。」
当然帝国の中枢の耳にも入り、ミュッケンベルガーに呼び出しを食らうリューネブルク。お前が片付けろと。
リューネブルク『俺は二度も国を捨てた。今度は国が俺を捨てる。それほど理不尽な話でもないか。』
リューネブルクが立ち去った後
ミュッケンベルガー「奴自身はまだ知らぬことだが、妻が兄殺しの大罪人になりさがったのだ。戦死したほうが奴自身のためだろう。生きていても名誉や栄光とは無縁の人生が待っているだけだからな。」
たかだが一将帥に指示を出す羽目になったミュッケンベルガーを爆笑でくさすオフレッサー。
オフレッサー「それにしても、元帥閣下も何かと苦労しますな」
リューネブルクへの挑発を続けるローゼンリッター。リューネブルクの方から強襲揚陸艦で特攻を仕掛けてきます。
シェーンコップ「リューネブルクが来たぞ！」
リューネブルクとシェーンコップの一騎打ち。そういうアニメでもないので比較的あっさり決着は付きます。
シェーンコップ「何か言うことはあるか？」
リューネブルク「そうだな…一つだけ言っておこう。貴様の器量が上がったのではないぞ…シェーンコップ…青二才よ…俺の力が衰えたのだ。でなければ俺が負けるわけがない…」
シェーンコップ「そうかもしれんなぁ」
リューネブルク『エリザベート…俺は死んでやる…死んでお前を開放してやるから後は好きにするがいい…』
シェーンコップ「敬礼しろ！ともかくかつては俺達の指揮官だった男だ。勇敢で、有能だった。」
これでこのエピソードの一つのお話が終わりました。
帰還したラインハルトたちはケスラーの訪問を受けることに。
ケスラー「残念ながら訃報でして…」
ラインハルト「…グリンメルスハウゼン閣下が亡くなったのか？」
ケスラー「違います。」
ここでもう一つの物語がケスラーによって語られます。今回の事件の裏事情ですね。
裏事情はおいておいて、事件が起きたのはグリンメルスハウゼンがエリザベートにとある事実を話したせいでした。
グリンメルスハウゼンは貴族たちの裏事情を聞き集めて文書にまとめていました。死期が近付き、その文章をケスラー経由でラインハルトに託したいと。これからの戦いに役立てるように。
グリンメルスハウゼンに感謝しつつも脅迫者になるつもりはないと文書をケスラーにあずけるラインハルト。
ケスラー「いつまで、ですか？」
ラインハルト「歴史が大貴族どもの独占物でなくなるときまでだ。」
ラインハルトの元を辞するケスラー。グリンメルスハウゼンの力でオーディンに留まれていたけど、軍首脳部に疎まれているので死後は辺境に飛ばされるだろうと。
ケスラー「辺境星系の赴任期間は一応三年となっていますが、軍首脳部に忌避されて辺境を転々として生涯を終える者も多いのです。自分も…恐らくそうなるでしょう。」
ラインハルト「それで卿はいいのか？」
ケスラー「よくはありませんが、軍首脳部の指示を覆すだけの力は私にはありません。ただ、卑屈にならないよう自己を律したいと思うのみです。」
ラインハルト「ケスラー！私は三年後には現在よりもっと大きな力を得ているだろう。その時は、卿をオーディンに呼び戻し卿の力量にふさわしい地位に就いてもらう。だから…それまで待っていてくれるか？」
敬礼で返すケスラー。
もうほとんどこの物語のエピソード終わっちゃいましたね。あとはイゼルローン攻略の後始末だけでしょうか。
男たちの野望が銀河を駆ける
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