銀河英雄伝説外伝 わが征くは星の大海
銀河英雄伝説外伝 わが征くは星の大海 を見ました。
外伝ボックスとして出た2箱もこれと合わせて後2つです。
結論から先に言うと、これは見ても見なくてもどっちでもいいかなぁという感じでした。
レグニツァと第四次ティアマト会戦が主なお話ですが、どちらかと言うとキャラ紹介のプロモーション映像という感じです。
銀英伝のいいところを見せようとしてちょっと失敗したかもという感じを、今あらためてみると感じなくもないです。
特に、ラインハルトとヤンをよく見せるために周りをとにかく愚かに描いてる辺りがちょっと、今見るとあららという感じがしなくもなかったです。
銀河英雄伝説ーわが征くは星の大海ー - イメージ・アルバム, アニメ・サントラ
で、オープニングのナレーション、やけに聞き覚えあるなぁと思ったら上記で音だけ聞いてて内容知ってました。今4000円とかなってるけど、当時もそんなしたのかなぁ。まだCD持ってるはずですが。これとTVシリーズの1期の冒頭何話かまでは買ったはずです。あれ、最後まで出たのかなぁ。
おそらく映像でちゃんと見たのは今回が初めてのはずです。パッケージの封もまだ切ってなかったし。結構クラシックの音楽流れるだけのシーン多かったけど、なぜかCDで聞いてても内容は理解できてた気がします。ライナーノーツとか付いてたんだろうか。ボレロ=銀英伝のイメージがあるの多分この作品のせいですね+あとPC版のゲームと。
大将としてイゼルローン要塞に派遣されたラインハルト。麾下には参謀長としてメックリンガー、艦長としてシュタインメッツ、あとはロイエンタールとミッターマイヤーが参加しています。アスターテのときはなんでか引き離されてたんでしたっけ?
で、皇帝の姉への寵愛でのし上がったと勘違いしてるミュッケンベルガーとフレーゲル(なんでいるのかな?)は面白くありません。
ちょうど、同盟軍が仕掛けてきたので、首都から長駆の遠征をしてきたラインハルトの部隊にそのまま迎撃を命じます。
その伝令役(ミュッケンベルガーから聞くだけですが)でオーベルシュタインが登場。これで出番は終わりですかね。ゼークトとか何やってるんでしょうか。
戦場となるレグニツァはヘリウムと水素の星で、レーダーも使えず索敵も困難な場所でした。
進撃してきた同盟軍の指揮官はパエッタ。ヤンは参謀として参加していますが一々進言を却下されます。
こっちにはアッテンボローが参加しています。仕事はしたと、酒盛りです。
お互い索敵は効かないので遭遇戦となります。一応、的確な指示を出すラインハルトと愚かさをアピールするパエッタ。
戦闘により大気が温められて上昇気流が発生。さっさと上昇して退避するラインハルトの帝国軍、同盟軍はヤンの進言を無視してパエッタが雲海に回避を試みます。
アッテンボロー「なぜ上昇せよと?」
ヤン「私が敵なら我が全軍を一撃で仕留められるチャンスなんだがな。」
アッテンボロー「え?」
ヤン「この惑星の大気は何でできている?」
アッテンボロー「は!」
ヤン「そう!ヘリウムと水素。マッチ一本火事の元さ。もっとも、そんな危険な火遊びを思いつくやつが敵にいるとも思えないがね。」
ラインハルト「核融合ミサイルを発射しろ。」
キルヒアイス「目標惑星表面?」
ラインハルト「そういうことだ。」
ヤンの指示とアッテンボローの機転で旗艦は難を逃れますが、ろくな戦闘も行わないうちにパエッタの艦隊は4/5を失うことに。っていうかそんなに失ったら以後の作戦行動参加できんのでは。
アッテンボロー「めまいを起こさなければ今頃あの世でしたね。」
ヤン「ああ。だが、私がもっと強く全艦の上昇を進言すれば他の艦も救えたかもしれない。」
アッテンボロー「気にしないでください。頑固な司令官の下ではあれが精一杯です。それに引き換え敵は…。」
ヤン「うん。一体誰ななんだ?こんな作戦を考えられるやつは。あの白い船の司令官…。」
まだ見ぬラインハルトに思いを馳せます。
ヤンの素敵?エピソードなどをはさみつつ物語は進みます。
帝国では次の作戦でラインハルトの部隊に左翼を任せます。ミュッケンベルガーはラインハルトを突出させて敵の全面に出させる腹づもりです。
帝国軍もラインハルトの艦隊の素敵エピソードをはさみつつという感じ。
左翼だけ突出させられるラインハルト艦隊。敵との会敵間近で右へ。同盟軍の鼻先を通過していきます。
帝国の不協和音を察知したヤンが迎撃を進言するも敵の罠を危ぶんだパエッタは見過ごします。
こうして、同盟軍と帝国軍本体は直接戦闘距離に入ってしまい戦闘が開始されます。
ラインハルトの艦隊は右に抜けて悠々自適で有利な位置で高みの見物です。
泥縄の消耗戦を続ける両軍。無傷のラインハルト艦隊が戦況を握ることに。
ラインハルト「我々がどう動くかですべてが決まる。」
キルヒアイス「はい。」
ラインハルト「軍の上層部の連中は、私に助けられても不愉快に思うだけだろう。」
キルヒアイス「おわかりのはずです。ラインハルト様。十人の提督の反感も助けられた数百万将兵の感謝に比べれば取るに足りません。」
ラインハルト「そうだ、そのとおりだ。」
帝国軍本体の救援を開始するラインハルト艦隊。
猶予のない同盟軍は、少数の部隊で敵の後背を付いてその隙に本体を退却させる案をグリーンヒルが提案します。
しかし、後背を突く部隊は帰還困難だろうということで誰も立候補しません。ここでヤンが名乗りを上げます。
アッテンボロー「どうしたんです!?志願するなんてらしくないなぁ。」
ヤン「なら、なぜお前さんも志願した?」
アッテンボロー「ここに居ても全滅を待つだけでしょ?例えあの世に行くとしても、あなたの指揮のほうが少しはマシでしょう。」
ヤン「それは、買いかぶりだね。私はちょっと落とし前をつけたいだけなんだ。」
アッテンボロー「落とし前?」
ヤン「レグニツァのときも、もっと強く司令官を説得していればあんなに犠牲を出さずにすんだかもしれない。そして、さっきも強引にあの艦隊を攻撃させておけば、ここまでひどい結果にはならなかっただろう。」
アッテンボロー「しかし、あれ程の奇策を採った司令官です。こんな作戦に引っかかってくれますかね?」
ヤン「私なら多分引っかからないだろうね。でも、まあ、この作戦やってみてもいいんじゃないかな。」
ユリシーズに艦長も入れて3人で作戦を決行。ブラフを射出して艦隊を偽装し敵の後背を付きに行きます。
騙される帝国軍本体。
陽動に気付いてたラインハルトはほっとくわけにも行かないのでミッターマイヤーに陽動部隊の迎撃命令を出します。
ミッターマイヤーも気付いていて12隻の高速艇を向かわせていました。
帝国軍本体が全面の戦闘に集中することで、お互いに引くタイミングを失い乱戦に。ラインハルト艦隊がいる分、帝国有利で進んでいますが。
ここで、ヤンの活躍がほしかったのか、ユリシーズが単独でブリュンヒルトの下に付いて人質に取るという演出が入ります。
銀英伝っぽくないというか。
ブリュンヒルトが抑えられたせいで、帝国軍というかラインハルト艦隊の攻勢が止まります。同盟軍もこれを機にブリュンヒルトを沈めたら復讐に駆られたラインハルト艦隊に逆襲にあうので手が出せず。
ラインハルト「キルヒアイス!私の命とこの艦のために勝利を逃すわけには行かない!」
キルヒアイス「お待ち下さい!」
ラインハルト「砲撃せよ!」
シュタインメッツ「閣下、当艦の行動に関する限り指揮権は小官に帰するものです。閣下は艦隊司令官としてご自身の責務をお果たしあられたい。」
ラインハルトが部下の進言を受け入れられるよい司令官だとメックリンガーが感心する演出です。
ここで両軍が引いて第四次ティアマト会戦はお開きとなります。
表彰されるラインハルトとトリューニヒトのありがたい訓示を聞かされるヤン。
キルヒアイス「あの戦艦の指揮官がわかりました。ヤン・ウェンリー准将。かつて、エル・ファシルの英雄と呼ばれた男です。」
ラインハルト「やっかいなことになったよ。キルヒアイス」
正直今回のヤンの仕事はラインハルトの目に止まるようなものではない感じですが。アスターテと違って。
アッテンボロー「どうしました?せっかくの紅茶、気に入りませんか?」
ヤン「奴さんの名前がわかったよ。」
アッテンボロー「やっこさん?」
ヤン「白い船の司令官。ラインハルト・フォン・ミューゼルと言うそうだ。」
一応石黒版ではここで両雄がお互いを知ったことになりました。
二人の英雄の戦いはここに始まる。
銀河英雄伝説 Blu-ray BOX スタンダードエディション 1 - 堀川亮, 広中雅志, 勝生真沙子, 潘恵子, 森功至, 若本規夫, 塩沢兼人, 富山敬, 郷田ほづみ, 石黒昇
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第1話「エル・ファシルの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第2話「英雄の新しい仕事」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第3話「英雄たちの横顔」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第4話「過去へのささやかな旅」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第5話「時の女神に愛された男 〜第二次ティアマト会戦記I〜」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第6話「英雄の死 〜第二次ティアマト会戦記II〜」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第7話「喪服と軍服の間」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第8話「収容所惑星」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第9話「捕虜と人質」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第10話「顕微鏡サイズの反乱」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第11話「エコニアの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第12話「過去からの糸」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第13話「ひとつの旅の終わり」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第14話「出口をさがす旅」
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 黄金の翼
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第1話「ヴァンフリート星域の会戦」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第2話「三つの赤」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第3話「亡命者たち」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第4話「流血の四月」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第5話「危険な男」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第6話「混戦始末記」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第7話「初夏、風強し」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第8話「伯爵家後継候補」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第9話「パーティーの夜」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第10話「真実は時の娘」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第11話「第六次イゼルローン攻防戦」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第12話「千億の星、ひとつの野心」
・銀河英雄伝説外伝 第三次ティアマト会戦 前編
・銀河英雄伝説外伝 第三次ティアマト会戦 後編
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.IV
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第二章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第三章
・ラインの虜囚
・月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
・髑髏城の花嫁 (Victorian Horror Adventures 2)
・水晶宮の死神 (Victorian Horror Adventures 3)
・蘭陵王
・アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
・アルスラーン戦記〈2〉王子二人
・アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌
・アルスラーン戦記〈4〉汗血公路
・アルスラーン戦記〈5〉征馬孤影
・アルスラーン戦記〈6〉風塵乱舞
・アルスラーン戦記〈7〉王都奪還
・アルスラーン戦記〈8〉仮面兵団
・アルスラーン戦記〈9〉旌旗流転
・アルスラーン戦記〈10〉妖雲群行
・アルスラーン戦記読本
・アルスラーン戦記〈11〉魔軍襲来
・アルスラーン戦記〈12〉暗黒神殿
・アルスラーン戦記〈13〉蛇王再臨
・アルスラーン戦記〈14〉天鳴地動
・アルスラーン戦記〈15〉戦旗不倒
・アルスラーン戦記〈16〉天涯無限
・魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 海から何かがやってくる
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 白魔のクリスマス
・タイタニア〈1〉疾風篇
・タイタニア〈2〉暴風篇
・タイタニア〈3〉 旋風篇
・タイタニア4<烈風篇>
・タイタニア5 <凄風篇>
・新・水滸後伝 上巻
・新・水滸後伝 下巻
・創竜伝1超能力四兄弟
・創竜伝2摩天楼の四兄弟
・創竜伝3逆襲の四兄弟
・創竜伝4四兄弟脱出行
・創竜伝5蜃気楼都市
・創竜伝6染血の夢
・創竜伝7黄土のドラゴン
・創竜伝8仙境のドラゴン
・創竜伝9妖世紀のドラゴン
・創竜伝10大英帝国最後の日
・創竜伝11銀月王伝奇
・創竜伝12竜王風雲録
・創竜伝13噴火列島
・創竜伝14<月への門>
外伝ボックスとして出た2箱もこれと合わせて後2つです。
結論から先に言うと、これは見ても見なくてもどっちでもいいかなぁという感じでした。
レグニツァと第四次ティアマト会戦が主なお話ですが、どちらかと言うとキャラ紹介のプロモーション映像という感じです。
銀英伝のいいところを見せようとしてちょっと失敗したかもという感じを、今あらためてみると感じなくもないです。
特に、ラインハルトとヤンをよく見せるために周りをとにかく愚かに描いてる辺りがちょっと、今見るとあららという感じがしなくもなかったです。
銀河英雄伝説ーわが征くは星の大海ー - イメージ・アルバム, アニメ・サントラ
で、オープニングのナレーション、やけに聞き覚えあるなぁと思ったら上記で音だけ聞いてて内容知ってました。今4000円とかなってるけど、当時もそんなしたのかなぁ。まだCD持ってるはずですが。これとTVシリーズの1期の冒頭何話かまでは買ったはずです。あれ、最後まで出たのかなぁ。
おそらく映像でちゃんと見たのは今回が初めてのはずです。パッケージの封もまだ切ってなかったし。結構クラシックの音楽流れるだけのシーン多かったけど、なぜかCDで聞いてても内容は理解できてた気がします。ライナーノーツとか付いてたんだろうか。ボレロ=銀英伝のイメージがあるの多分この作品のせいですね+あとPC版のゲームと。
大将としてイゼルローン要塞に派遣されたラインハルト。麾下には参謀長としてメックリンガー、艦長としてシュタインメッツ、あとはロイエンタールとミッターマイヤーが参加しています。アスターテのときはなんでか引き離されてたんでしたっけ?
で、皇帝の姉への寵愛でのし上がったと勘違いしてるミュッケンベルガーとフレーゲル(なんでいるのかな?)は面白くありません。
ちょうど、同盟軍が仕掛けてきたので、首都から長駆の遠征をしてきたラインハルトの部隊にそのまま迎撃を命じます。
その伝令役(ミュッケンベルガーから聞くだけですが)でオーベルシュタインが登場。これで出番は終わりですかね。ゼークトとか何やってるんでしょうか。
戦場となるレグニツァはヘリウムと水素の星で、レーダーも使えず索敵も困難な場所でした。
進撃してきた同盟軍の指揮官はパエッタ。ヤンは参謀として参加していますが一々進言を却下されます。
こっちにはアッテンボローが参加しています。仕事はしたと、酒盛りです。
お互い索敵は効かないので遭遇戦となります。一応、的確な指示を出すラインハルトと愚かさをアピールするパエッタ。
戦闘により大気が温められて上昇気流が発生。さっさと上昇して退避するラインハルトの帝国軍、同盟軍はヤンの進言を無視してパエッタが雲海に回避を試みます。
アッテンボロー「なぜ上昇せよと?」
ヤン「私が敵なら我が全軍を一撃で仕留められるチャンスなんだがな。」
アッテンボロー「え?」
ヤン「この惑星の大気は何でできている?」
アッテンボロー「は!」
ヤン「そう!ヘリウムと水素。マッチ一本火事の元さ。もっとも、そんな危険な火遊びを思いつくやつが敵にいるとも思えないがね。」
ラインハルト「核融合ミサイルを発射しろ。」
キルヒアイス「目標惑星表面?」
ラインハルト「そういうことだ。」
ヤンの指示とアッテンボローの機転で旗艦は難を逃れますが、ろくな戦闘も行わないうちにパエッタの艦隊は4/5を失うことに。っていうかそんなに失ったら以後の作戦行動参加できんのでは。
アッテンボロー「めまいを起こさなければ今頃あの世でしたね。」
ヤン「ああ。だが、私がもっと強く全艦の上昇を進言すれば他の艦も救えたかもしれない。」
アッテンボロー「気にしないでください。頑固な司令官の下ではあれが精一杯です。それに引き換え敵は…。」
ヤン「うん。一体誰ななんだ?こんな作戦を考えられるやつは。あの白い船の司令官…。」
まだ見ぬラインハルトに思いを馳せます。
ヤンの素敵?エピソードなどをはさみつつ物語は進みます。
帝国では次の作戦でラインハルトの部隊に左翼を任せます。ミュッケンベルガーはラインハルトを突出させて敵の全面に出させる腹づもりです。
帝国軍もラインハルトの艦隊の素敵エピソードをはさみつつという感じ。
左翼だけ突出させられるラインハルト艦隊。敵との会敵間近で右へ。同盟軍の鼻先を通過していきます。
帝国の不協和音を察知したヤンが迎撃を進言するも敵の罠を危ぶんだパエッタは見過ごします。
こうして、同盟軍と帝国軍本体は直接戦闘距離に入ってしまい戦闘が開始されます。
ラインハルトの艦隊は右に抜けて悠々自適で有利な位置で高みの見物です。
泥縄の消耗戦を続ける両軍。無傷のラインハルト艦隊が戦況を握ることに。
ラインハルト「我々がどう動くかですべてが決まる。」
キルヒアイス「はい。」
ラインハルト「軍の上層部の連中は、私に助けられても不愉快に思うだけだろう。」
キルヒアイス「おわかりのはずです。ラインハルト様。十人の提督の反感も助けられた数百万将兵の感謝に比べれば取るに足りません。」
ラインハルト「そうだ、そのとおりだ。」
帝国軍本体の救援を開始するラインハルト艦隊。
猶予のない同盟軍は、少数の部隊で敵の後背を付いてその隙に本体を退却させる案をグリーンヒルが提案します。
しかし、後背を突く部隊は帰還困難だろうということで誰も立候補しません。ここでヤンが名乗りを上げます。
アッテンボロー「どうしたんです!?志願するなんてらしくないなぁ。」
ヤン「なら、なぜお前さんも志願した?」
アッテンボロー「ここに居ても全滅を待つだけでしょ?例えあの世に行くとしても、あなたの指揮のほうが少しはマシでしょう。」
ヤン「それは、買いかぶりだね。私はちょっと落とし前をつけたいだけなんだ。」
アッテンボロー「落とし前?」
ヤン「レグニツァのときも、もっと強く司令官を説得していればあんなに犠牲を出さずにすんだかもしれない。そして、さっきも強引にあの艦隊を攻撃させておけば、ここまでひどい結果にはならなかっただろう。」
アッテンボロー「しかし、あれ程の奇策を採った司令官です。こんな作戦に引っかかってくれますかね?」
ヤン「私なら多分引っかからないだろうね。でも、まあ、この作戦やってみてもいいんじゃないかな。」
ユリシーズに艦長も入れて3人で作戦を決行。ブラフを射出して艦隊を偽装し敵の後背を付きに行きます。
騙される帝国軍本体。
陽動に気付いてたラインハルトはほっとくわけにも行かないのでミッターマイヤーに陽動部隊の迎撃命令を出します。
ミッターマイヤーも気付いていて12隻の高速艇を向かわせていました。
帝国軍本体が全面の戦闘に集中することで、お互いに引くタイミングを失い乱戦に。ラインハルト艦隊がいる分、帝国有利で進んでいますが。
ここで、ヤンの活躍がほしかったのか、ユリシーズが単独でブリュンヒルトの下に付いて人質に取るという演出が入ります。
銀英伝っぽくないというか。
ブリュンヒルトが抑えられたせいで、帝国軍というかラインハルト艦隊の攻勢が止まります。同盟軍もこれを機にブリュンヒルトを沈めたら復讐に駆られたラインハルト艦隊に逆襲にあうので手が出せず。
ラインハルト「キルヒアイス!私の命とこの艦のために勝利を逃すわけには行かない!」
キルヒアイス「お待ち下さい!」
ラインハルト「砲撃せよ!」
シュタインメッツ「閣下、当艦の行動に関する限り指揮権は小官に帰するものです。閣下は艦隊司令官としてご自身の責務をお果たしあられたい。」
ラインハルトが部下の進言を受け入れられるよい司令官だとメックリンガーが感心する演出です。
ここで両軍が引いて第四次ティアマト会戦はお開きとなります。
表彰されるラインハルトとトリューニヒトのありがたい訓示を聞かされるヤン。
キルヒアイス「あの戦艦の指揮官がわかりました。ヤン・ウェンリー准将。かつて、エル・ファシルの英雄と呼ばれた男です。」
ラインハルト「やっかいなことになったよ。キルヒアイス」
正直今回のヤンの仕事はラインハルトの目に止まるようなものではない感じですが。アスターテと違って。
アッテンボロー「どうしました?せっかくの紅茶、気に入りませんか?」
ヤン「奴さんの名前がわかったよ。」
アッテンボロー「やっこさん?」
ヤン「白い船の司令官。ラインハルト・フォン・ミューゼルと言うそうだ。」
一応石黒版ではここで両雄がお互いを知ったことになりました。
二人の英雄の戦いはここに始まる。
銀河英雄伝説 Blu-ray BOX スタンダードエディション 1 - 堀川亮, 広中雅志, 勝生真沙子, 潘恵子, 森功至, 若本規夫, 塩沢兼人, 富山敬, 郷田ほづみ, 石黒昇
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・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第13話「ひとつの旅の終わり」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第14話「出口をさがす旅」
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.II
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・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 黄金の翼
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.I
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・銀河英雄伝説外伝 第三次ティアマト会戦 後編
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.I
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・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.IV
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・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第二章
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・ラインの虜囚
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・髑髏城の花嫁 (Victorian Horror Adventures 2)
・水晶宮の死神 (Victorian Horror Adventures 3)
・蘭陵王
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・アルスラーン戦記〈2〉王子二人
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・タイタニア〈2〉暴風篇
・タイタニア〈3〉 旋風篇
・タイタニア4<烈風篇>
・タイタニア5 <凄風篇>
・新・水滸後伝 上巻
・新・水滸後伝 下巻
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・創竜伝2摩天楼の四兄弟
・創竜伝3逆襲の四兄弟
・創竜伝4四兄弟脱出行
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・創竜伝6染血の夢
・創竜伝7黄土のドラゴン
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