小説:アンマーとぼくら

アンマーとぼくら を読みました。有川浩さんの単行本が文庫化されたものです。文庫化されたときに買ったのですが、普段読書してる通勤が在宅勤務でなくなってしまったので積みっぱなしになってました。20年の8月に出てたみたいですね。

少し不思議なお話ですね。SFになるのかわかりませんが。
面白かったです。映像的にはマイマイ新子と千年の魔法とか今敏が描きそうな感じかなぁと読んでてなんとなく思いました。

ちょっと子供っぽいお父さんの息子が主人公。生みのお母さんが亡くなったあと、それほど間を置かずに再婚した父に連れられて沖縄に引っ越した男のお話。
父がなくなって暫くたって、沖縄に里帰りした主人公。三日間、もうひとりのお母さんの沖縄旅行に付き合うのですが、それは現在と過去が入り交じる不思議な体験になるのですが…みたいお話。
てっきり主人公は時間に追われてる感じだし、現在をうまく思い出せないしでオチとしてはこっちなのかなぁと思って読んでましたが、逆でした。
どうやら父親との悔いの残る過去を変えられたようだけど、そうでなかった未来というか現在には普通に続いていたのかなぁこの三日間は。

アンマーとぼくら - 有川 浩
アンマーとぼくら - 有川 浩

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