銀河英雄伝説 第1期 第7話「イゼルローン攻略!」
銀河英雄伝説 第1期 第7話「イゼルローン攻略!」を見ました。旧OVA版になります。
前巻からの続きになります。半個艦隊でイゼルローン要塞の攻略を命じられたヤン。陸戦部隊のローゼンリッターを麾下に加えて、潜入工作でイゼルローンを内部から攻略する手を打ちます。
まずは、帝国軍に偽装したローゼンリッターがイゼルローン要塞の潜入に成功したのが前巻まで。
内部に潜入したシェーンコップはラーケン少佐と名乗って、緊急事態で極秘の報告内容があるからと司令部へ連れて行くように要求します。
地味にこの話は旧OVA版からリメイクしてますね。なんで中途半端にこの話だけリメイクしてるんだろう。
シェーンコップ「…艦長のフォン・ラーケン少佐だ。緊急事態だ。…要塞司令官に至急…お目にかかりたい…っ!」
リンツ「少佐殿!しっかりなさって下さい!」
アインス「警備隊のアインス少尉であります。これはどうゆうことでありますか?」
リンツ「敵の大艦隊が迫っているのだ!敵はこの要塞を無力化する手段を備え、一気に回廊突破を図るつもりらしい…。」
アインス「なんですと!?」
リンツ「詳しいことは少佐しか知らされていないが…。」
シェーンコップ「…事は極秘事項だ…。司令官閣下に直接申し上げないと…(ゴフッ!)」
ブルームハルト「少佐殿!」
シェーンコップ「…私はもう駄目だ…。早く!司令官閣下に…!」
リンツ「少佐!…何をしている!早く取り継がんか!」
アインス「はっ!」
まんまと司令部への潜入に成功するシェーンコップたち。
一方、出撃したイゼルローン駐留艦隊は、出向いた先にいるのが囮だと気が付きます。要塞まで引き返すのに2時間。同盟の13艦隊が要塞に入港するまで1時間30分かかるので、猶予は30分。
ゼークト「何!?囮か!」
オーベルシュタイン『…やはりな。』
司令部へたどり着くシェーンコップたち。念の為レムラー大佐が軍籍証明を確かめようとしますが、ヤンの意味のない艦隊運動でごまかされて機を失い、艦隊司令のシュトックハウゼンはシェーンコップに囚われてしまいます。
レムラー「念の為、軍籍証明を。」
リンツ「それどころではありません!1秒の遅れが取り返しのつかないことになります!」
レムラー「だが…。」
オペレーター「敵が妙な動きをしています!」
シュトックハウゼン「…何!?」
オペレーター「主砲の射程ギリギリに展開しながら1隻ずつ突出しては下がるのを繰り返しています!」
シュトックハウゼン「何だと!」
リンツ「ああ!始まってしまった!」
シュトックハウゼン「…構わん、通せ!」
レムラー「はっ!」
シュトックハウゼン「シュトックハウゼンだ!説明しろ!あの艦隊運動はなんだ!?この要塞を無力化するとはどういうことか?」
シェーンコップ「…それは…。」
シュトックハウゼン「…うん?」
シェーンコップ「それはこういうことです、司令官閣下!」
司令部の占拠には成功しますが、レムラー大佐が隙きを突いて、要塞内のコンピュータをロック。要塞の全機能はストップしてしまいます。
しかたないので、中枢コンピュータの制御を直接取り戻しに行くことに。
レムラー「どうだ!?要塞の全機能は全てストップしたぞ!」
シェーンコップ「あまり事態の解決にはなっていないようだが?むしろそちらの味方の動きが取れないだろうに。」
レムラー「だが、お前らも孤立した!こうしてる間に駐留艦隊が戻ってくる!そうなれば、形勢逆転だ!」
シェーンコップ「その前にここの中枢コンピュータを乗っ取るさ!」
リンツ「…大佐。」
シェーンコップ「心配するな。守備隊はほんの50人だそうだ。」
ブルームハルト「…ほんの、ですか?」
肩をすくめるリンツ。
外でイゼルローン要塞からの連絡を待つ13艦隊。
ムライ「遅すぎませんか?」
ヤン「ここまで近づいても攻撃がないということは、まったくの失敗とも思えない。もう少し待ってみよう。」
ムライ「しかし、敵の駐留艦隊は待ってはくれませんぞ。」
ヤン「とりあえず、要塞からの攻撃がないならやりようはあるんじゃないかな。」
ムライ「それすら保証の限りではありません。万が一、シェーンコップ大佐が裏切ったり、失敗したりしていれば我々の方が罠に落ちるかもしれません。」
ヤン「私は、シェーンコップを信じる。これはこの作戦の大前提だ。だから最後まで信じてみることにするさ。」
中枢コンピュータを占拠に行く準備を進めるシェーンコップたち。
リンツ「しかし、外は大丈夫ですかね。要塞は落としたが、回りは敵しか残っていなかった、なんてのはゴメンですよ。」
シェーンコップ「要塞からの攻撃は封じたんだ。駐留艦隊だけならせいぜい我が方の2倍。ヤン・ウェンリーならなんとかするさ!ローエングラム伯はやってのけたがね。ま、俺達はやることをやるだけだ。」
司令部に数名残して、シェーンコップ、リンツ、ブルームハルトで制圧に向かいます。
イゼルローン要塞に戻ってきた駐留艦隊。ヤンが出した偽の降伏勧告で無駄に時間を使ってしまいます。
ゼークト「これは!?やはり既に敵が…。」
オペレーター「閣下!敵より通信が入っております。」
ゼークト「何!?読んでみろ!」
オペレーター「は!読みます。『イゼルローン要塞は既に占拠した。大人しく降伏すればよし、さもなくばトールハンマーの威力をその身をもって知るであろう。』以上です。」
ゼークト「…う~ん。…おのれ!全艦停止!」
オーベルシュタイン「閣下!ここはこのまま進むべきです。」
ゼークト「何!?みすみす味方の主砲の餌食になれというのか!」
オーベルシュタイン「いえ、敵の行動はあまりにも不自然です。要塞はまだ落ちていないのではないかと…。」
ゼークト「ならばなぜ!?目前の敵を攻撃していないのか?」
オーベルシュタイン「そうですが、敵が既に要塞を陥落させたのなら密かに待ち受けて我々をひきつけ主砲を使って一気に壊滅を図るのが本当ではありませんか?」
ゼークト「……。」
オーベルシュタイン「見たところ敵は我らの半数にも満たぬ数です。要塞が内部で持ちこたえているうちに攻めれば一息に打ち破れるでしょう。そのうえで…。」
ゼークト「もうよい!要塞主砲の射程外で待機!様子を見る!」
オーベルシュタイン「閣下…!」
ゼークト「卿が言うように敵の艦艇は極めて少ない。だが、あまりに少なすぎる。これまでの例から見て既に2個艦隊以上の大群が中に入り込んでいるに違いない。…となれば、やはり要塞が占拠されていると考えるべきではないか…。」
結果論だけど、このあと玉砕覚悟で突っ込むなら、この時突っ込んどくべきでしたね。そうでないなら待機なんかしないで撤退すべきだったのかも。
このシーンは作り直してないのかな?すったもんだはあったけど、ローゼンリッター3人で中枢コンピュータを取り戻し、イゼルローン要塞の制圧に成功します。
駐留艦隊は無為に時間を潰してしまいます。
ゼークト「トールハンマーの威力を知らぬわけでもあるまい!?」
オーベルシュタイン「敵は、我々がそうしてトールハンマーの影に怯えているのを利用しているのです。」
ゼークト「わしが怯えているというのか!?」
入港表示のマークが出て、13艦隊はイゼルローン要塞に逃げ込みます。
オペレーター「入港表示が出ています。」
ゼークト「何!?」
オペレーター「敵艦数隻が入港していきます。」
ゼークト「…今頃、なんだ!?」
オーベルシュタイン『どうやら、遅かったようだな…』
ゼークト「…やつら逃げ込むのか!よし!この機を逃すな!一気に突入して要塞の懐に飛び込め!」
オーベルシュタイン「閣下…。」
ゼークト「またか!今度は何だ!?」
オーベルシュタイン「これは罠です。突入してはいけません。」
ゼークト「貴様!さっきは突入しろと言ったではないか!?」
オーベルシュタイン「状況は刻一刻と変化するものです。それがおわかりになりませんか…。」
ゼークト「ええい!貴様こそわからんのか!要塞が敵の手に落ちたとなれば我々は生きておめおめ本国には帰れん!どうせならこの機に乱戦に持ち込み、要塞に肉迫する可能性にかけるのだ!」
オーベルシュタイン「しかし、もうはや…。」
ゼークト「ええい!うるさい!下がれ!」
このまま前線を離脱するオーベルシュタイン。次の話への繋ぎですね。一応、ここだけ見ると敵前逃亡じゃないと言い張れないこともないのかな?
なんとか危機を逃れた13艦隊。
フレデリカ「閣下、敵艦隊も突入を始めました。」
ムライ「危ないところでしたなぁ。」
ヤン「まいったなぁ。今更手遅れなのに…。」
ムライ「主砲を使いましょう。このままでは、まだ外にいる味方に損害が出ます。」
ヤン「あまり、使いたくはなかったが…。」
オーベルシュタインは艦を離れて(シャトルっぽかったけど、近場の星系までたどり着けるのかな?)難を逃れますが、トールハンマーの斉射で帝国軍は損害を受けます。
シェーンコップ「提督、これは戦闘と呼べるものじゃありませんな。一方的な虐殺だ!」
ヤン「確かにその通りだ。帝国軍の悪いマネを我々がする必要はない。彼らに改めて降伏を勧告してくれ。降伏が嫌なら逃げるように、追撃はしないと。」
しかし帝国軍からは真逆の反応が。
オペレーター「帝国軍より返答がありました。『汝は武人の心を弁えず、我生きて汚辱を耐える道を知らず。死して名誉を全うする道を知るのみ。この上は、皇帝陛下の恩顧に報い全艦突入して玉砕あるのみ。』」
ヤン「武人の心だって!こんなやつがいるから戦争が絶えないんだ!」
旧版でもここで振り返るのムライだったでしょうか?
最後の砲撃として、相手旗艦を中心に狙い、指揮官を無くした帝国軍は散り散りに撤退していきます。皇帝万歳!と玉砕するゼークト提督。シュトックハウゼンと立場が逆だったら今回の攻略、結果が違ったんですかね。
オーベルシュタイン「下らぬな…。生きていればこそ、復讐戦の機会もあろうに…。」
こうして、同盟軍のイゼルローン要塞攻略は7度目にして成功しました。
ハイネセンに戻ったヤンは、味方に一人も犠牲を出さずにイゼルローン要塞を攻略したとして、奇跡のヤン、魔術師ヤンともてはやされます。
しかし、ここで辞表を提出するも当然受け取ってもらえません。
シトレ「辞表?辞めるというのかね。」
ヤン「はい。」
シトレ「人生を降りるのにはまだ早すぎると思うのだがね。」
ヤン「降りるのではなく、本来の道に戻るのです。私は元々軍人には向いていません。」
シトレ「我軍は用兵家としての君の才幹を必要としている。それにだ…、君の第13艦隊をどうするかね?」
ヤン「13艦隊?」
シトレ「敗残兵と新兵の寄せ集めとか散々に言われた13艦隊だ。君がいなくなったら彼らはどうなる?」
ヤン「あっ…!、あぁ…。」
結局辞表は受け取ってもらえなかったヤン。辞表はシェーンコップが始末します。
シェーンコップ「どうでした?シトレ元帥の反応は?」
ヤン「…。」
シェーンコップ「フッ、フッ、フッ…。そうでしょう…、私も元帥と同意見でしてね。あなたの元なら長生きできそうな気がしますからね。」
この話はここまで。帝国、同盟、フェザーンの状況が変わる契機になる出来事ですが…。
帝国内に自らの陣営を築きつつあるラインハルトの前にあらわれた義眼の男、パウル・フォン・オーベルシュタイン。
冷たく光るそのコンピュータの眼は何を見据えているのか。
次回、銀河英雄伝説 第8話 「冷徹なる義眼」
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・創竜伝14<月への門>
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前巻からの続きになります。半個艦隊でイゼルローン要塞の攻略を命じられたヤン。陸戦部隊のローゼンリッターを麾下に加えて、潜入工作でイゼルローンを内部から攻略する手を打ちます。
まずは、帝国軍に偽装したローゼンリッターがイゼルローン要塞の潜入に成功したのが前巻まで。
内部に潜入したシェーンコップはラーケン少佐と名乗って、緊急事態で極秘の報告内容があるからと司令部へ連れて行くように要求します。
地味にこの話は旧OVA版からリメイクしてますね。なんで中途半端にこの話だけリメイクしてるんだろう。
シェーンコップ「…艦長のフォン・ラーケン少佐だ。緊急事態だ。…要塞司令官に至急…お目にかかりたい…っ!」
リンツ「少佐殿!しっかりなさって下さい!」
アインス「警備隊のアインス少尉であります。これはどうゆうことでありますか?」
リンツ「敵の大艦隊が迫っているのだ!敵はこの要塞を無力化する手段を備え、一気に回廊突破を図るつもりらしい…。」
アインス「なんですと!?」
リンツ「詳しいことは少佐しか知らされていないが…。」
シェーンコップ「…事は極秘事項だ…。司令官閣下に直接申し上げないと…(ゴフッ!)」
ブルームハルト「少佐殿!」
シェーンコップ「…私はもう駄目だ…。早く!司令官閣下に…!」
リンツ「少佐!…何をしている!早く取り継がんか!」
アインス「はっ!」
まんまと司令部への潜入に成功するシェーンコップたち。
一方、出撃したイゼルローン駐留艦隊は、出向いた先にいるのが囮だと気が付きます。要塞まで引き返すのに2時間。同盟の13艦隊が要塞に入港するまで1時間30分かかるので、猶予は30分。
ゼークト「何!?囮か!」
オーベルシュタイン『…やはりな。』
司令部へたどり着くシェーンコップたち。念の為レムラー大佐が軍籍証明を確かめようとしますが、ヤンの意味のない艦隊運動でごまかされて機を失い、艦隊司令のシュトックハウゼンはシェーンコップに囚われてしまいます。
レムラー「念の為、軍籍証明を。」
リンツ「それどころではありません!1秒の遅れが取り返しのつかないことになります!」
レムラー「だが…。」
オペレーター「敵が妙な動きをしています!」
シュトックハウゼン「…何!?」
オペレーター「主砲の射程ギリギリに展開しながら1隻ずつ突出しては下がるのを繰り返しています!」
シュトックハウゼン「何だと!」
リンツ「ああ!始まってしまった!」
シュトックハウゼン「…構わん、通せ!」
レムラー「はっ!」
シュトックハウゼン「シュトックハウゼンだ!説明しろ!あの艦隊運動はなんだ!?この要塞を無力化するとはどういうことか?」
シェーンコップ「…それは…。」
シュトックハウゼン「…うん?」
シェーンコップ「それはこういうことです、司令官閣下!」
司令部の占拠には成功しますが、レムラー大佐が隙きを突いて、要塞内のコンピュータをロック。要塞の全機能はストップしてしまいます。
しかたないので、中枢コンピュータの制御を直接取り戻しに行くことに。
レムラー「どうだ!?要塞の全機能は全てストップしたぞ!」
シェーンコップ「あまり事態の解決にはなっていないようだが?むしろそちらの味方の動きが取れないだろうに。」
レムラー「だが、お前らも孤立した!こうしてる間に駐留艦隊が戻ってくる!そうなれば、形勢逆転だ!」
シェーンコップ「その前にここの中枢コンピュータを乗っ取るさ!」
リンツ「…大佐。」
シェーンコップ「心配するな。守備隊はほんの50人だそうだ。」
ブルームハルト「…ほんの、ですか?」
肩をすくめるリンツ。
外でイゼルローン要塞からの連絡を待つ13艦隊。
ムライ「遅すぎませんか?」
ヤン「ここまで近づいても攻撃がないということは、まったくの失敗とも思えない。もう少し待ってみよう。」
ムライ「しかし、敵の駐留艦隊は待ってはくれませんぞ。」
ヤン「とりあえず、要塞からの攻撃がないならやりようはあるんじゃないかな。」
ムライ「それすら保証の限りではありません。万が一、シェーンコップ大佐が裏切ったり、失敗したりしていれば我々の方が罠に落ちるかもしれません。」
ヤン「私は、シェーンコップを信じる。これはこの作戦の大前提だ。だから最後まで信じてみることにするさ。」
中枢コンピュータを占拠に行く準備を進めるシェーンコップたち。
リンツ「しかし、外は大丈夫ですかね。要塞は落としたが、回りは敵しか残っていなかった、なんてのはゴメンですよ。」
シェーンコップ「要塞からの攻撃は封じたんだ。駐留艦隊だけならせいぜい我が方の2倍。ヤン・ウェンリーならなんとかするさ!ローエングラム伯はやってのけたがね。ま、俺達はやることをやるだけだ。」
司令部に数名残して、シェーンコップ、リンツ、ブルームハルトで制圧に向かいます。
イゼルローン要塞に戻ってきた駐留艦隊。ヤンが出した偽の降伏勧告で無駄に時間を使ってしまいます。
ゼークト「これは!?やはり既に敵が…。」
オペレーター「閣下!敵より通信が入っております。」
ゼークト「何!?読んでみろ!」
オペレーター「は!読みます。『イゼルローン要塞は既に占拠した。大人しく降伏すればよし、さもなくばトールハンマーの威力をその身をもって知るであろう。』以上です。」
ゼークト「…う~ん。…おのれ!全艦停止!」
オーベルシュタイン「閣下!ここはこのまま進むべきです。」
ゼークト「何!?みすみす味方の主砲の餌食になれというのか!」
オーベルシュタイン「いえ、敵の行動はあまりにも不自然です。要塞はまだ落ちていないのではないかと…。」
ゼークト「ならばなぜ!?目前の敵を攻撃していないのか?」
オーベルシュタイン「そうですが、敵が既に要塞を陥落させたのなら密かに待ち受けて我々をひきつけ主砲を使って一気に壊滅を図るのが本当ではありませんか?」
ゼークト「……。」
オーベルシュタイン「見たところ敵は我らの半数にも満たぬ数です。要塞が内部で持ちこたえているうちに攻めれば一息に打ち破れるでしょう。そのうえで…。」
ゼークト「もうよい!要塞主砲の射程外で待機!様子を見る!」
オーベルシュタイン「閣下…!」
ゼークト「卿が言うように敵の艦艇は極めて少ない。だが、あまりに少なすぎる。これまでの例から見て既に2個艦隊以上の大群が中に入り込んでいるに違いない。…となれば、やはり要塞が占拠されていると考えるべきではないか…。」
結果論だけど、このあと玉砕覚悟で突っ込むなら、この時突っ込んどくべきでしたね。そうでないなら待機なんかしないで撤退すべきだったのかも。
このシーンは作り直してないのかな?すったもんだはあったけど、ローゼンリッター3人で中枢コンピュータを取り戻し、イゼルローン要塞の制圧に成功します。
駐留艦隊は無為に時間を潰してしまいます。
ゼークト「トールハンマーの威力を知らぬわけでもあるまい!?」
オーベルシュタイン「敵は、我々がそうしてトールハンマーの影に怯えているのを利用しているのです。」
ゼークト「わしが怯えているというのか!?」
入港表示のマークが出て、13艦隊はイゼルローン要塞に逃げ込みます。
オペレーター「入港表示が出ています。」
ゼークト「何!?」
オペレーター「敵艦数隻が入港していきます。」
ゼークト「…今頃、なんだ!?」
オーベルシュタイン『どうやら、遅かったようだな…』
ゼークト「…やつら逃げ込むのか!よし!この機を逃すな!一気に突入して要塞の懐に飛び込め!」
オーベルシュタイン「閣下…。」
ゼークト「またか!今度は何だ!?」
オーベルシュタイン「これは罠です。突入してはいけません。」
ゼークト「貴様!さっきは突入しろと言ったではないか!?」
オーベルシュタイン「状況は刻一刻と変化するものです。それがおわかりになりませんか…。」
ゼークト「ええい!貴様こそわからんのか!要塞が敵の手に落ちたとなれば我々は生きておめおめ本国には帰れん!どうせならこの機に乱戦に持ち込み、要塞に肉迫する可能性にかけるのだ!」
オーベルシュタイン「しかし、もうはや…。」
ゼークト「ええい!うるさい!下がれ!」
このまま前線を離脱するオーベルシュタイン。次の話への繋ぎですね。一応、ここだけ見ると敵前逃亡じゃないと言い張れないこともないのかな?
なんとか危機を逃れた13艦隊。
フレデリカ「閣下、敵艦隊も突入を始めました。」
ムライ「危ないところでしたなぁ。」
ヤン「まいったなぁ。今更手遅れなのに…。」
ムライ「主砲を使いましょう。このままでは、まだ外にいる味方に損害が出ます。」
ヤン「あまり、使いたくはなかったが…。」
オーベルシュタインは艦を離れて(シャトルっぽかったけど、近場の星系までたどり着けるのかな?)難を逃れますが、トールハンマーの斉射で帝国軍は損害を受けます。
シェーンコップ「提督、これは戦闘と呼べるものじゃありませんな。一方的な虐殺だ!」
ヤン「確かにその通りだ。帝国軍の悪いマネを我々がする必要はない。彼らに改めて降伏を勧告してくれ。降伏が嫌なら逃げるように、追撃はしないと。」
しかし帝国軍からは真逆の反応が。
オペレーター「帝国軍より返答がありました。『汝は武人の心を弁えず、我生きて汚辱を耐える道を知らず。死して名誉を全うする道を知るのみ。この上は、皇帝陛下の恩顧に報い全艦突入して玉砕あるのみ。』」
ヤン「武人の心だって!こんなやつがいるから戦争が絶えないんだ!」
旧版でもここで振り返るのムライだったでしょうか?
最後の砲撃として、相手旗艦を中心に狙い、指揮官を無くした帝国軍は散り散りに撤退していきます。皇帝万歳!と玉砕するゼークト提督。シュトックハウゼンと立場が逆だったら今回の攻略、結果が違ったんですかね。
オーベルシュタイン「下らぬな…。生きていればこそ、復讐戦の機会もあろうに…。」
こうして、同盟軍のイゼルローン要塞攻略は7度目にして成功しました。
ハイネセンに戻ったヤンは、味方に一人も犠牲を出さずにイゼルローン要塞を攻略したとして、奇跡のヤン、魔術師ヤンともてはやされます。
しかし、ここで辞表を提出するも当然受け取ってもらえません。
シトレ「辞表?辞めるというのかね。」
ヤン「はい。」
シトレ「人生を降りるのにはまだ早すぎると思うのだがね。」
ヤン「降りるのではなく、本来の道に戻るのです。私は元々軍人には向いていません。」
シトレ「我軍は用兵家としての君の才幹を必要としている。それにだ…、君の第13艦隊をどうするかね?」
ヤン「13艦隊?」
シトレ「敗残兵と新兵の寄せ集めとか散々に言われた13艦隊だ。君がいなくなったら彼らはどうなる?」
ヤン「あっ…!、あぁ…。」
結局辞表は受け取ってもらえなかったヤン。辞表はシェーンコップが始末します。
シェーンコップ「どうでした?シトレ元帥の反応は?」
ヤン「…。」
シェーンコップ「フッ、フッ、フッ…。そうでしょう…、私も元帥と同意見でしてね。あなたの元なら長生きできそうな気がしますからね。」
この話はここまで。帝国、同盟、フェザーンの状況が変わる契機になる出来事ですが…。
帝国内に自らの陣営を築きつつあるラインハルトの前にあらわれた義眼の男、パウル・フォン・オーベルシュタイン。
冷たく光るそのコンピュータの眼は何を見据えているのか。
次回、銀河英雄伝説 第8話 「冷徹なる義眼」
銀河の歴史がまた1ページ…。
銀河英雄伝説 Blu-ray BOX スタンダードエディション 1 - 堀川亮, 広中雅志, 勝生真沙子, 潘恵子, 森功至, 若本規夫, 塩沢兼人, 富山敬, 郷田ほづみ, 石黒昇
今更DVDのやつのっけてもアレなのでBlu-rayのです。
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第1話「エル・ファシルの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第2話「英雄の新しい仕事」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第3話「英雄たちの横顔」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮1 第4話「過去へのささやかな旅」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第5話「時の女神に愛された男 〜第二次ティアマト会戦記I〜」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第6話「英雄の死 〜第二次ティアマト会戦記II〜」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第7話「喪服と軍服の間」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮2 第8話「収容所惑星」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第9話「捕虜と人質」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第10話「顕微鏡サイズの反乱」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第11話「エコニアの英雄」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮3 第12話「過去からの糸」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第13話「ひとつの旅の終わり」
・銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮4 第14話「出口をさがす旅」
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 白銀の谷 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 叛逆者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 決闘者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 黄金の翼
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 奪還者 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 朝の夢、夜の歌 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第1話「ヴァンフリート星域の会戦」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第2話「三つの赤」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第3話「亡命者たち」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光1 第4話「流血の四月」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第5話「危険な男」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第6話「混戦始末記」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第7話「初夏、風強し」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光2 第8話「伯爵家後継候補」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第9話「パーティーの夜」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第10話「真実は時の娘」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第11話「第六次イゼルローン攻防戦」
・銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光3 第12話「千億の星、ひとつの野心」
・銀河英雄伝説外伝 第三次ティアマト会戦 前編
・銀河英雄伝説外伝 第三次ティアマト会戦 後編
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.I
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.II
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.III
・銀河英雄伝説外伝 汚名 Kap.IV
・銀河英雄伝説外伝 わが征くは星の大海
・銀河英雄伝説外伝 新たなる戦いの序曲
・銀河英雄伝説 第1期 第1話「永遠の夜の中で」
・銀河英雄伝説 第1期 第2話「アスターテ会戦」
・銀河英雄伝説 第1期 第3話「第十三艦隊誕生」
・銀河英雄伝説 第1期 第4話「帝国の残照」
・銀河英雄伝説 第1期 第5話「カストロプ動乱」
・銀河英雄伝説 第1期 第6話「薔薇の騎士」
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第二章
・銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第三章
・ラインの虜囚
・月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
・髑髏城の花嫁 (Victorian Horror Adventures 2)
・水晶宮の死神 (Victorian Horror Adventures 3)
・蘭陵王
・アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
・アルスラーン戦記〈2〉王子二人
・アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌
・アルスラーン戦記〈4〉汗血公路
・アルスラーン戦記〈5〉征馬孤影
・アルスラーン戦記〈6〉風塵乱舞
・アルスラーン戦記〈7〉王都奪還
・アルスラーン戦記〈8〉仮面兵団
・アルスラーン戦記〈9〉旌旗流転
・アルスラーン戦記〈10〉妖雲群行
・アルスラーン戦記読本
・アルスラーン戦記〈11〉魔軍襲来
・アルスラーン戦記〈12〉暗黒神殿
・アルスラーン戦記〈13〉蛇王再臨
・アルスラーン戦記〈14〉天鳴地動
・アルスラーン戦記〈15〉戦旗不倒
・アルスラーン戦記〈16〉天涯無限
・魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 海から何かがやってくる
・薬師寺涼子の怪奇事件簿 白魔のクリスマス
・タイタニア〈1〉疾風篇
・タイタニア〈2〉暴風篇
・タイタニア〈3〉 旋風篇
・タイタニア4<烈風篇>
・タイタニア5 <凄風篇>
・新・水滸後伝 上巻
・新・水滸後伝 下巻
・創竜伝1超能力四兄弟
・創竜伝2摩天楼の四兄弟
・創竜伝3逆襲の四兄弟
・創竜伝4四兄弟脱出行
・創竜伝5蜃気楼都市
・創竜伝6染血の夢
・創竜伝7黄土のドラゴン
・創竜伝8仙境のドラゴン
・創竜伝9妖世紀のドラゴン
・創竜伝10大英帝国最後の日
・創竜伝11銀月王伝奇
・創竜伝12竜王風雲録
・創竜伝13噴火列島
・創竜伝14<月への門>
・創竜伝15 <旅立つ日まで>
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