小説:プロペラオペラ 4

プロペラオペラ 4を読みました。犬村小六さんの新刊になります。

ちょっと今までとは毛色の違う巻になっているでしょうか?よくわからないけど(日之雄的には?)最終決戦前の巻みたいな感じなのかな?

3つのお話に分かれて構成されてる感じの巻になっています。

・一、司令と参謀
 兵士たちのいつもの悪ノリに担ぎ上げられてクロトがイザヤたちに際どいコスチュームを身に着けさせてプロレスをさせるみたいなお話。
 バカ話ですが、最後はちょっとイイ話?的な感じになっています。

・二、美姫と水平
 巻頭カラーでネタバレされてるけど、実は生きて脱出していたリオ。助けてくれた速夫と共に無人島でサバイバル生活を始めるのですが…というお話。
 敵の目をかいくぐって日之雄に戻るつもりだったのですが、島での平穏な生活を楽しむうちに…みたいな感じですね。最終決戦に間に合うのか(間に合ったところで戦力になるのかよくわからないけど。余剰の戦力とかなさそうだし。)

・三、スパイと大統領
 スパイであることがバレたユーリの話の続きですね。敵に捕まってしまい頓挫したかに見えた計画ですが、保身と反カイルという部分がうまくマッチして、手段としては続行みたいな形になって…というお話。
 物語に逆転の芽があるとしたら、このお話が拡がった場合のみですかね。日之雄的には次の戦い負けたら終わりだけど、勝ってもガメリア(カイル?)的には二の矢、三の矢が打てるわけなので。

というわけでお話的にはほとんど進まなかった形に。
リオが生きてたのもそうだけど、少しコメディとシリアスのバランスというか、境界線が微妙な作品ですね。少し今までの作品と比べても振り切ってるというか。

プロペラオペラ (4) (ガガガ文庫 い 2-32) - 犬村 小六, 雫綺 一生
プロペラオペラ (4) (ガガガ文庫 い 2-32) - 犬村 小六, 雫綺 一生

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