小説:竜とそばかすの姫

竜とそばかすの姫 を読みました。7/16に公開される「竜とそばかす姫」の原作小説と帯に書いてあるけど、ノベライズとかではないってことなのかな?ちょっとどうなのかなって感じだったけど。監督の細田守さんの書かれた小説になります。

なんというか色々、良くも悪くも意表をつかれたというか想像してたのと違う方向に話が進んだ感じでした。映画(アニメーション)で観たら結構印象変わるのかなぁ。未来のミライのときも似たような感想書いた気がしたけど。

「U」という仮想空間の世界みたいなのがあって、子供の頃色々あって引っ込み思案な女の子がそこでは歌を歌うことができました。
一方、「U」の中では、暴力を働く竜の姿をしたアカウントが居て……という感じでお話が進んでいきます。

助けられた女の子とか伏線なのかなぁと思ったら全然違かったり、さらっと流れた方のエピソードが実は本筋だったり、最後の解決方法がなんか主人公が動く必要あるのかなとか、読み終わるとチグハグな感じがあったかも。竜の正体も知り合いの男の子なのかと思ったら違かったり。ミスリード狙ったものではなかったのかなぁ。虐待かなぁというのはなんとなく予想はついたのですが。

絵で観たらまた違った印象があるのかもですが、文章で読むと歌の力みたいなものは伝わりにくいというか、なんでそうなるのかがイメージしづらいというのもあったかも。

とりあえず、「U」というのが普通のSNSなのかというイメージで読んでたけど、現実の自分と違うなにかを演じられる世界だったというのが読み違えた部分だったのかなぁ。昔はアバターって色々流行った(でもないか?)時期があったのかもだけど、この先また流行ったりはありそうなんですかね。ゲームとかならありそうだけど、コミュニケーションツール的なものだと流行らなそうかなぁ。
サマーウォーズなんかではSNS的というよりはOS的な感じの話だったかなぁ。あの頃はまだ目新しいさあったのかもだけど、今だとそんなでもないでしょうか。
あとは、Youtubeだけ実名で出てきたけど、なんか提携とかしてるんですかね。地味に大きな役割?を担ってましたが(スルーしてしまいましたが)。

竜とそばかすの姫 (角川文庫) - 細田 守
竜とそばかすの姫 (角川文庫) - 細田 守

サマーウォーズ
サマーウォーズ
角川つばさ文庫版 サマーウォーズ
おおかみこどもの雨と雪
おおかみこどもの雨と雪
おおかみこどもの雨と雪(Blu-ray)
バケモノの子
バケモノの子
未来のミライ

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック