銀河英雄伝説 第2期 第37話「幼帝誘拐」
銀河英雄伝説 第2期 第37話「幼帝誘拐」を見ました。旧OVA版になります。
フェザーン主導による旧門閥貴族派の皇帝誘拐事件のお話になります。キルヒアイスが生きていたら……的なラインハルトの対応もありますが、賽は投げられましたという展開に。
レオポルドに宮廷の様子を説明するランズベルク伯。もともと警備は機械化されておらず、ラインハルトが警備の人手を削減したため更に手薄になっているとのこと。また、ランズベルク伯の祖先が工事を行っていたため宮廷内の秘密通路を知っており、それを使えば侵入も楽になります。
しかし、通路を使うにもその出入り口まで行かなければいけないので、フェザーンに陽動工作を実行させて注意を引きつけるように提案するレオポルド。
帝国が同盟と手を結んでフェザーンと敵対することも可能なのだというラインハルトの脅しを考慮するボルテック。ルパートへの対抗意識もあり、今更幼帝誘拐をパスする手もないので、作戦の決行を決めます。ラインハルトが知らないフェザーンと地球教の関係なども利用するつもりですが、フェザーン回廊の自由航行権も含めて考えが甘すぎですね。
善後策を検討するラインハルトとオーベルシュタイン。皇帝を誘拐させるために警備を弛めるかとのオーベルシュタインの言に、必要ないと応えます。この程度のことも自力で達成出来ない相手と手を組むつもりはないと。更に踏み込んで誘拐が失敗するようなら、その責任を取らせてフェザーンを併合するればよいと。ただ、考慮が抜け落ちている点がありました。
ラインハルト「そうだ、オーベルシュタイン。ケスラーの憲兵隊とは別に、秘密裏にヘボ詩人たちを監視しろ。手を出す必要はないが、フェザーンが計画を変更して口封じをすることもありうる。その時は助けよ。」
オーベルシュタイン「助けておけば何かと役立つこともありましょう。それはよいのですが、皇帝が誘拐されれば宮廷の警備責任者は当然ながら罪を問われることになりますが。」
ラインハルト「モルト中将のことか?」
オーベルシュタイン「彼には命をもって罪を贖ってもらわねばなりますまい。」
ラインハルト「……あの男を死なせるのか。」
オーベルシュタイン「モルト中将は古風な男です。例え閣下がお許しになったとしても、ご厚意に甘んじるのを潔しとしますまい。」
ラインハルト「わかった、仕方あるまい……。その時はモルトに責任を取らせよう。だが、モルト一人にだ。他には及ぼさない。」
オーベルシュタイン「モルトの上司はケスラーですが……。」
ラインハルト「ケスラーは得難い男だし、憲兵総監まで重罪とあっては兵士たちが動揺するだろう。戒告と減俸、その程度で良い。」
オーベルシュタイン「……閣下、お耳汚しながら一つだけ申し上げておきます。一本の木も一個の石も避けずに密林に道を開くことはできませんぞ。」
ラインハルト「その程度のこと私がわきまえてもいないと思っているのか。」
オーベルシュタイン「とおっしゃいますが、時として閣下はごく初歩的なことをお忘れになるように小官には思われます。すべての英雄は敵だけでなく、味方の大量の屍の上にこそ玉座を築いてきたのです。白い手をした王者など存在しませんし、部下たるものもそれは承知しております。時には死を与えることが忠誠に報いる道になることもあるのだとお考え頂きたいものです。」
ラインハルト「では卿も、私のためには自分の血を流すことも厭わぬというのか?」
オーベルシュタイン「必要とあらば。」
ラインハルト「よく覚えておこう。……もう用はない、下がってくれ。」
ラインハルト「……流血の道、か……。」
フェザーンを信用していないレオポルド。寝首をかかれないように、フェザーンを共犯者として逃れられないようにこの件に関わらせようとします。軍や警察施設の爆破を要求しますが、さすがにそれは無理ということで、誘拐後のアジトとして弁務官事務所に逃げ込むことを約束させます。
帰宅したオーベルシュタイン。執事からワインを進められますが、ラインハルトから呼び出しが入るだろうからと断ります。
連絡を入れたシュトライトは、家でくつろいでいるはずのオーベルシュタインが軍服を着たままなので怪訝な表情(となりますが、理由を尋ねたりはしません)。ラインハルトの要件は、幼帝が誘拐された後、その後釜に誰を据えるかというもの。
うっかり、後継者を誰にするか決めていませんでした。オーベルシュタインが調べていた生後8ヶ月の女児が選ばれます。父親が趣味にかまけて借金持ちなので、清算させることに。
ラインハルト「7歳の皇帝が逃げ出し、あとを継ぐのは片言も喋れぬ乳飲み子か。ふっふ……。」
オーベルシュタイン「で?どうなさいます。他の候補者を探すことにいたしますか?」
ラインハルト「よからろう、その赤ん坊に玉座をくれてやろう。子供の玩具としては面白みに欠けるが、そういうおもちゃを持っている子供が宇宙に一人くらいはいてもいいだろう。二人は多すぎるがな。」
オーベルシュタイン「かしこまりました。」
(フェザーンが囮で用意した)共和主義者のアジトを摘発すると報告に来たケスラー。ついでに先日のランズベルク伯たちの対処を確認しようとしますが、オーベルシュタインにそのままで良いと遮られます。何か言いたげなラインハルトでしたが……。
ケスラー「ところで、例のランズベルク伯たちの件ですがご命令どおりに監視を……。」
オーベルシュタイン「その件はそれでよい。」
ケスラー「では、私は憲兵隊の首尾を確かめて参りますので……これで。」
ラインハルト「ケスラー……!」
ケスラー「は?」
ラインハルト「……いや、よい。頼んだぞ。」
潜入に成功する。ランズベルク伯たち。皇帝の元にたどり着き、救出にきたと訴えますが、皇帝は理解できない様子。というかちょっと行動が異常です。仕方なく、文字通り拉致します。
宮廷の侍従たちがことの重大性に気づかず報告を遅らせたことで、まんまと誘拐は成功してしまいました。
レオポルド『とんだ茶番劇だ。』
ケスラーには皇帝を帝都から出すなと命令。ケスラーは裏面の事情に気づいています。
モルトには身辺を整理しておけと命じるラインハルト。何か言いたげなヒルダ。
ラインハルト「フロイライン、何か私に言いたいことがあるようだな。」
ヒルダ「私は先日申し上げたことがあります。フェザーンが工作員を送り込んでくるとしたら目的は恐らく誘拐であり、その対象も特定できると。」
ラインハルト「ああ、覚えている。」
ヒルダ「閣下は姉君のために、山荘の警備を強化なさいました。それは当然のことです。ところが一方で、皇帝の身辺の警護を怠り、見す見す侵入者の手に委ねたのは不思議と申し上げるしかありません。」
ラインハルト「で、フロイラインの結論は?」
ヒルダ「私は思います。ローエングラム公はフェザーンと手をお組みになり、わざと皇帝を誘拐させたのだと。違いますか?」
ラインハルト「違わない。……ただ、今少し正確を期するならやつらと、フェザーンと手を組んだわけではない。やつらを利用するだけだ!」
ヒルダ「フェザーンを手玉に取ろうとお考えなのですか?」
ラインハルト「やつらの方が私を手玉に取ろうとしたのだ!」
ヒルダ「では、自由惑星同盟に対して大規模な軍事行動を起こされるおつもりですのね?」
ラインハルト「そうだ。だがそれは当に定まっていたことで時期が多少早まるというだけのことでしかない。しかも立派な大義名分ができることになる。」
ヒルダ「モルト中将を犠牲になさるのは、その壮大な戦略の一環ですの?」
ラインハルト「……遺族には不自由はさせない。」
リュッケ「モルト中将が自決なさいました。」
ラインハルト「リュッケ!卿に事後処理を任せる。モルトの名誉を損なわぬように。……それと遺族の保護に気を配るように。」
リュッケ「はっ!」
ラインハルト「甚だしい偽善だと言われるかもしれない。だがやらないよりやった方がよいに違いあるまい。罰せられてしかるべき行為ならば、いずれ報いがあるだろう。誰がそれを成すのかは知らんが。上級大将と大将の階級を持つ提督たちを集めてくれ!」
ヒルダ「はい、わかりました。ローエングラム公。」
提督たちに幼帝が誘拐されたことを知らせるラインハルト。しれっと状況を推測してみせるオーベルシュタイン。
ミッターマイヤー「犯人は門閥貴族の残党。目的は残党を糾合して勢力の回復を図ること。これは自明でしょう。」
ワーレン「それにしても、皇帝陛下を誘拐して奉るとは門閥貴族めの組織力、行動力も侮れませんなぁ。首謀者は誰でしょうか?」
ロイエンタール「いずれ判明することだ。犯人が捕まればケスラーが自白させる。捕まらなければ犯人自身が得々として自らの功を誇るだろう。皇帝が自らの手中にあることを公にしなければ、そもそも誘拐の目的が達せられないのだからなぁ。」
ルッツ「その通りだとは思うが、そうなれば自ずとこちらの報復を促すことにもなるだろう。それを覚悟しているのだろうか?」
ビッテンフェルト「覚悟の上でやったのだろうさ。あるいは皇帝を盾にして我々の攻撃をかわすつもりかもしれん。無益なことだがな。」
メックリンガー「そうだなぁ。だが、少なくても当面は我々の追求を逃れる成算があるのだろう。」
レンネンカンプ「その自身の根拠はなんだ?帝国内にある限り我軍の探索や攻撃を回避できるはずがない。」
ファーレンハイト「あるいは辺境に人知れず、根拠地でも築いているのだろうか。」
シュタインメッツ「とすれば、差し詰め第2の自由惑星同盟というところだが。」
オーベルシュタイン「第2のと言わず、自由惑星同盟の存在をこの際考慮に入れるべきだろう。門閥貴族の残党共と共和主義者では水と油に見えるがローエングラム公が覇権を確立するのを妨害するという、ただそれだけの目的のために野合しなとは言い切れんからな。犯人共どもが自由惑星同盟に逃げ込めば確かにそう簡単には攻撃できん。」
ラインハルト「ロイエンタールの言ったように、遠からず皇帝の所在は明らかになろう。今性急に結論を出すのは避けたいが、もし同盟がこの不逞な企てに加担しているとすれば、やつらには必ずその負債を支払わせる。やつらは一時の欲にかられて大局を誤ったと後悔に打ちひしがれることになるだろう。
皇帝不在の間はご病気ということで取り繕う。また国璽は宰相府に保管してあるゆえ、さしあたって国政に支障はない。卿らには私から2つのことのみ要求する。1つは皇帝誘拐の1件を口外せぬこと。今1つはいつでも麾下の艦隊を出動可能な状態にしておき、後日の急に備えること。この2点をだ。他のことは必要があり次第おって指示する。夜も開けぬうちからご苦労であった。解散してよろしい。」
ついでにミッターマイヤー家の朝食に誘われるロイエンタール。
ロイエンタールは気づいているようですが。ミッターマイヤーは裏面の事情には気づかないけど正解にはたどり着きます。
ロイエンタール「犯罪とは……。」
ミッターマイヤー「うん?」
ロイエンタール「必ずそれによって利益を得る人間がいる。」
ミッターマイヤー「うん。」
ロイエンタール「今回のことで一番利益を得るのは果たして誰かな……。」
ミッターマイヤー「遠からず、空前の出兵があるかもしれんな。」
ロイエンタール「ああ、それにしても……。」
ミッターマイヤー「いよいよ正面切って戦うことになるか。あのヤン・ウェンリーと。」
今回はここまで。結局同盟は坂を転げ落ちるように転落していきます。
幼い皇帝を擁した旧帝国貴族たちは、フェザーンの協力を得て自由惑星同盟の中に亡命政権を建てた。
すかさずラインハルトは同盟に対して改めて宣戦を布告する。
次回、銀河英雄伝説 第38話「矢は放たれた」
銀河の歴史が、また1ページ……。
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レオポルドに宮廷の様子を説明するランズベルク伯。もともと警備は機械化されておらず、ラインハルトが警備の人手を削減したため更に手薄になっているとのこと。また、ランズベルク伯の祖先が工事を行っていたため宮廷内の秘密通路を知っており、それを使えば侵入も楽になります。
しかし、通路を使うにもその出入り口まで行かなければいけないので、フェザーンに陽動工作を実行させて注意を引きつけるように提案するレオポルド。
帝国が同盟と手を結んでフェザーンと敵対することも可能なのだというラインハルトの脅しを考慮するボルテック。ルパートへの対抗意識もあり、今更幼帝誘拐をパスする手もないので、作戦の決行を決めます。ラインハルトが知らないフェザーンと地球教の関係なども利用するつもりですが、フェザーン回廊の自由航行権も含めて考えが甘すぎですね。
善後策を検討するラインハルトとオーベルシュタイン。皇帝を誘拐させるために警備を弛めるかとのオーベルシュタインの言に、必要ないと応えます。この程度のことも自力で達成出来ない相手と手を組むつもりはないと。更に踏み込んで誘拐が失敗するようなら、その責任を取らせてフェザーンを併合するればよいと。ただ、考慮が抜け落ちている点がありました。
ラインハルト「そうだ、オーベルシュタイン。ケスラーの憲兵隊とは別に、秘密裏にヘボ詩人たちを監視しろ。手を出す必要はないが、フェザーンが計画を変更して口封じをすることもありうる。その時は助けよ。」
オーベルシュタイン「助けておけば何かと役立つこともありましょう。それはよいのですが、皇帝が誘拐されれば宮廷の警備責任者は当然ながら罪を問われることになりますが。」
ラインハルト「モルト中将のことか?」
オーベルシュタイン「彼には命をもって罪を贖ってもらわねばなりますまい。」
ラインハルト「……あの男を死なせるのか。」
オーベルシュタイン「モルト中将は古風な男です。例え閣下がお許しになったとしても、ご厚意に甘んじるのを潔しとしますまい。」
ラインハルト「わかった、仕方あるまい……。その時はモルトに責任を取らせよう。だが、モルト一人にだ。他には及ぼさない。」
オーベルシュタイン「モルトの上司はケスラーですが……。」
ラインハルト「ケスラーは得難い男だし、憲兵総監まで重罪とあっては兵士たちが動揺するだろう。戒告と減俸、その程度で良い。」
オーベルシュタイン「……閣下、お耳汚しながら一つだけ申し上げておきます。一本の木も一個の石も避けずに密林に道を開くことはできませんぞ。」
ラインハルト「その程度のこと私がわきまえてもいないと思っているのか。」
オーベルシュタイン「とおっしゃいますが、時として閣下はごく初歩的なことをお忘れになるように小官には思われます。すべての英雄は敵だけでなく、味方の大量の屍の上にこそ玉座を築いてきたのです。白い手をした王者など存在しませんし、部下たるものもそれは承知しております。時には死を与えることが忠誠に報いる道になることもあるのだとお考え頂きたいものです。」
ラインハルト「では卿も、私のためには自分の血を流すことも厭わぬというのか?」
オーベルシュタイン「必要とあらば。」
ラインハルト「よく覚えておこう。……もう用はない、下がってくれ。」
ラインハルト「……流血の道、か……。」
フェザーンを信用していないレオポルド。寝首をかかれないように、フェザーンを共犯者として逃れられないようにこの件に関わらせようとします。軍や警察施設の爆破を要求しますが、さすがにそれは無理ということで、誘拐後のアジトとして弁務官事務所に逃げ込むことを約束させます。
帰宅したオーベルシュタイン。執事からワインを進められますが、ラインハルトから呼び出しが入るだろうからと断ります。
連絡を入れたシュトライトは、家でくつろいでいるはずのオーベルシュタインが軍服を着たままなので怪訝な表情(となりますが、理由を尋ねたりはしません)。ラインハルトの要件は、幼帝が誘拐された後、その後釜に誰を据えるかというもの。
うっかり、後継者を誰にするか決めていませんでした。オーベルシュタインが調べていた生後8ヶ月の女児が選ばれます。父親が趣味にかまけて借金持ちなので、清算させることに。
ラインハルト「7歳の皇帝が逃げ出し、あとを継ぐのは片言も喋れぬ乳飲み子か。ふっふ……。」
オーベルシュタイン「で?どうなさいます。他の候補者を探すことにいたしますか?」
ラインハルト「よからろう、その赤ん坊に玉座をくれてやろう。子供の玩具としては面白みに欠けるが、そういうおもちゃを持っている子供が宇宙に一人くらいはいてもいいだろう。二人は多すぎるがな。」
オーベルシュタイン「かしこまりました。」
(フェザーンが囮で用意した)共和主義者のアジトを摘発すると報告に来たケスラー。ついでに先日のランズベルク伯たちの対処を確認しようとしますが、オーベルシュタインにそのままで良いと遮られます。何か言いたげなラインハルトでしたが……。
ケスラー「ところで、例のランズベルク伯たちの件ですがご命令どおりに監視を……。」
オーベルシュタイン「その件はそれでよい。」
ケスラー「では、私は憲兵隊の首尾を確かめて参りますので……これで。」
ラインハルト「ケスラー……!」
ケスラー「は?」
ラインハルト「……いや、よい。頼んだぞ。」
潜入に成功する。ランズベルク伯たち。皇帝の元にたどり着き、救出にきたと訴えますが、皇帝は理解できない様子。というかちょっと行動が異常です。仕方なく、文字通り拉致します。
宮廷の侍従たちがことの重大性に気づかず報告を遅らせたことで、まんまと誘拐は成功してしまいました。
レオポルド『とんだ茶番劇だ。』
ケスラーには皇帝を帝都から出すなと命令。ケスラーは裏面の事情に気づいています。
モルトには身辺を整理しておけと命じるラインハルト。何か言いたげなヒルダ。
ラインハルト「フロイライン、何か私に言いたいことがあるようだな。」
ヒルダ「私は先日申し上げたことがあります。フェザーンが工作員を送り込んでくるとしたら目的は恐らく誘拐であり、その対象も特定できると。」
ラインハルト「ああ、覚えている。」
ヒルダ「閣下は姉君のために、山荘の警備を強化なさいました。それは当然のことです。ところが一方で、皇帝の身辺の警護を怠り、見す見す侵入者の手に委ねたのは不思議と申し上げるしかありません。」
ラインハルト「で、フロイラインの結論は?」
ヒルダ「私は思います。ローエングラム公はフェザーンと手をお組みになり、わざと皇帝を誘拐させたのだと。違いますか?」
ラインハルト「違わない。……ただ、今少し正確を期するならやつらと、フェザーンと手を組んだわけではない。やつらを利用するだけだ!」
ヒルダ「フェザーンを手玉に取ろうとお考えなのですか?」
ラインハルト「やつらの方が私を手玉に取ろうとしたのだ!」
ヒルダ「では、自由惑星同盟に対して大規模な軍事行動を起こされるおつもりですのね?」
ラインハルト「そうだ。だがそれは当に定まっていたことで時期が多少早まるというだけのことでしかない。しかも立派な大義名分ができることになる。」
ヒルダ「モルト中将を犠牲になさるのは、その壮大な戦略の一環ですの?」
ラインハルト「……遺族には不自由はさせない。」
リュッケ「モルト中将が自決なさいました。」
ラインハルト「リュッケ!卿に事後処理を任せる。モルトの名誉を損なわぬように。……それと遺族の保護に気を配るように。」
リュッケ「はっ!」
ラインハルト「甚だしい偽善だと言われるかもしれない。だがやらないよりやった方がよいに違いあるまい。罰せられてしかるべき行為ならば、いずれ報いがあるだろう。誰がそれを成すのかは知らんが。上級大将と大将の階級を持つ提督たちを集めてくれ!」
ヒルダ「はい、わかりました。ローエングラム公。」
提督たちに幼帝が誘拐されたことを知らせるラインハルト。しれっと状況を推測してみせるオーベルシュタイン。
ミッターマイヤー「犯人は門閥貴族の残党。目的は残党を糾合して勢力の回復を図ること。これは自明でしょう。」
ワーレン「それにしても、皇帝陛下を誘拐して奉るとは門閥貴族めの組織力、行動力も侮れませんなぁ。首謀者は誰でしょうか?」
ロイエンタール「いずれ判明することだ。犯人が捕まればケスラーが自白させる。捕まらなければ犯人自身が得々として自らの功を誇るだろう。皇帝が自らの手中にあることを公にしなければ、そもそも誘拐の目的が達せられないのだからなぁ。」
ルッツ「その通りだとは思うが、そうなれば自ずとこちらの報復を促すことにもなるだろう。それを覚悟しているのだろうか?」
ビッテンフェルト「覚悟の上でやったのだろうさ。あるいは皇帝を盾にして我々の攻撃をかわすつもりかもしれん。無益なことだがな。」
メックリンガー「そうだなぁ。だが、少なくても当面は我々の追求を逃れる成算があるのだろう。」
レンネンカンプ「その自身の根拠はなんだ?帝国内にある限り我軍の探索や攻撃を回避できるはずがない。」
ファーレンハイト「あるいは辺境に人知れず、根拠地でも築いているのだろうか。」
シュタインメッツ「とすれば、差し詰め第2の自由惑星同盟というところだが。」
オーベルシュタイン「第2のと言わず、自由惑星同盟の存在をこの際考慮に入れるべきだろう。門閥貴族の残党共と共和主義者では水と油に見えるがローエングラム公が覇権を確立するのを妨害するという、ただそれだけの目的のために野合しなとは言い切れんからな。犯人共どもが自由惑星同盟に逃げ込めば確かにそう簡単には攻撃できん。」
ラインハルト「ロイエンタールの言ったように、遠からず皇帝の所在は明らかになろう。今性急に結論を出すのは避けたいが、もし同盟がこの不逞な企てに加担しているとすれば、やつらには必ずその負債を支払わせる。やつらは一時の欲にかられて大局を誤ったと後悔に打ちひしがれることになるだろう。
皇帝不在の間はご病気ということで取り繕う。また国璽は宰相府に保管してあるゆえ、さしあたって国政に支障はない。卿らには私から2つのことのみ要求する。1つは皇帝誘拐の1件を口外せぬこと。今1つはいつでも麾下の艦隊を出動可能な状態にしておき、後日の急に備えること。この2点をだ。他のことは必要があり次第おって指示する。夜も開けぬうちからご苦労であった。解散してよろしい。」
ついでにミッターマイヤー家の朝食に誘われるロイエンタール。
ロイエンタールは気づいているようですが。ミッターマイヤーは裏面の事情には気づかないけど正解にはたどり着きます。
ロイエンタール「犯罪とは……。」
ミッターマイヤー「うん?」
ロイエンタール「必ずそれによって利益を得る人間がいる。」
ミッターマイヤー「うん。」
ロイエンタール「今回のことで一番利益を得るのは果たして誰かな……。」
ミッターマイヤー「遠からず、空前の出兵があるかもしれんな。」
ロイエンタール「ああ、それにしても……。」
ミッターマイヤー「いよいよ正面切って戦うことになるか。あのヤン・ウェンリーと。」
今回はここまで。結局同盟は坂を転げ落ちるように転落していきます。
幼い皇帝を擁した旧帝国貴族たちは、フェザーンの協力を得て自由惑星同盟の中に亡命政権を建てた。
すかさずラインハルトは同盟に対して改めて宣戦を布告する。
次回、銀河英雄伝説 第38話「矢は放たれた」
銀河の歴史が、また1ページ……。
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