小説:魔弾の王と聖泉の双紋剣 6

魔弾の王と聖泉の双紋剣 6 を読みました。瀬尾つかささんの新刊になります。前もなにかで書いたけど、名前が「さ」で終わる人をさん付けすると字面が悪いですね。

物語の方は、いくつか謎?のままですがアスヴァールでのお話はケリがついているので、短編みたいな形になっています。少し前後下感じなのかな?人物で繋がりがある感じにはなっていますが。

第一話 エリッサ商会
 オルガ以外は今回初めて出てくるオジリナルキャラだったのかな?と思いましたが、後の話でネタバレ来てそういうことだったのかという感じになります。女の人だったんですね。
 商人のエリッサのお話になります。いきなりオリジナルキャラ出てきて、今一お話のメインでもなく終わってしまうし、ちょっと消化不良な感じのお話になっています。エリッサが行商の途中で、成り行きでとある戦姫と謎の弓使いと協力して山賊を退治する話とその後のいくついた街でのエピソードみたいなお話です。
 ライトメリッツのお話ということで最後に少しだけディグルも登場します。出番はほとんどありませんが。
 これが半分くらいのお話ですね。

第二話 最後の円卓の騎士
 隠遁したサーシャのお話になります。ギネヴィアにお願いして余生をとある地方で過ごすことにしたサーシャ。前の内乱の影響でここにも賊が出現していて……みたいなお話。ここでもオリジナルのキャラが出てきますが、こちらは今後に絡む感じでもないのかな?

第三話 ライトメリッツの春
 とある事情で(次の話でオチが出てきますが)ライトメリッツを不在にしているエレンの代わりに、リムが領主代行を努めている間のお話。一話で登場したメリッサがまた出てきます(もともとリムの教え子という設定だったのもあって)。ここで一話のタネ明かしがある感じ。短めのお話です。

エピローグ
 サーシャのお話の後日談になります。

あとがきに代わって瀬尾さんと川口さんの対談が収録されています。
このシリーズ、新規のライトノベルが出しても売れないから続いてるということなんですかね。正直、地図以外に世界の奥行きをそれほど感じない物語だったような気がしますが(最初に出た戦姫)。
リムをヒロインにしたこのシリーズもまだ続くようですがタイトルの双紋剣は亡くなってしまったので、タイトルを変えて続くとのことです。第二部とのことですが短めのシリーズになるとのこと。年内か来年早めにということらしいです。次の凍漣の雪姫が秋(本当?)らしいので一緒には出ないということなんでしょうか。今回登場したメリッサが出てくるようです(彼女の故郷のお話)。


魔弾の王と聖泉の双紋剣 6 (ダッシュエックス文庫) - 瀬尾 つかさ, 川口 士, 白谷 こなか
魔弾の王と聖泉の双紋剣 6 (ダッシュエックス文庫) - 瀬尾 つかさ, 川口 士, 白谷 こなか

魔弾の王と聖泉の双紋剣
魔弾の王と聖泉の双紋剣 2
魔弾の王と聖泉の双紋剣 3
魔弾の王と聖泉の双紋剣 4
魔弾の王と聖泉の双紋剣 5

剣刻の銀乙女
剣刻の銀乙女2
剣刻の銀乙女3
剣刻の銀乙女4
剣刻の銀乙女5
剣刻の銀乙女6
剣刻の銀乙女7

魔弾の王と凍漣の雪姫
魔弾の王と凍漣の雪姫 2
魔弾の王と凍漣の雪姫 3
魔弾の王と凍漣の雪姫 4
魔弾の王と凍漣の雪姫 5
魔弾の王と凍漣の雪姫 6
魔弾の王と凍漣の雪姫 7
魔弾の王と凍漣の雪姫 8
魔弾の王と凍漣の雪姫 9

ヤング・マスハス伝 ―放蕩騎士と小粋な快刀― 魔弾の王外伝

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉2
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉 3
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉4
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉5
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉6
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉7
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉8
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉9
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉10
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉11
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉12
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉(13)
魔弾の王と戦姫(ヴァナディース) (14)
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉15
魔弾の王と戦姫<ヴァナディース>16
魔弾の王と戦姫<ヴァナディース>17
魔弾の王と戦姫<ヴァナディース>18
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉風の運ぶ夢
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉壁小話
魔弾の王と戦姫 片桐雛太画集

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