小説:虚構推理短編集 岩永琴子の出現
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 を読みました。城平京さんの小説になります。
多分、MXでアニメの再放送?してたころ無印の巻を購入したのですが、残りの巻はアマゾンで売り切れになってました。
比較的最近出た新刊のときに検索したら、品切れじゃなくなってたので購入しました。会社の行き帰りしか本読んでなかったのでリモートワークになって積んでました。そのうち12月の新刊出ちゃいますね。
短編集になになります。大体、人間の起こした事件があって、怪異がそれを観ていて琴子に相談しにきて……みたいな流れになっています。
・第一話 ヌシは大蛇を聞いていた
ある殺人事件の遺体が沼に捨てられてすぐに発見されたのですが、沼のヌシがなんで犯人が死体を沼に捨てたのか納得させるために琴子が知恵を絞るみたいな話になっています。色々突っ込まれつつ琴子が有り得そうな理由をでっち上げていきいます。
・第二話 うなぎ屋の幸運日
ある男が友人とうなぎを食べに来ていて、そこに場違いな琴子が食べに来たことを切っ掛けに、男の亡くなった奥さんの話になるのですが……というお話。これはオチ、意表をつかれました。話の中の冗談みたいな話かと思ったので。
・第三話 電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを
ドラマの舞台になって有名になった田舎で、不思議な人形が漁場を荒らすようになって地元の老婆のところに居着いた化け猫が琴子のところに相談をよこして……というお話。遊びに来ていた大学生のグループに交通事故で孫を殺されてしまったお爺さんがいて、そのお爺さんが作った人形が原因ではないかと村では噂していたのですがという感じで進んでいきます。
ちょっとワンフェイント入れられた感じだったかも。最後も一捻りという感じですね。
・第四話 ギロチン三四郎
ある男性が人を殺してしまい、持っていた未使用のギロチンを試したくて遺体を切断するという事件が起きますが。何やらギロチンに関係あるらしい女性のもとに、琴子と九郎が現れるのですが……というお話。この話もちょっと理由が意表をつかれました。直接この事件に関わりがあったのかなぁと思って。
・第五話 うどんの自販機
たぬきのモノノ怪が、うどんの自販機でうまいうどんを出していたのですが、とある事件の犯人がその自販機を利用したことで、犯行時間にアリバイが出来てしまう自体になり(本人は自供してるので大勢に影響はないのですが)、そこを気にかける捜査員が一人いるために、頼まれて琴子が煙に巻くための推理を披露するみたいな話になっています。
面白かったです。続刊も短編集なんですかね。
なんかまたアニメでやるらしいですが、通して一本の話とかじゃないのかなぁ。

虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ) - 城平京, 片瀬茶柴
・虚構推理
多分、MXでアニメの再放送?してたころ無印の巻を購入したのですが、残りの巻はアマゾンで売り切れになってました。
比較的最近出た新刊のときに検索したら、品切れじゃなくなってたので購入しました。会社の行き帰りしか本読んでなかったのでリモートワークになって積んでました。そのうち12月の新刊出ちゃいますね。
短編集になになります。大体、人間の起こした事件があって、怪異がそれを観ていて琴子に相談しにきて……みたいな流れになっています。
・第一話 ヌシは大蛇を聞いていた
ある殺人事件の遺体が沼に捨てられてすぐに発見されたのですが、沼のヌシがなんで犯人が死体を沼に捨てたのか納得させるために琴子が知恵を絞るみたいな話になっています。色々突っ込まれつつ琴子が有り得そうな理由をでっち上げていきいます。
・第二話 うなぎ屋の幸運日
ある男が友人とうなぎを食べに来ていて、そこに場違いな琴子が食べに来たことを切っ掛けに、男の亡くなった奥さんの話になるのですが……というお話。これはオチ、意表をつかれました。話の中の冗談みたいな話かと思ったので。
・第三話 電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを
ドラマの舞台になって有名になった田舎で、不思議な人形が漁場を荒らすようになって地元の老婆のところに居着いた化け猫が琴子のところに相談をよこして……というお話。遊びに来ていた大学生のグループに交通事故で孫を殺されてしまったお爺さんがいて、そのお爺さんが作った人形が原因ではないかと村では噂していたのですがという感じで進んでいきます。
ちょっとワンフェイント入れられた感じだったかも。最後も一捻りという感じですね。
・第四話 ギロチン三四郎
ある男性が人を殺してしまい、持っていた未使用のギロチンを試したくて遺体を切断するという事件が起きますが。何やらギロチンに関係あるらしい女性のもとに、琴子と九郎が現れるのですが……というお話。この話もちょっと理由が意表をつかれました。直接この事件に関わりがあったのかなぁと思って。
・第五話 うどんの自販機
たぬきのモノノ怪が、うどんの自販機でうまいうどんを出していたのですが、とある事件の犯人がその自販機を利用したことで、犯行時間にアリバイが出来てしまう自体になり(本人は自供してるので大勢に影響はないのですが)、そこを気にかける捜査員が一人いるために、頼まれて琴子が煙に巻くための推理を披露するみたいな話になっています。
面白かったです。続刊も短編集なんですかね。
なんかまたアニメでやるらしいですが、通して一本の話とかじゃないのかなぁ。

虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ) - 城平京, 片瀬茶柴
・虚構推理
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