小説:鹿の王 1
鹿の王 1 を読みました。上橋菜穂子さんの小説になります。
映画見て気になったので原作を読んでみました。
映画が結構テンポよく進んだのであまり気になりませんでしたが、あれは時間経過的にはどのくらいのお話になってたんですかね。ヴァンとユナがトマの集落である程度の期間過ごしたのはわかるのですが。
映画版に比べるといくらかスピード感はなくてゆったり進む感じはあるでしょうか?
戦争に負けて奴隷になっていた主人公のヴァンが、岩塩の採掘場で強制労働をさせられていたのですが、ある日そこに黒犬の群れが現れてみんな噛まれたことによる疫病で亡くなってしまいます。
何故か生き残ったヴァンと幼子のユナは採掘場から脱出。途中で怪我をして困っていたトマと出会って助けることになり、更に飛鹿の飼育に困っていたトマを助ける形でトマの集落に落ち着くことに。
それとは別に疫病の調査をしているホッサルという医者がいて、疫病を生き残ったらしいヴァンの痕跡を追う物語が並行で進む感じ。
面白かったです。映画ではそこはあまり描かれてなかった感じだけど、結構いろいろな勢力(という感じでもないけど)が出てくる感じになっています。東乎瑠とアカファ、ヴァンたち、ホッサルたちのオタワル、トマとかの少数民族、跡追いの狩人たちとか。
今のところは、ホッサルたちのお話よりはヴァンたちのお話の方が面白い感じですね。
トマたちが飛鹿を育てるようになった経緯とか(色々な思惑があって育て方を教えてもらってないとか)、恐らくそれはそう遠くない将来上手く行かなさそうみたいな話のあたりが面白かったです。物語的にはそこまで行かないのかもですが。
一応、1巻の中ではサエの追っての手は途切れた感じになってるところが映画と大きく違うところですかね。そのままということはなさそうではありますが。あと映画の中だと比較的近年にも疫病が流行ってた(前の戦争のときに)って辺りとかも。
犬の人たちがまだ出てきてないけど、アカファと繋がってなかったりするのかなぁ。
鹿の王 1 (角川文庫) - 上橋 菜穂子
・精霊の守り人
・鹿の王 ユナと約束の旅
映画見て気になったので原作を読んでみました。
映画が結構テンポよく進んだのであまり気になりませんでしたが、あれは時間経過的にはどのくらいのお話になってたんですかね。ヴァンとユナがトマの集落である程度の期間過ごしたのはわかるのですが。
映画版に比べるといくらかスピード感はなくてゆったり進む感じはあるでしょうか?
戦争に負けて奴隷になっていた主人公のヴァンが、岩塩の採掘場で強制労働をさせられていたのですが、ある日そこに黒犬の群れが現れてみんな噛まれたことによる疫病で亡くなってしまいます。
何故か生き残ったヴァンと幼子のユナは採掘場から脱出。途中で怪我をして困っていたトマと出会って助けることになり、更に飛鹿の飼育に困っていたトマを助ける形でトマの集落に落ち着くことに。
それとは別に疫病の調査をしているホッサルという医者がいて、疫病を生き残ったらしいヴァンの痕跡を追う物語が並行で進む感じ。
面白かったです。映画ではそこはあまり描かれてなかった感じだけど、結構いろいろな勢力(という感じでもないけど)が出てくる感じになっています。東乎瑠とアカファ、ヴァンたち、ホッサルたちのオタワル、トマとかの少数民族、跡追いの狩人たちとか。
今のところは、ホッサルたちのお話よりはヴァンたちのお話の方が面白い感じですね。
トマたちが飛鹿を育てるようになった経緯とか(色々な思惑があって育て方を教えてもらってないとか)、恐らくそれはそう遠くない将来上手く行かなさそうみたいな話のあたりが面白かったです。物語的にはそこまで行かないのかもですが。
一応、1巻の中ではサエの追っての手は途切れた感じになってるところが映画と大きく違うところですかね。そのままということはなさそうではありますが。あと映画の中だと比較的近年にも疫病が流行ってた(前の戦争のときに)って辺りとかも。
犬の人たちがまだ出てきてないけど、アカファと繋がってなかったりするのかなぁ。
鹿の王 1 (角川文庫) - 上橋 菜穂子
・精霊の守り人
・鹿の王 ユナと約束の旅
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