小説：ふれる。: あああ

2024年10月04日

小説：ふれる。

ふれる。を読みました。映画「ふれる。」の公式ノベライズになります。額賀澪さんという方がかかれています。角川ではかかれてない方なのか、関連書籍のところは空の青さを知る人よとかあの花の小説しか載ってないですね。

特に説明ないので、はじめ誰だどれなのかと思ったけど、表紙の3人は、左の青い服が服飾の学校行ってる優太、真ん中が主人公の秋、右が不動産屋に勤めてる諒なのかな？

島育ちの幼なじみの3人は、ふれるという謎の動物によって口に出さなくてもお互いの気持ちがわかるようになって仲良くなりました。
諒が東京で不動産屋に就職するのを機に、3人で一緒に上京して一つ部屋で暮らすことになったのですが……というお話。
ちょっとしたきっかけがあって、そこに二人の女の子が同居することになって、お話が進んでいきます。

序盤から中盤にかけてはテンポよく進んで、ああ、あれがここに繋がるんだぁ（二人が引っ越してくるのに全然別の裏があるのかと思ってた）という感じでしたが、最後はそんなに大きな展開もなく終わってしまったぁという感じ。

映像にしたらまた違うのかもしれないけど、逆に小説だからわかりやすかった部分が映像だと強引な展開に見えてしまいそうかなぁというのはあるかも。

3人の友情物語としてくくると、終盤のちょっとだけという感じもするし、ふれるの存在と3人の話がちょっと焦点ぼやけてくる感じはあったかも。

TOHOシネマズ柏でもみれるみたいなので見てこようと思います。